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転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション

作者:ムーン
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報告会

仮想戦闘シュミレーターを終えて・・・ 三人とも機体から出て・・・休憩所で休憩を行っていたが・・


流石に三時間も船の中にいるためか、そろそろ戻る準備も必要ではないかと思っていたが。

実際にはこの船は元々MSを三機だけ収容する大気圏突入用シャトルが存在している。

戦術機の三機を運ぶ程度のペイロードは十分に備わっていた。


そのためか サトシはハロ達に命令をして すでに帰りの足を用意していた、同時に三人の機体をすでにそのシャトルに無断で運び収容して、ロックしていた。


「そろそろ時間か・・・」


そういうとサトシは三人が休憩している場所に向かって歩いていた。


一方三人も三人が着ている強化服にはガンダムの仮想戦闘データが登録されていた。


「それにしてもすごいわ・・・あのような機体が・・・有るなんて・・・しかも戦闘能力は折り紙つき」


「そうね・・・でもあくまでもガンダムは・・・火星軍が貸してくれる機体よ・・・下手なことをすれば・・・確実に東ドイツは見限られるわよ」



確かにそうなのだ、アイリスディーナがいっていることは間違いではない、そもそも火星軍にしてみればどの国と交渉してもいいのだ、 

今回は・・・戦場にサトシが出て、たまたま戦場でいた三人と情報を交換する程度この船に呼ばれただけなのだ。




事実テオドールもそのことを十分に知っていた、だからこそ今も黙ったままなにかを考えていた。


そこへ

トン トン 

休憩所のドアが外部からたたかれる音がしたと同時に・・・ドアが開き。


「そろそろ君たちを地上に帰す準備が出来たから、ついてきてくれ・・・」


「わかった」

「「了解」」


元々格納庫にある休憩所の為に シャトルが準備されている場所に非常に近かった。

「これが君たちが帰るための足だ・・・ そして君達が乗ってきた戦術機の三機はすでに入っているからこのシャトルを使って帰ってくれてかまわないが・・・ こいつは、バラシテモいいが手順に乗っ取ってばらしてくれよ・・・そのためのハロを操縦席においているから」



「「「それは・・・わかった」」」


事実仕方がない、テオドールとアイリスディーナ、二人の戦術機はすでに推進剤などが怪しすぎる上に元々が第一世代機なのだ、機体強度があるかもしれないが・・・推進剤が持たない場合も存在する、


それにたいしてベアトリクスの戦術機は分類的には第二世代機に入るが・・・元々は第一世代機のアップデート版の近いのだ。


だが第二世代機は機動力を上げて 機体の重量などを減らしたタイプなのだ、 だがこれは同時に機動力などは上がったが・・・やはり推進力は・・・外付けタイプが多いのが特徴であった。

だがその三機を丸々入るシャトルは地球上ではいまだに作られては居ない よくて二機や一機である。

これがオルタ世界ならば時間やハイヴ攻略に必要に応じて作られた特殊なシャトルタイプがあるが。
今はまだそれは存在はしていない。


そして三人共にシャトルに入り、操縦席に移ると・・・三人が座れるように作られた席と計器類の中央にはハロが埋め込まれており、自動操縦が可能になっていた。


これは万が一にも操縦がわからないための処置であったが・・・三人にしてみれば十分すぎるほどのサポート体制がとられていた。


そうしている間にもサトシは格納庫についている官製室に移り・・・シャトルとの通信を開き・・

「そのシャトルについている・・・ハロは自動操縦用です・・・・ただしそちらの認識コードは知らないので、ハロに言えば・・・そちらの認識コードを確認するので、安全にそちらの基地につけるでしょう、では・・・再び合えることを祈って・・・」


「なにからなにまでありがとう、サトシ提督」


「チッ・・・次・・・合えるといいな」


「そうね、私も・・・警察だから・・・次は・・・だれか別の人がくるかも知れないわよ」


こうして三人がのるシャトルは無事にベクトラから発進していくのを確認したサトシは再びベクトラのビームシールドを張りなおして、この戦場から5隻のベクトラが離れていく



これを各国家の衛星も見ていたが、だれもまだ・・・、手はださないまま


その戦団は大気圏を離脱して、地球の軌道衛星上に浮かんでいた。


このありえない戦団の性能を見て、誰もが火星軍ならびに火星政府は存在すると確認が取れたが

同時に次に問題が発生した、

それは交渉する国家の順番など、国家後との力関係が国連で大きく問題化していた。




一方その頃、サトシはすでにブリッジに戻って・・・火星に通信を行っていた。


「レビル将軍にゴップ提督・・・これが今手に入れた地球の情報です・・・最もと現地の人達の情報とこちらがハックで手に入れた情報は・・・若干違いますが・・・おおむねはあっていますね」


これは仕方がない・・・誰だって情報の刷り合わせをするときには・・・すでにある程度の情報を手に入れてからその情報の真意を探す為のさまざまな方面からの情報を一つにあわせて・・・

それでほとんど正しい情報得て行動するのだから。


「しかし、これは・・・なんというか・・・ここまでひどいとは・・・なんでサトシ殿が我々を人工生命体【イノベイド】として作りだしたのか・・・なんとなくではあるが・・・納得はしている」



「ゴップ提督それはしかたが無いことでは、貴方の政治的手腕は連邦随一であることは歴史が証明していますからティーンズ・エゥーゴなど連邦内の紛争にも無視をしながら・・・無事に残った・・・貴方の派閥は十分にすごすぎますからね」


事実・・・ゴップは逆シャアまでは普通に連邦内の最大派閥ではあったことは間違いない、事実さまざまな勢力が滅んだのに最後まで生き残った・・・派閥は伊達ではないのだ。


「それは・・・そうだが・・・それに第3計画か・・・確かに我々に近い人間を作り出すという計画は十分に注意が必要になるのは仕方がないと思うが・・・」


「だからこそです、自分が後から呼び出す人達の思考や感情などを読まれて・・・それを利用されてはたまりません」


確かにサトシの言っていることは間違いではない、事実第3計画はこの時期にはすでにスタートしているし、ある程度の成果としていくつかの人造人間が生まれているのだから・・・



「それに寿命でなくなるのはせめて・・・地球と月のごたごたが完全になくなるまでは生きてほしいのです・・・自分は確かに人材は呼び出せます・・・ですが 政治家・・・または軍属ではまだまだ未熟なのですよ」


確かにそうなのだ、サトシは前世を含めても・・・合計で30年も生きていればいいほうである、しかも民間人なのだから・・・どう考えても、役割が違うのは当たり前であった。



「ふむーー確かに・・・今回の外交は相手が気づかないことで・・・なんとかぎりぎりの綱渡りだったからな、だからこそ・・・地球圏にこれを・・・ルナツーとロンデニオンコロニーをもっていくわけか」


「はい」


サトシが二人に出した・・・計画書は・・・要塞とコロニーを地球圏にもって来ることで補給や後々にかかる政治などの拠点にするための考えた計画書であったが・・・


「レビル・・・これは・・・確かに・・・問題ではあるか・・・我々の力を地球の連中に見せるのも必要だと私は考えるがね・・・仮にも・・・私達がいた地球ではないが・・・それでも地球を救えるのは違いないだろう」



「・・・確かにな、だがどうする人材は・・・ルナツーならば・・・ワッケンを据え置けばいい、ロンデニオンコロニーも・・・ロンド・ベルト隊の拠点だ、ブライト司令を呼び出せば住むが・・・他の呼び出す部隊の人材は・・・色々と考えさせられるな」


事実火星の周りに存在する小惑星はさまざまなタイプがあるために、ルナツーと同じ大きさのタイプは簡単に見つけられた上に、火星の防衛用にさまざまなタイプの要塞が出来上がっていた。


また同時に幾つかのコロニーも火星の軌道上に幾つか作られていた、これは要塞を作る為に火星の衛星軌道上に無造作に浮かんでいる小惑星の幾つかを整理すると当然・・・今までアステロイドベルト地帯であった場所が開けたスペースになる。



それと同時にミノスキー粒子によってデブリはその場にとどまり続けるという変な空間が生まれてしまったために簡単にコロニーなどを製作できたのだが・・・



「以上が・・・自分が呼び出す・・・人材のリストですが・・・どうでしょうか?」


「このリストは・・・なるほど・・・確かに連邦軍でまともな軍人・軍属達が多いな・・・一部ティターンズやエゥーゴのメンバーも含まれてはいるが・・・」


「はい・・・流石に地球のメンバーの連中にMSなどを教え込むと同時に実戦部隊が必要と考えますと・・・この辺が打倒だと考えます」


「では機体はどうするのかね・・・流石に最新鋭機は駄目だと思うが・・・」


「それはやはりジムシリーズとガンタンクシリーズ・ガンキャノンシリーズが中心となりますが、一先ずは・・・ジムトレーナーでMSの動かし方を学んでほしいと考えています・・・」


確かにジムシリーズ優秀なのだ・・・後にジェガンシリーズまで作られるまで連邦軍を支えた量産型MS機なのだ。


「連邦と同じにするわけか・・・当然ハイローミックス機か・・・」


「はい、そこはノウハウが一番ある地球連邦軍の伝統にのっとって・・・練習機ならびに訓練を実質するつもりです」


「レビル・・・いいのではないのかね、 所詮第一世代機・・・しかもほとんどがV作戦で生まれた機体である以上・・・当然モンキーモデルで作るつもりだが・・・反乱かる可能性も含めてのこれだ」


「確かに・・・これならば問題は有るまい・・・だが人材の呼び出しと・・・ならびに機体と戦艦の作成でどうしてもそちらに送るのは一週間程度はかかるぞ、それは覚悟してもらう必要があるが、問題は無いだろうな」


「はい・・・問題はないです・・・どの道・・・ルナツーはMSも作れますから・・・こちらで作るということも考えても問題ではないと思いますが」


「そうだな・・・それを含めての一週間だ・・・流石に機体データがある分作りやすいことは作りやすいが・・・それでも時間は多少かかるぞ」


それは仕方がないのだ・・・実質ノウハウがある戦艦作りでも十分な時間が必要なのだが・・・それを一週間でできるというのはマブラヴ世界の住人が聞けば・・・驚きを通り越して・・・製造スピードが異常すぎると誰もが思うだろう。


だがこれが火星の実情なのだから仕方がない。


こうして・・・サトシは呼び出す人材をリストアップして 呼び出していく。


これは何処の場所にいても問題では無い為に、サトシが呼び出した人材ののほとんどは・・・人工生命体【イノベイド】の生まれる場所で男女別で・・・呼び出されていく。




そして部隊を作り・・・地球に向かってルナツー要塞とロンデニオンコロニーは移動を開始していく。

当然だが ルナツー要塞の住民は五万人は普通にいるのだ。ロンデニオンコロニーにも普通に人々が生活できる場所が作られているがも元々人数制限があるコロニーなので、どうしても2千人しか収容していないが・・・


これでも、まだましの方のである、実際にベクトラ級を運用するだけの人数は載せていないのだが・・・

それはなにも問題ではない、そもそも5隻のベクトラ級はあくまでも地球側の勢力になめられない為だけに作られた船団なのだ、ルナツーが来ればドックに四席が入り、一隻だけ運用していくということが決められていた。










 
 

 
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