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艦娘達と少し頼りない提督

作者:Kei督
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着任~艦隊合同作戦
  鎮守府内スパイ狩り!前編

 
前書き
前足の仲間であるスパイを皆で手当たり次第探す話になっていて、前編と後編に分けます。後編は少し提督と何人かの無双になるかもしれません。 

 
今朝から鎮守府内は大騒ぎになっている。何故なら朝の朝会で司令官が
「横須賀から新しい艦娘が転属してきたから皆仲良くしてくれよな。それでは自己紹介を」
「hello❗you達、私が横須賀から転属してきたアメリカンbattleshipのiowaよ。宜しく頼むわね。」
いきなり横須賀で別れたiowaさんがうちに転属してきたし、さらにはこの鎮守府にスパイが入り込んで来たらしく皆用心してくれとの事だ。ちなみにiowaさんは提督の母親であることは公表していない。
「それにしてもスパイ何て物騒になりましたね。」
「そうね、まあでもこの原因は提督にあるんだけど」
「いや、司令官は仕事してましたよね。」
「スパイは見つけ次第とっちめてやるデース❗」
「でも、手掛かり無しにどうやって探すの?」
「その事ならNOproblemデース❗」
そう自信満々に金剛さんが言うと比叡さん達が来た
「比叡達、準備は良いですネ❗」
「それが、まだ」
「手掛かりが」
「掴めませんでした」
「まぁ、今日言われたことだから、問題無いネ。」
「それでは私達は別行動でスパイに関する手掛かりを見つけますので、金剛お姉様達もお気をつけて。」
「比叡達も気を付けて下さいネ。」
そう言うと比叡さん達は食堂を後にし、私達はiowaさんと司令室へ呼ばれ、司令官が話を始めた
「前足が自白し、俺達の鎮守府を内側から壊滅させる為のスパイを何人か送ったらしいが、艦娘達は全員白であり、怪しいのは職員だ。」
「で、そのスパイ達をどうするの?」
「気絶させて、憲兵につれていく。気絶させる為なら何しても良いぞ。奴等に慈悲はない。」
「あら、怖いわねぇ。」
「ちなみに、今いるメンバーを何人かに分けてスパイを捕まえるから、母さんを含め何人か事情を知っている者を読んだわけだ。」
メンバー分けをしたちなみに私がいるメンバーは私、司令官、加賀さん、iowaさん、金剛さんのメンバーになっている。正直私以外が強すぎると思う。残りのメンバーは、比叡さん達と行動になったらしい。
「手掛かりがありませんけどどうします?」
「その事なら憲兵達に怪しい人物つまり、最近この鎮守府で仕事を始めた奴等に聞いていけば良いと言われたからな。」
「憲兵さん達が、妖精さん達レベルで万能なのねこの鎮守府は」
「まぁ、俺のもう1つの職業だからこそ出来るんだよな、憲兵との情報交換なんて。」
「さっすが提督デース❗すでに手掛かりを掴むなんて!」
「その前に、俺昨日のからごはん食べてないから少し鳳翔さんの所に食べに行ってくるわ。それまでこの部屋で待ってて。」
「早めに帰ってきて下さいね。」
「分かった、出来るだけ早めに帰って来るよ。」
そう言うと司令官は鳳翔さんがいるお店へ行った。

~ここから提督視点~

昨日の裁判前から何も食べてないから物凄く腹が減っていて、スパイ探しよりもごはんを食べるのを優先し、居酒屋鳳翔へ向かった、この鎮守府の居酒屋鳳翔は鎮守府内の職員で無くても入る事が出来る。このお店がかなり外の人達に人気があり、鎮守府外の人は完全予約制となっているほどの人気である。
「鳳翔さん今お店空いてますか?」
「ええ、大丈夫ですよ。どれになさいます?」
「それじゃあ、このおでん定食をお願いします。」
「ちょっと時間がかかりますので、お待ちください。それにしても昨日の裁判テレビや、新聞に載ってますね」
「まぁ、俺は職務をしていただけなんですけどね。」
俺はそう言いながら、今日の新聞を見たがやはり昨日の裁判の事が書かれていた。大きく"横須賀の提督島流し"
と記事が書かれていた。
「しかも、この鎮守府にスパイが現れたらしいですね、この鎮守府も物騒になりましたね。」
「鳳翔さんならふつうなんじゃないですかね。」
「あら、そうですか?」
鳳翔さんは普段は温厚で戦闘に出ることはほとんどないが、一度スイッチが入ると大変なことになり、鎮守府でスパイと戦うと鎮守府が壊れる可能性があるほどの強さだから鎮守府内でスパイと鉢合わせ無いようにしてもらいたいし、スパイは気絶では済まされないと思う。
「どうぞ、おでん定食です。」
「やっぱり、鳳翔さんのおでんは美味しいですね。」
「そう言って貰えると光栄です。」
「ごちそうさま様でした鳳翔さん、また来ますね。」
「またの来店お待ちしていますね。」
皆を待たせているだろうからすぐに司令室に行かなくてはと思い少し小走りに急いだ

~吹雪視点へ戻る~

「提督ゥー帰って来るのが少し遅いデース❗」
「遅れてすまんな、それではスパイ狩りと行こうじゃないか。」
「司令官まだ、スパイ見つけてないじゃないですか。」
「それじゃあ、スパイ探し頑張って行こう❗」
私達はまず港付近の警備をしている何人かに話をすると一人だけ怪しい人間がいた
「えっスパイですか?」
「そうだ君達含め何人かがスパイの疑惑を掛けられているんだ。」
「何人かって言いますけどそんなにいるんですかね、宮本さん。」
「何で君が会ったこともない、名前を公表したこともない俺の名前を知ってるんだ?」
「チッ、バレちまったなら仕方がないここでお前らには死んで貰う野郎ども出てこい。」
そう男が言うと何十人もの男性が出てきて一人が
「ぶっ殺して殺りますよ。こんな弱小な提督なんて」
と挑発したが、この時点でスパイ達はとんでもない発言をしたことに気づいたがもう遅かった。
「出来れば気絶だけで済ませたかったんだかそう言われては仕方がない。全員戦闘準備」
「すでに出来ています」
「全員あくまで気絶させろよ。」
「ちょ、ちょっと待て話をしようじゃないか」
「答えはNOデース❗」
皆が黒い笑みを浮かべていた。
「最近ストレスが溜まってたのよね~」
「次のサンドバッグはどいつだ?」
「あなた方には、弓を使うまでもありません。」
「HEY、そこに良いバッティング台がアリマース❗」
「何か私だけ影薄くありませんか?」
「気のせいよ(だ。デース❗)」
司令官はこの時に重巡リ級の装備を付けていたが撃つと言うよりは、殴る感じで闘い加賀さんに関しては弓を使わず蹴り、金剛さんは近くに落ちていたバールを使い。iowaさんは軍隊仕込みの技の披露会となっていて、艦娘なのに、装備を使わない物理的かつエコな闘い?となりスパイ達をリーダー以外海に沈めようとしたが可哀想なのでやはり牢屋にまとめて入れた
「まぁ、君には残りのスパイを教えて貰わないとな。」
「どんな拷問をしても俺は仲間を売らんぞ。」
「そうか、なら別の建物で龍田さんにたっぷり拷問して貰うんだな(ゲス顔)」
「良いんですか?龍田さんの所になんて送ってしまって?」
「心配ない。父さんのいる所だから、すぐに連絡来るからなんの問題もない。」
「今日の所はこれにてお勤め終了!各自自由解散!」 
私達は、部屋に戻り入浴後に夕飯を食べて寝たがスパイ狩りが意外と楽しかったため少し寝付けず夜中まで起きてしまったが、すぐに眠れた。 
 

 
後書き
何か戦闘描写少な目ですみません。
あとそれほど無双しなかったと言うこととスパイがあまりにもアホだと言うことについてもすみません。 
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