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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー

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最終回 遂に終わりだ!大団円!!その十

「よかったよかった」
「毎回毎回不愉快な思いさせてくれやがって」
「いなくなって精々するぜ」
「さて、死んだしな」
「地獄に落ちたかな」
「まあ天国には行ってないだろ」
「あそこまでやったからにはな」 
 それこそと言うのだった、だが。
 二人がいなくなったことに喜ぶ全世界にだ、悲報が来た。
「死んでねえよ!」
「久し振りだな地球!」
「DT卒業の為、酒池肉林の為!」
「俺達は帰って来た!」
 某アナベル=ガトーの様に言ってだ、グレートフェニックスと共に。
 二人は神戸空港に降り立った、この時代では自衛隊そして日帝衆の基地になっている。
 そしてだ、二人は不死鳥から出て宣言して。
「帰還!」
「俺達は死なねえんだよ!」
「小具様は死んだがこのマシンは健在だったんだよ」
「無事だったぜ!」
「そして俺達もだ!」
「この通り平気だ!」
 ピンピンしている、見事なまでに。
「ヒーローは死なねえんだ!」
「ジャスティスカイザーは二度死ぬ!」
「どうだ、生きて帰って来たぞ!」
「宇宙からな!」
「ちっ」
 全世界がだ、彼等の帰還を見て舌打ちした。
「生きていたのかよ」
「帰ってこなくてもいいのにな」
「何で生きてるんだよ」
「そのまま死んでろよ」
「誰が死ぬかよ」
「最終決戦なんかで死ぬかよ」
 それこそというのだ。
「グレートフェニックスも平気だぜ」
「普通に動いてるぜ」
 見れば確かに損傷がない。
「地球までワープ出来たぜ」
「何の問題もなくな」
「フェニックスだけはあるか」
「リアル一輝かよ」
「あいつも何があっても死なないけれどな」
「その聖衣通り」
 ちなみに某飛鳥武蔵とは別人である、どれだけそっくりでも作品が違うのでこのことは間違えてはならない。
「こいつ等もか」
「フェニックスだっていうんだな」
「そんないいものじゃないだろ」
「ゴキブリだよ」 
 しぶといといえばこの虫だ。
「ゴキブリの生命力とプラナリアの回復力」
「まさにそれだな」
「フェニックスよりそうしたものだろ」
「オニヒトデとかな」
「そういう感じだろ」
「おい、何か例え悪いな」
「人をそんなのと一緒にするなよ」 
 そうした生きもの達と、と反論する二人だった。
「フェニックスにしとけ」
「作者鷹派で同じ鳥だしな」
 今年、二〇一六年もホークス日本一である。
「俺達はフェニックスなんだよ」
「ゴキブリとかと一緒にするな」
「しかもオニヒトデって何だよ」
「珊瑚は荒らすし毒あるし最悪だろ」
「食えそうにもないしな」
 ヒトデは絶対に切って退治は出来ない、それどころかここから増えてしまうので乾燥させるなり焼くしかない。 
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