NEW GAME! 私の上司は刑事みたいな人です
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第2話 飲み会は大変
ー青葉ー
私の名前は涼風青葉。
ゲーム会社イーグルジャンプに働いて一週間が経ちました。
「よし!今日も頑張るぞー!!」
私はそう言ってイーグルジャンプの扉のカードキーにカードをスキャンした。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
中に入るとクラシックの曲が流れていた。
「あっ!右京さんおはようございます」
私は右京さんにそう言った。
「おはようございます」
右京さんは片手にティーカップを持ちながら言った。
「右京さんこの曲何ですか?」
私は右京さんに聞いた。
「バッハのマタイ受難曲ですよ」
右京さんはそう言ってミルクティーを飲んでいた。
「何かすごい感じの曲ですね」
「そうですね」
右京さんは曲を聞きながら本を読んでいた。
~午前10時00分~
私は参考書を読んでいた。
「あっ!休憩の時間だ!」
そうわたしは言った。
「右京さん!昨日のチェスの続きをしましょうよ!」
はじめさんはそう右京さんに言った。
「別に構いませんよ」
右京さんはそう言ってチェスの台と駒を出した。
「よおっし!」
はじめさんは先行を取った。
~五分後~
はじめさんは頭から湯気を出していた。
「作戦があますぎですよ」
右京さんはそう言って紅茶を飲んでいた。
「それにしてもチェスって難しそうですね」
私はそう言った。
「確かに難しいけど慣れたから簡単だよ」
はじめさんはそう言った。
「やってみますか?」
右京さんは紅茶を飲みながら言った。
「はい!」
~10分後~
大体のやり方がわかった私は右京さんに挑んだ。
「降参です!」
でも右京さんには勝てなかった。
「少しずつ慣れていけば上手くなりますよ」
右京さんそう言って紅茶を飲んでいた。
ーーーーー
「あれ?右京さんどこに行くんですか?」
そう八神さんは右京さんに聞いた。
「お昼ですから何かそばでも食べに行こうかと」
そう右京さんは言った。
「あっ!私も付いていっていいですか?」
私は右京さんに聞いた。
「別に構いませんよ」
右京さんはそう言った。
~そば屋・川風~
右京さんはそば屋に着てメニューを見ていた。
「右京さんは何を食べるんですか?」
私は右京さんに聞いた。
「僕はざるそばにしましょう」
そう右京さんは言った。
「私は天ぷらそばにします」
私はそう言って注文した。
ーーーーー
お昼を済ませて私と右京さんは歩いて会社に戻っていた。
「今日は確か君の歓迎会がありますから仕事は早く終わりますね」
右京さんはそう言って歩いていた。
ーーーーー
私は右京さんの姿を見ていた。
右京さんは最初から最後まで脚本を読んでいた。
「これで完成ですね」
右京さんはそう言って脚本を持って行った。
どこへかはわからないけど。
~19時00分~
私は仕事を終えて八神さんたちと歓迎会の場所に向かった。
~肉鍋屋~
私は右京さんの隣に座り右京さんは目を閉じて数秒して目を開けた。
「それでは!今から涼風青葉さんの歓迎会を始めます!」
そう遠山さんは言った。
「よっしゃあ!食うぜ!」
八神さんはお肉を箸で取っていった。
「ああ!そんなに肉を取らないでくださいよ!」
はじめさんはそう八神さんに言った。
「右京さんは食べないんですか?」
ゆんさんは右京さんに聞いた。
「僕はゆっくりと食べます」
そう右京さんは言った。
右京さんはいつもみたいにのんびりと食べていた。
「青葉!これ食べてみな!」
八神さんはそう言って私に何かを食べさせた。
「えっ?なんですか?」
私はそう言った。
「ほらほら!」
そう言って八神さんは私にそれを食べさせた。
そして徐々に辛くなった。
「なにこれ!辛い!」
そう私は言った。
「八神くん、あまりふざけない方がいいですよ」
右京さんはそう言った。
「はーい!」
八神さんはそう頷いた。
右京さんはお酒を飲みながら鍋を食べていた。
「あの、右京さん・・・・」
ひふみ先輩は右京さんに注文をたのんだ。
「仕方ないですね」
右京さんは店員さんにお酒を注文した。
ーーーーー
「青葉って彼氏居んの?」
そう八神さんは私に聞いてきた。
「えっ!?居るわけないじゃないですか!」
私は少し照れながらお返しをした。
「でも八神さんは居そうですよね!」
私は八神さんに言った。
「えっ?居るわけないじゃん」
そう八神さんは言った。
「なに、初々しく照れてんすか」
はじめさんはそう言った。
「右京さんは居ないんですか?」
私は右京さんに聞いた。
「僕はいませんねー」
右京さんはそう言ってお酒を飲んでいた。
~外~
私は二次会に参加しようと八神さんに言われた。
「右京さんも参加しましょうよ!」
そう八神さんは言った。
「仕方ないですね」
そう右京さんは言った。
~花の里~
右京さんは和風なお店に入ると中に綺麗な和服美人の女性が厨房に立っていた。
「いらっしゃっい」
そう女性は右京さんに言った。
「お久しぶりです」
右京さんはそう言ってイスに座った。
「あっ!幸子さん私焼酎ロックで」
八神さんはそう女の人に注文した。
「はい、貴女も座っていいのよ」
そう女の人は私に言った。
「あっ!はい!」
私はイスに座ってメニューを見ていた。
「あの、オレンジジュースをお願いします!」
そう私は言った。
「すぐに出すわね」
女性はそう言った。
「右京さんあの人は?」
私は少し気になって聞いた。
「彼女は月本幸子さん僕が昔特命係に居た頃に逮捕した殺人未遂の女性ですよ」
そう右京さんは言った。
「えっ!」
私はすごく驚いた。
「昔の話だから気にしないでね」
そう幸子さんは言った。
「あっ、はい!」
私は頷いた。
~涼風家~
家に帰宅した私はベットに横になった。
「う~ん、お酒飲んでないのに私も酔った気分」
そう言って私は眠りに入った。
続く
後書き
青葉:右京さんって古風って感じで憧れますよね!
コウ:まぁ、右京さんは私等が入社した時から変わらないけどな
ひふみ:わ、わ、私も右京さんみたいにな、なりたい
次回 仕事は難しくて大変
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