マクロスフロンティア【YATAGARASU of the learning wing】

レイヴン小隊のメンバーの名前には全て鴉を表す言葉が入っています。 

烏羽(からすば) 翼(つばさ)
19歳
S.M.Sレイヴン小隊所属
コールサイン：レイヴン2
階級：中尉
搭乗機：VF-25E/ad ストライクパック装備

S.M.S所属のバルキリー乗りで『愚連隊』と渾名されるレイヴン小隊のNo.2。ミハエルやアルトの二年先輩にあたり、S.M.Sの十代メンバーの纏め役的なポジションにいる。持ち前の観察眼とクソ度胸を活かし、相手の懐に入り込み必中の間合いで必殺の一撃を叩き込む戦法を得意とする。親、子、孫の三代バルキリー乗りで祖父のVF-1から始まり、三代でVF-25までのほぼ全てのVFに搭乗経験がある。母は物心付く前に病死し、翼が9歳の時、バジュラによるガリア4襲撃の際に父親を目の前で亡くした。その後、亡き父の知り合いを頼りにフロンティア船団に移住してきた。前年に美星学園を卒業しS.M.Sに正式入隊した。乗機は強襲用に調整されたVF-25E型の改修機。



美星(みほし) 奏(かなで)
19歳
歌手（駆け出し）

デビューしたばかりの駆け出し歌手。美星学園の理事長の娘。翼とはその時に知り合う。勝ち気な性格とは対照的に歌はしっとりと、何かを語り掛けるようなバラード調のものが得意。S.M.Sの広報も務めていてフロンティア船団内ではある程度の知名度がある。翼とは恋人同士。



アリーナ・ヴァローナ
28歳
S.M.Sレイヴン小隊所属
コールサイン：レイヴン1
階級：少佐
搭乗機：VF-25S/ad アーマードパック装備

スカル小隊と並ぶ実力を持ち、VF-25/adの試験運用を任される程でありながらも、所属する隊員が例外なく問題児ばかりであるために『愚連隊』と渾名される部隊、レイヴン小隊の隊長。親を亡くした翼を引き取った人物でもある。姉御肌で気性が荒く、レイヴン小隊を率いて戦闘する姿は正に愚連隊のヘッド。だが、その技量と指揮能力は確かであり、部隊員からの信頼も厚い。



ルナ・アンジェローニ
19歳
L.A.I技術者→S.M.Sに出向
階級：中尉待遇

L.A.Iの社長令嬢でルカの姉。VF-25/advanced typeのプロジェクトの主任であり、同機を運用するレイヴン小隊をサポートする。上品なお嬢様だが高い技術力を持ち、レイヴン小隊メンバーの無茶な仕様要求をきっちりこなしてみせる。



フィーナ・コルネイユ
16歳
S.M.Sレイヴン小隊所属
コールサイン：レイヴン3
階級：準尉
搭乗機：VF-25F/ad スーパーパック装備

レイヴン小隊に所属するゼントラーディ……だった少女。遺伝子の適合が完全ではなく、マイクローン化したものの戻れなくなってしまった。元々VFに興味があったようでマイクローンになってしまったのも余り気にしていない。翼のスパルタ教育をテンションだけで乗り越えた逸材。



クレイ・クレーエ
19歳
S.M.Sレイヴン小隊所属
コールサイン：レイヴン4
階級：少尉
搭乗機：VF-25C/ad シューターパック装備

レイヴン小隊のメンバーで翼の悪友にしてライバル。敵陣に斬り込み、火力と速力に物を言わせて引っ掻き回す翼とは逆に、ロングレンジからの大火力による掃射殲滅を得意とする。チームのムードメーカーであり頼れるバックスでもある。







メカニック

VF-25/advanced type

エース用に改修されたVF-25で、各型ごとに存在する。表記が長いためVF-25/adと略す。通常のVF-25との違いは、
・エンジンの出力強化
・ペイロードの向上
・アビオニクスの充実
・反応の向上
等が上げられる。通常のVF-25とのパーツ共有率は70％程。コストは二割増といったところ。愛称(ペットネーム)は“アドバンスメサイア”。



ストライクパック

VF-25用のオプションパック。対艦・対大型目標用の攻撃力、速力向上を目的としたパック。ルナ曰く『アーマードとトルネードを足して2で割ってから1足した様なパック。』らしい。

構成パーツ
・大推力スラスター×4
・高機動補助スラスター×10
・六連装ミサイルポッド×8
・旋回式連装ビーム砲
・L.A.I試製レールカノン
・追加装甲一式

旋回性能はやや落ちるが火力と直線速度、加速力はVF-25シリーズの中でもトップクラス。特に直線での加速は、瞬間的に35Gという馬鹿げた加速性能も出せる。バトロイド形態ではガンポッドの代わりにレールカノンを装備する。計四門の砲撃はグァンタナモ級宇宙空母すら撃沈する。殲滅力と打撃力を兼ね備えた傑作。総合性能はトルネードパックに匹敵する。



シューターパック

オプションパックの一つ。VFにVB並みの火力と殲滅力を持たせることを目標に、アーマードパックを発展させる形で開発された。高出力ビーム砲四門とロングバレル・ガトリング、多数のミサイルポッドで構成される。その圧倒的エネルギー消費故にパック自体にも反応炉を追加装備している。その為機動力は大幅に落ちる。（それでもVF-171よりは上）