-FAIRYTAIL- 氷の造形魔導士と妖精たち。
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story No,1
過去、絶望、そして希望。
prologue
絶望。
あの日は、いたっていつも通りだった。
いつものところに行って、楽しく笑って。
いつもの流れで、仕事に向かった。
敵もいたって簡単には倒した。
そして、ギルドへの帰り道。
悲劇は、訪れたのだった。
盗賊団が、道を塞いでいた。
俺達は以前にも盗賊団を追い払ったことがあった。
だから、なんの迷いもなく頷き会って列車の窓から飛び降りた。
3人で立ちはだかる。
でもそれは、俺達を殺るための罠だったようで。
叫び声も、虚しく空に響き渡っただけだった。
そして、数日後。
俺は、あの場所から姿を消した、
大好きだった、みんなの前から。
“また、会えるといいな。”
なんて、微かな希望を信じながら。
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