ハイスクールD×D ~熾鏡符のAGITΩ~
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第二章:放課後のラグナロク/太陽のSURVIVE
MirrorⅤ:終焉を謳う黒銀の歌龍姫/悔しさの撤退
イッセー視点
『おい!大丈夫か翔一!?』
俺は今、傷ついた翔一を抱えながらロキと対峙していた
翔一がフェンリルにかまれた後俺はフェンリルが投げ捨てた翔一を何とかキャッチして
現状に至っている。さらに翔一はかろうじて息はしているが、意識も退く変身も解けていた
「フハハハハハ!!まずは異世界の戦士を食ってやったぞ!」
ロキが高らかに叫ぶ。
クソッ!ロキの野郎!!………ッ!??
俺はロキをにらみ翔一をアーシアのところに運ぼうとしたが、突然悪寒に全身が
包まれた。
発生源を見るとそこにはとてつもなく深くそして暗い黒のオーラを全身から出している
翼がいた
『相棒!今すぐここを離れろ!』
するとドライグが突然忠告してきた
『どうゆうことだ?ドライグ!!』
『銀龍姫の娘が、覇龍を発動しかけてる!しかも歴代の銀龍姫よりもかなりやばいオーラだ』
なんで翼が覇龍を!?一体………ッ!?まさか
俺は少し翼が覇龍を使おうとしている原因を考えると俺は、今抱えている翔一に視線をずらした
『まさか…いや違いねぇ!』
俺は翔一が俺たちを庇いそして重傷を負ったのが原因だ…翼は翔一に思いを寄せてるからな
『相棒もう時間がない!急げ!遅れたらそいつも助からないぞ!』
『くッ……ああ!』
俺は急いで翔一を抱えながらこの場から去る
『アーシア!翔一を頼む!』
「わかりました!…イッセーさん頑張ってください!」
俺は重傷を負った翔一をアーシアに任せ再びロキたちがいるところに向かった
そして俺がそこにつくとまるで、悲しみ、絶望、憤怒のような負の感情が込められた
音楽と呪詛のような唄が始まっていた
―――――≪《Thou, why you get hurt?》≫
―――――≪《I Why? Are not protect you?》≫
―――――≪《Why I can not you do anything?》≫
―――――≪《I was wondering》≫
―――――≪《And I noticed》≫
―――――≪《This world is hurting you》≫
―――――≪《So I made》≫
―――――≪《Executed the guilty named demise》≫
―――――≪《We are, become a black silver dragon diva claiming the demise》≫
―――――≪《Let's change sing all of this world to the end》≫
―――――≪《Diva sing the demise Drive!!!!!!!!!!!》≫
ヴォォォォォォォォォ!
唄が終わると翼の周りにどす黒いオーラと濁った銀色のオーラに飲まれていった
『なんだよこれ……おいドライグ!これが本当の覇龍なのか!?》
『俺に聞かれてもわからん!だがこれだけは言える相棒…今の銀龍姫の娘は危険だ!』
クソッ!どうすればいい…今の俺じゃこの状況を覆せない………
「ふははは!!これは我が見てきた光景を覆すものだな!
オーディンよ!いいものを見せてもらった!今回は引いてやろう!神の黄昏は
近いぞ!ふはははははははははははは!!」
「待てロキ!」
アザゼル先生が追撃するがそのままロキとフェンリルは消えた
「イッセー!とりあえずここは撤退だ!今翼を相手にしたら護衛対象のオーディンまで危なくなる可能性がある。だから引くぞ!ヴァ―リうお前たちもだ!」
『ですが…!』
「さっきも説明したはずだ今の翼は危険だ。ここは引くしかない………!」
俺は意地でも残ろうとしたとき、先生の手を見た……悔しそうに自分の拳を握りしめ
血が出ていた……先生もつらいのか……
『……はい』
俺は先生たちのところに戻り、そしてヴァ―リたちも俺たちのところにきて転移した
黒く染まっていく翼を見ながら
後書き
ど、どうも天の道です。
やっと書き終わった………
もう仕事でくたくたです……(´・ω・`)
ですが、頑張っていこうと思います
こんな私でも応援してくださる皆様に感謝です
では次回のあとがきで
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