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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠

作者:unnown
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第十二話 伝説のハジケ人とエクスカリバー擬き

 
前書き
お待たせしました!更新再開です!!今回は遂に〝アレ”が登場です!!! 

 
-生徒会との邂逅後、駒王市内某焼き肉店-

「そんじゃ皆お疲れウィ~ッス!!!」

『ヒャッハァアアアアアア!!!!!!』

貸し切り状態となった焼き肉店でイッセーは常人が見たら卒倒するレベルの異形共と乾杯をしていた。実はこれ、ネトゲのオフ会であるのだ

「いや~今回も楽しかったなイッセー!!」

大勢の異形共が飲んで焼いて食ってとしている中その中でも一際強い力を放つ異形がイッセーに話しかける

「そうですね〝アザトース”さん。今回の期間クエストもやりがいがありましたよね。」

異形の言葉にそう答えるイッセー・・・・・・・今ので分かった方が多いだろうが敢えて説明させてもらおう。今イッセーと会話した異形こそはクトゥルフ神話体系の〝外なる神”の一体であり狂気に満ちた宇宙の真の造物主と言われている邪神〝アザトース”だ。此処まで言えばわかるだろうが今この焼肉屋でオフ会やってる異形共は皆クトゥルフの邪神達である・・・・・・リアスがこの事を知ったら確実に卒倒するんだろうな・・・・・

「次の期間イベントはどんなのかしらねイッセー?」

そこに猫の頭をした女性が話しかけてくる

「さぁ?でも次もやりがいのあるイベントだとは思いますよ〝バースト神”さん。」

その女性にそう答えるイッセー・・・・・・・気付いてると思うけど彼女はクトゥルフの〝旧神”の一体である猫の女神〝バースト神”である。以前イッセーが集団でイジメられていた二匹の猫を救ったという話を聞いて以来彼女に気に入られているのだ

「そういやイッセー、この前悪魔のフェニックスんとこのホスト崩れの三男ボコしたんだって?」

そこに更に粘着上の生物が先日のホスト擬きとの一件について聞いてきた

「フェニックスのホスト崩れ?んな事あったっけ〝ショゴス”?」

それに対しイッセーは目の前の生物・・・・クトゥルフ神話体系の神話生物〝ショゴス”にキョトンとした様子でそう聞き返す

「覚えてないのかよ?」

「まぁ覚えてないって事は大して覚えておくほどの事じゃなかったって事だから良いんじゃね?」

「そうそう、〝バイアクヘー”の言う通りだよ。」

何時の間にかいたクトゥルフの〝旧支配者”の一体である〝ハスター”の眷属である神話生物〝バイアクヘー”の言葉に同調するイッセーにこの場にはかなり珍しい銀髪の美少女が近づいてきた

「そういえばイッセー知ってる?」

「何をだ〝ニャルラトホテプ”?」

銀髪の少女の問いに問い返すイッセー・・・・・・今ので分かったかもしれないが彼女こそは〝旧支配者”の人柱にして〝外なる神”にも属する邪神〝ニャルラトホテプ”本人である

「この間教会でエクスカリバー擬きが盗まれたんだって。」

「へ~。」

ニャルラトホテプの答えにそんな反応をするイッセー

「しかもそれやったの堕天使の古参幹部らしいよ。」

「へ~。・・・・・・それで?」

「それだけ。」

「そうか・・・・・じゃあ飲んで食って楽しもう!!!」

「お~!!!!」

そんなこんなで騒ぐイッセー達であった

























-翌日、オカ研部室-

「ち~っす!・・・・・ってまたお客さんですかリアス先輩?」

放課後、オカ研部室に立ち寄ったイッセーが最初に目にしたのは青髪メッシュの少女と茶髪にツインテールの少女の姿であった

「・・・・・・もしかしてイッセー君?」

茶髪にツインテールの少女がイッセーにそう問いかける

「・・・・・・もしかして〝イリナ”か?」

「うん!久しぶりだね!!」

「ああ、久しぶりだな。〝校長の頭はヅラで隠蔽された無毛地帯だった事件”以来だな。」

「そんな事件無かったよ!!!!?」

イッセーにそうツッコミを入れる〝紫藤イリナ”であった


















その後、イリナと彼女の相棒の〝ゼノヴィア”は駒王を訪れた理由を話した。彼女ら曰く教会が所有していた五つのエクスカリバー擬きの内の3本が堕天使幹部のコカビエルに強奪されそのコカビエルは現在駒王に潜伏してるとの事らしい。此処まではいいのだがその奪還の為に派遣されたのは彼女達だけらしいのだ

「エクスカリバー・・・・・ああ、ニャルラトホテプが言ってたアレか。」

イッセーの呟きにその場の全員の視線が集中する

「・・・・・・イッセー、貴方今ニャルラトホテプって言わなかったかしら?」

「ええ言いましたよ。」

「ニャルラトホテプって・・・・・・あのニャルラトホテプ?」

「どのかはわかりませんけどクトゥルフ神話のニャルラトホテプですよ。」

「・・・・・・・・貴方そんなとんでもない存在とも知り合いだったの!!!!!?」

「そうでけどそれが何か?」

「何か?じゃないよイッセー君!!!!クトゥルフ神話でも知名度の高い邪神と知り合いってだけでとんでもない事だよ!!!!?」

「君はクトゥルフ神話体系とどんな関係があると言うのだ!!!!?」

物凄い勢いでイッセーに問いかけるゼノヴィア

「どんな関係って・・・・・・仲の良いネトゲ仲間ですよ?昨日期間イベントのオフ会で騒ぐくらいの。」

「オフ会!!!?クトゥルフの邪神とオフ会!!!!?」

「ええ。バースト神さんやアザトースさんとかも来て楽しく騒いだもんですよ。」

「・・・・・・・私眩暈がしてきたわ。」

「しっかりしてリアス!!!!」

立ちくらみを覚えたリアスを必死に支える朱乃

「ところでそこにいるのはもしや魔女アーシア・アルジェントか?」

その時、ふとアーシアの姿を捉えたゼノヴィアがそんな事を口にした

「おいおい、初対面の相手に対して失礼じゃあないかゼノヴィア?」

「初対面の相手にいきなりタメ口の貴様に言われる筋合いは無い。それに魔女である彼女に対して失礼も何もあるまい?」

「おおありだ。これだから地べたにへばりつく牛の糞同然なんだよ教会は。」

イッセーのその言葉に場の空気が凍った

「・・・・・イッセー君、今のは流石に聞き捨てならないよ?」

「残念だが撤回はしないよイリナ。そもそも教会の糞共は彼女を・・・・いや、〝聖母の微笑み”を持つアーシアを自分達の利益の為に利用するだけ利用しまくった挙句1度だけ自分達にとって気に喰わない行動を取っただけで異端扱いしてポイしたじゃないか。そんな下種共は侮辱されて当然だよ、そんな連中が神の愛を語るなんて愛が穢れるというものだよ・・・・・なぁ〝首領パッチ”?」

「そうだな~。」

そう言ってイッセーは何時の間にか彼の隣にいたオレンジで何か子供が描いた太陽に手足が付いた様な生物にそう言い〝首領パッチ”と呼ばれた生物は鼻をほじりながら同意した

「・・・・・・ちょっと待ってイッセー!!!その生物は何なの!!!!?」

「コイツですか?紹介しますね、コイツの名前は〝首領パッチ”。伝説のハジケ人と呼ばれています。」

「ていうかまだ教会って運営されてたのか?この間イッセーにばれたらヤバい闇情報暴露されたってのによ。」

首領パッチのその言葉にその場のイッセー達以外が驚愕した

「アレって・・・・・・イッセー君がやった事だったの!!!!!?」

「貴様・・・・・アレによって教会の信用がどれ程失われたのか知ってるのか!!!!!」

「いや自業自得っしょ。」

「まぁ別にどうでも良い事だから気にすんなよ。」

首領パッチのその発言にゼノヴィアはブチ切れた

「ふざけるなぁあああああああああああ!!!!!!!良いだろう、此処で貴様らを断罪してくれるぅううううううううううう!!!!!!!!」

「落ち着いてゼノヴィア!!!!貴女の気持ちもわからなくはないけどアレは流石に教会が悪いわよ!!!!」

そんなやり取りを二人がしてると

「ちょうどいい、僕も相手させてもらおうかな?」

裕奈が割って入ってきた

「誰だ、君は。」

「君たちの先輩だよ。もっとも、失敗作だそうだけどね。」
















その後、何だかんだで首領パッチVSゼノヴィア、佑奈VSイリナの戦いが行われる事となった

「何故兵藤一誠では無く貴様が戦うんだ?」

「アアン?馬鹿かお前?それは俺がこの小説の主人公だからに決まってんだろうが。」

「メタ発言は控えろよ~首領パッチ。」

首領パッチにそうツッコミを入れるイッセー

「・・・・・まぁいい、貴様は悪魔ではないようだが容赦はしないぞ!!!」

「上等だ!!!おいお前、俺のドンパッチソードを寄越せ!!!」

「・・・・・・何ですかそれ?」

突然そんな事を言われた白音は尋ねるが

「バカヤロー!ドンパッチソードだよドンパッチソード!!早くしろ!!!」

「無茶言わないでください。」

「ちっ仕方ねえ!!何でもいいからさっさと渡せ!!!」

「・・・・・・ネギならありましたけど?」

そう言って白音はその辺にあったネギを拾うと

「おおドンパッチソード!あるじゃねえか!!よっしゃー!これさえあればこっちのもんだぜ!!!」

そう言って首領パッチはドンパッチソードを片手に突撃するがその2秒後

「負けちゃった。」

ボロボロの姿となるのであった

「馬鹿が、あんなネギがこの破壊の聖剣に通用するわけがないだろう。」

バカかといった表情でそう言うゼノヴィア

「くっ、こんな時ドンパッチハンマーがあれば・・・・・・」

「ネギならあるにゃ。」

そう言って黒歌がその辺に落ちてたネギを見せると

「おおドンパッチハンマー!あるじゃねえか!!よっしゃー!これさえあればこっちのもんだぜ!!!」

「そんなネギが通用するわけが無いと言った筈だ!!!!」

そう言って首領パッチに斬りかかるゼノヴィアであったが次の瞬間







バキィイイイイイイイイイイイイインッ








『・・・・・・・・・・・・・・・・ハ?』

何時の間にか裕奈を下して勝利していたイリナと倒れこんでる裕奈、そして目の前の首領パッチとゼノヴィアの戦いを観戦していたイッセー以外の全員がそんな間の抜けた声を上げる。無理もない・・・・・ゼノヴィアが持ってる破壊の聖剣がドンパッチハンマーと言う名のネギによって折られ粉々に砕け散ったのだから

「エ・・・・エクスカリバーが・・・・・ネギに負けた!!!!!!?」

「嘘でしょ!!!?どうなっているのよ!!!!!!?」

ゼノヴィアとイリナは信じられないと言った感じで動揺する

「わ~い、勝った~。」

そして首領パッチは無邪気に勝利を喜んでいた

「ハハハ・・・・・私なんか幻覚が見えるわ。」

「しっかりしてリアス!!!認めたくないけど今起きたのは現実なのよ!!!」

「エクスカリバーがネギなんかに負けた?」

裕奈とオカ研メンバーもかなり困惑してるようだ


「(ゼノヴィアのエクスカリバーが破壊された・・・・・・・また原作がメチャクチャになったじゃないか!!!!アイツ等どこまで僕の計画を潰せば気が済むんだ!!!!)」

そして誠治は何時ものようにそんな事を考えるのだった

「お、もうこんな時間じゃねえか。じゃあリアス先輩、俺は帰るんで。行くぞ首領パッチ。」

「おう。」

そんなやり取りをしてイッセーと首領パッチは帰って行くのであった・・・・・・その後彼女らが正気に戻ったのはそれから1時間たった後だったそうな 
 

 
後書き
今回は此処までです!!!首領パッチ再び・・・・・そして遂にドンパッチソードが登場しましたよ。本格的な活躍はもう少しお待ちいただければと思います。それでは次回もどうぞお楽しみに!! 
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