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提督していない提督による騒がしい日常

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横須賀編、本井の扱いと横須賀の面汚し

 
前書き
おはこんばんちわ
クリスマスぎりぎりの投稿です
できたらクリスマス編出したいですけど
24日の7時までにでてなかったらないと思ってください
お正月編も出します、こっちは絶対に 

 
本井の病室爆破の犯人は捕まらず(宮本筆頭)、結局は俺が強制的に未解決事件とした
そして俺達は今、本井の病室に集まっている
宮本の吹雪が本井に向かい、こう言った
「本井さんなら大丈夫ですよね〜」
本井とは違う鎮守府のハズなのだがエラい扱いである
そこに宮本と加賀が言葉を繋げる
「他人事みたいだね、吹雪の言い方は」
「あいつは昔からああなっても大丈夫よ」
俺は、そんな風景につい笑みがこぼしながらこう言った
「コイツ部下にも酷く言われてるけど、メンタル的に大丈夫だろうから安心して言えるし」
え?フォローになってないって?
してねぇしな...する気ねぇし
すると本井が助けを求めるような声で
「えっ、何これ俺に対するいじめなのこれ、俺被害者なんだけど、しかもまだ病室ボロボロだし」
それに対し宮本と加賀が絶妙に息を合わせ
「「この部屋に居たお前が悪いだよ(のよ)」」
なんだ、こいつら喧嘩らしきことばっかしてっけど仲いいじゃねぇか、結婚しろよ
内心そんなツッコミを入れているといつの間にか話が進んでいて
今はなぜか宮本が本井に階級勲章を見せていた
あぁ、日々の疲れ(執務していない)から宮本の鼻が伸びてるように見えるよ...
そしてなおさら話が進み、演習をすることになっていた
あれ?こいつら完全にここに来た理由忘れてねぇか?
「久保さん、演習場を貸して貰えませんか?」
「まぁ、いいけど...矢矧」
なぜかすぐ近くにいた仕事モードの矢矧に声をかけた
「何でしょうか、提督」
「空いている演習場の確保をしてくれ」
「勿論、すぐに手配します」
すると吹雪に
「そういえば飛龍さんはどこですか?」
と聞かれた
それを俺の代わりに矢矧が答えた
「飛龍は今、提督の仕事を変わっているから今はいないよ」
「久保提督、執務をしなくて大丈夫ですか?」
するとまたしても矢矧が答える
「働いたら負けだと思っているから提督は例外がない限り何してもいかないぞ」
私のセリフは取らないで欲しいかな...
本井並に空気と化した俺だった
「久保提督が例外で執務するんですか?」
酷い言い草だなぁ...すこしくらいはするぞぉ...多分
艦娘関連のやつは全部二航戦のお2人に任せてるしなぁ
設備が異常発達したのも飛龍が面白半分で許可をだしたのが発端だったしね
「401や飛龍に励まされたら時くらいじゃないか?」
あの2人も蒼龍も呆れて何も言わなくなっちった
飛龍には引きずって連れてかれるしな
結構痛いんだぜ?あれ
「それでも8割仕事してないけどな」
書類のほとんどが艦娘関連の書類なのですることは少ない
艦娘のプライベートは覗かない主義なのだ
どっかの青い葉のせいで俺のプライベートはダダ漏れだけどな
「それより矢矧、早く演習場を押さえてくれ」
「承知した、では失礼する」
数分後、矢矧が演習場を押さえ、それを2人の提督に伝えた
まじで演習するのかい...
2人と2つの艦隊が出ていった後、俺は執務室に戻った
そうしてどうしてなったかは知らないが演習をした2つの艦隊
前半はちゃんと演習になっていたが
後半に差し掛かったところで宮本のとこの金剛が撃った弾が本井にヒットした
思わずその光景を見た俺と執務の休憩がてら見ていた飛龍と2人、笑いを堪えきれず盛大に吹き出して笑っていた
それがなぜか上に渡り、宮本と吹雪(+加賀)が1日に2度呼び出されるというよくわからないことになっていた
その行く途中に呼び出したやつの名前と非行を宮本に聞かされた俺は1人で調べはじめた
ちなみにあくまで演習とはいえ傷は傷、先ほどの演習でダメージを受けた艦娘はうちのバカでかいドックに入ってもらった
俺は宮本に聞いた前足というやつのことを様々な手を使い、調べてみた
「うはぁ...調べるとよく出てくるもんだなぁ...」
憲兵達に聞いてみたりとしたが色んなもんが出てきた
かなりの馬鹿野郎だった様だ
「命名するなら横須賀の面汚し、っと言ったところか...」
事情がわかったところだし、行きますか
うーむ、軽く戦闘になるだろうな、相手は人間だし...
すこし考えた結果、結局401、飛龍、あと親だからという理由でiowaを連れていくことにした
すこし歩くと宮本のいる場所に着いた
「めんどくさ...戦闘は任せるよ」
そう3人に言い、中へと入っていった
中に入るとすでに結構な数が壁に叩きつけられていた
誰がやったかは知ったこっちゃないが入ったからには声をかけた
「おーい宮本、事情がわかったから手を貸すよ」
その後連れてきた3人がそれぞれ言葉を連ねる
まあ、俺は見るだけなんだけどな
401が魚雷を振り回したりしているが飛龍は遊び半分のようだ
飛龍は自分自身に声をかけている
「飛龍、まずはCQCの基本を思い出して」
ボ、ボスっ!?なぜボスがここに!?
なんていわねぇぞ?
各自が戦闘不能にしていってる中、俺は1人でスマホを弄っていた
「ほおー、このゲーム新作でるんだ、買うかな...」
最新情報を見ているとリンチ的な感じになっていた戦闘が終わっていた
「さて、先に引き上げるか、飛龍、401お疲れ、こいつらは置いといて先に帰ろうか」
「そうだね、別に最後までいる必要は無さそうだし」
「かえろー、疲れたー」
完全に遊んでいてピンピンしている飛龍とすこし疲れ気味の401を連れ、外へ出ていった
外で少し待っていると事を済ませた宮本達がでてきて、車を呼んだ
ちょうど時間だから帰るとの事だ
宮本達に礼を言われ、吹雪が
「皆さん、さようなら」
と言い、手を振り始めた
するとiowaがそれに応えるように
「今度は私達がそっちに行くわね」
と言った
iowa達は宮本達が見えなくなるまで手を振り続けた
3人を連れ、鎮守府へと戻っているとiowaに相談とは言えない相談をされた
「私ね、佐世保に行くことにしたわ」
「ん?唐突だな、そんなすぐには出せねぇぞ?」
iowaは大丈夫と言い、懐から1切れの紙を取り出した
「もうお父さんに許可貰ったから」
「実際は?」
「随分前に貰ってました」
ちょっと手を回すのが早すぎるよなぁ
「わかった、でもいくならそれなりの装備をもってって貰っていいか?」
「いいけど...どうして?」
俺は自分でも分かるような暗い顔をして
「8年前と同じ目にはさせたくないんだよ、どこの鎮守府にも」
8年前、ここにあったとある悲劇を...
するとiowaは覚悟を決めた顔をして
「佐世保に行くなら向こうは私が守るってことね、わかった」
そして俺はこの雰囲気をぶち壊す様な笑顔で頼むよ、と言った
やがて鎮守府へと着き、中へ入ると普段と何も変わらぬ賑やかな光景が広がっていた
俺はこれを守る為だけにこの鎮守府のシステムを変えたんだっけ
主力以外も、いつでも前線に出れるように
鎮守府に留まる者も前線部隊と同じくらいに練度はある
うちの鎮守府の自由システムにはこういう面もあったのだ
未然に防ぐ事ができるならそれをして安全に過ごしたい、だけどそれは無理な話で
いざという時、戦力がいない
そんなことにならないために力を入れてきた
「さて、残りの時間でちゃっちゃと済ませっか」
そう言い、俺は執務室に入ると蒼龍が待っていてくれた
「あ、提督と飛龍ちゃんおかえり」
「「ただいま」」
「早速で悪いんだが蒼龍」
聞こうとしたのだが蒼龍自身もわかっていたようで執務をすこしやってくれていたようだ
「すこしやっといたけど結構疲れるねこれ」
俺はその答えに笑いをこぼした
「じゃあ、ちゃっちゃとやって...っていねぇ!?飛龍逃げたな!?」
「飛龍ちゃんってば逃げるのは本当に上手いなぁ」
「感心すんなよ」
俺と蒼龍はやり忘れていた執務を終わらせ、俺の自室に戻ると飛龍がゲームをしながら待っていた
「〜♪ ( ゚д゚)ハッ!」
「おいコラ逃げんじゃねぇ」
逃げようとした飛龍の袖を掴みこちらに引き寄せた
みっちりと叱った後、夕飯を作っていつもよりゆっくりと食べた
俺は2人より先に寝る準備を済ませたため布団を3枚敷くことに成功したが
朝起きたら布団が1枚しまわれていて、隣に飛龍が居たため、寝てる間にしまわれたようだ
飛龍と蒼龍を起こさぬよう、ゆっくりと準備を済ませ、忌々しい朝の執務室へ向かって行った
尚、この日の飛龍の分の執務は1.5倍されていた 
 

 
後書き
はい、うちの鎮守府白の秘密と過去の伏線です
過去編は少したったらだします、過去編が終わったら提督のトラウマ、その次に今後の鎮守府の方針の順番で作っていきます
宮本の行動によっては提督同士が対立するかもです 
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