ブレイブソード×ブレイズソウル 〜 傷だらけの魔王〜
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第一部
九章
戦いの果て
シドウは、エクスカリバーを構える
シドウ「エクスカリバー・・・ブレイズドライブを撃つ・・・準備は良いか」
エクスカリバー「分かりました。マスター」
その後の事だった、エクスカリバーの刀身が青白く輝き
だした
━━━━貴方達に私から死を送ります。さー消え去りなさい「ブレイズドライブ」貴方達に安らかな死を━━━━
エクスカリバーから放たれた閃光がシュウ達に襲いかかる
シュウ「これ、やばいよね・・・」
秋水「バカ主何してんのよ、私達もブレイズドライブ撃つわよ」
シュウはその言葉に頷く
そして、秋水から青い炎と黙示録の笛の模様が浮び上がった
━━━━私のすべてを見せてあげる、最後に私の本来の姿を見れることに感謝なさい「ブレイズドライブ」
彼女達が放ったブレイズドライブがぶつかり合った衝撃でシュウ達の周りにある建造物はすべて吹き飛んだ
ロルリアンレット「私の図書館・・・あの魔剣使い・・・」
その時だった、彼女達が放ったブレイズドライブが「キィィィィィィン」と音をたていきなり消滅した。
シドウ「な、何故だ?」
シドウとシュウはブレイズドライブが消滅した事に驚きを隠せなかった
シュウ「ハァ・・・ハァ・・・ブレイズドライブが消えた?」
秋水とエクスカリバーのブレイズドライブは互いの膨大過ぎる魔力がぶつかりあったせいで相殺したようだ
シドウ「・・・魔力切れか・・・チィ」
シドウはエクスカリバーをアンロックし、シュウの元に近ずいた
シドウ「魔剣使い・・・今回はこの場から撤退するが、次にあった時は・・・」
シュウ「次にアンタに会った時は絶対に・・・」
シュウ&シドウ「殺す」
シドウはEDEN勇者達にこう言い放った
シドウ「・・・EDEN勇者達よ・・・この場から撤退する」
EDEN勇者達はざわついた
シドウ「これ以上、勇者達を傷つける理由にはいかん」
その言葉を聞いたEDEN勇者達は半壊したロルリアンレット世界図書館より撤退していった
シュウ「やっと・・・終わっ・・・秋水・・・アンロック・・・」
秋水「バカ主」
倒れ込んだシュウを秋水が抱きしめる
メア「マスター、ねぇマスター大丈夫だよね」
心配する、メアの頭を秋水が撫でる
秋水「メア大丈夫だよ、だって私と達の主だもの」
メア「マスターだもんね、私レヴァちゃんの様子見てくるね」
メアはレヴァの様子を見に行った
秋水「アンタも無茶しすぎなのよ・・・バカ」
秋水は倒れ込んだシュウに膝枕をした
秋水「お疲れ様・・・バカ主」
━━━━━━━━━━━時計塔━━━━━━━━━
???「へー、アレが例の魔剣使いね・・・面白そうな子じゃない・・・貴女達もそう思わない・・・天月ちゃん、琥珀ちゃん」
少女の側にいる2人の魔剣少女が頷く
天月「カッカッカッ、面白そうな奴らじゃ」
琥珀「姉様がこんなに楽しそうな顔をしたのは久しぶりです」
???「ねぇ、天月ちゃんあの娘と闘いたくない?」
少女が指を指した先にいたのは秋水だった
天月「あんなもの見せられては血が滾るに決まっておろう」
???「じゃ、天月ちゃん行こっか、琥珀ちゃんお留守番お願いねー」
琥珀「分かりました。主様」
少女は天月と共に時計塔から飛び降りた
続く
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