艦娘達と少し頼りない提督
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着任~艦隊合同作戦
先輩艦との交流と演習
前書き
欲しい艦娘が来なくて、後々使うが今は使わない、艦娘が沢山着任して圧迫される。これって多分皆さんもあるはずですよね。
私達が朝ご飯を食べて部屋に戻ろうとすると
「今日は、提督が風邪で動けないらしいので、私達戦艦と空母の先輩艦達が特別に考えた、講習会と演習会をします。講習会は鎮守府入ってすぐのこの食堂で行い、演習場で行います。ちなみに自由参加ですが良い経験になりますよ。」
司令官が風邪で寝込む何て、昨日から少し様子がおかしかったが、まさか風邪何て思いもしなかった。私は部屋に戻ろうとすると、金剛さんに呼び止められた。
「何ですか?金剛さん、私だけ呼びましたが。」
「その事で話がありマース。実は今度艦隊合同作戦があって、提督がその作戦に相応しい駆逐艦を2隻選んでって言われたから、そのうちの1隻にブッキーが適任だと思ったからデース。」
「私が、ですか?何故私が適任だと思ったんですか?他の駆逐艦の子でも良いじゃないですか?」
「それは、提督と長い間一緒にいるし、駆逐艦の中じゃかなり練度が高いし、艦隊の指揮もとれるからデース」
まさか、私が選ばれるとは、特別作戦だなんて、そう言われ私はすぐに、
「分かりました。特別作戦を私、頑張ります!」
「ブッキーが、そう言うと思ったデース。それじゃあ、すぐに提督に渡す書類を作るデース。比叡いきますヨ」
「はい、お姉様行きましょう、吹雪ちゃん頑張ってね」
比叡さんにも応援してもらったのでさらに頑張る力が湧いてきた、すぐに外に行く準備をして演習場に出掛けた
演習場についたが最近リニューアルされ、かなり規模が広くなりそれぞれの艦専用の演習場もあり今回は、艦隊演習用の港で演習会が開始された。演習会をする先輩達は、霧島さん、長門さん、加賀さん、赤城さん達を筆頭に空母と戦艦の10隻が先生になるらしいので、私は赤城さんと加賀さんが演習会をする場所に行った。
「あら、吹雪ちゃんは私達の演習に来てくれたの。演習と言っても、ほとんど実戦みたいな物だから頑張って下さいね。」
演習なのに二人とも、気合いが入っている。さすがは、艦隊の主力と呼ばれる1航戦だ、私も頑張らなくては。
「それでは今日行う演習についてお話しますね。」
赤城と加賀さんが行う演習は、敵艦の航空攻撃時の対策や対抗の仕方をレクチャーするらしく他の演習よりも、ハードになっているらしいが、その分経験が大きくかなり実戦に活かすことが出来るようになっていて、この演習は私を含め、五十鈴ちゃんなどの対空攻撃に自信がある軽巡艦や、駆逐艦なども来ていた。演習が始まり、赤城さん達が出す烈風などを避けつつ、攻撃して落とすという内容になっている。
~演習会が始まり数時間経過~
「皆さん、今日はお疲れ様でした。このような演習の成果を、是非実戦で活かして下さいね。それでは皆さんさようなら。」
今回みたいな先輩達との交流会も艦隊の指揮の向上に良いと思う、司令官には風邪が治り次第こういう交流会をしても良いように書類を提出しなくてはと思い、部屋に戻ったら夕立ちゃんが
「吹雪ちゃん、演習会行ってたっぽい?睦月ちゃん達と夕立は陸奥さん達の講習会に行ったっぽい。」
「そうなの夕立ちゃん?時雨ちゃんはどっちの交流会に行ったの?」
「ボクかい?ボクは霧島さんの所で砲撃訓練をしたんだけど、霧島が暴走しちゃってかなり大変だったよ。」
「だから時雨ちゃん帰ってくるの早かったっぽい。」
霧島が暴走なんて、どんな事があったか気にはなったが触れてはいけない気がした。
「もう時間だから寝ようよ。」
時雨ちゃんがそう言ったので私達は布団に入って眠った
そう言えば朝、金剛さんが2隻の駆逐艦を選ぶって言ってたけど、もう一人は誰だろう?私はそう考えていたがそのうちに眠ってしまった。
~夜の司令室~
「HEY提督、風邪はもう大丈夫デース。」
「ありがとう。金剛、それで合同作戦の事だが」
「もちろん二人とも決まったデース。」
「その二人とは」
「まずは、駆逐艦吹雪。もう一人は駆逐艦時雨デース」
「そうか、吹雪は良いとして時雨は何故だ?」
「他の駆逐艦と違って冷静な判断と、駆逐艦ではかなり上位の成績を持っているからです。」
「霧島、ナイスなタイミングデース。」
「そうか、それじゃあ上に艦隊の編成を書類を提出しとくよありがとう。金剛、霧島。比叡と榛名にもそう伝えておいてくれ。」
そう言うと金剛と霧島は司令室をあとにした。
「そろそろ考えてみようかな」
「鎮守府内の合宿」
~合同作戦まであと4週間~
後書き
艦娘達の合宿は2,3話位に分けて投稿しようかなと思います。そろそろネタが切れそうでかなり考えています。まあでももう少しの間は毎日投稿できると思います。
コメントと応援を是非宜しくお願い致します。
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