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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠

作者:unnown
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第十話 ハジケリストのホスト擬き退治 後編

 
前書き
今回でホスト擬き編終了です!! 

 
「き、貴様ぁあああああ!!!!!!一体何の真似だ!!!!!」

「言った筈だ、夏を届けに来たってな。」

「今はまだ春だろうが!!!!!」

「おいおい、かっかし過ぎじゃねえか?ちゃんとカルシウムとってるのかライター・フェチズム君?」

「俺はライザー・フェニックスだ!!!俺がこんなにも苛立ってるのは貴様が原因だろうが!!!貴様と関わったおかげでリアスとの婚約は破棄になるわハーデスの怒りを買うわで俺の悪魔生は貴様のせいでメチャクチャになったんだ!!!!!!」

「お前の自業自得だろそれ?頭大丈夫?良い病院紹介しようか?」

怒り狂うライザーに鼻くそほじりながらそう返すイッセー

「!!!!!!!下等な人間風情が何処まで俺をコケにするかぁあああああああああ!!!!!殺す!貴様がハーデスの友人だろうが関係無い!!!この俺の炎で焼き殺してやるぅうううううう!!!!!!!」

ブチ切れたライザーはイッセーに向けて炎を放つ

「イッセー!!!!」

「何の!奥義〝学校のカーテンガード”!!!」

バシィイイイイイインッ

「「ええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!?」」

その時、ライザーとリアスは目ん玉が飛び出るかというくらい驚愕した。無理もあるまい、フェニックスの炎が学校のカーテンで弾かれたのだから

「が・・・・学校のカーテンでフェニックスの炎を弾いた?」

「ふ・・・・ふざけるな!!こんな・・・・こんなバカな事があってたまるかぁあああああああ!!!!!!」

現実を受け入れられないといった感じでライザーは炎を連発する

「無駄だ!!この〝学校のカーテンガード”の前では貴様程度の攻撃など通用せんわ!!!!!」

クルクルクルクルッ

バシシシシシシィイイイイイイインッ

学校のカーテンを持って回転しながらライザーの放つ炎を弾きながらイッセーはそう叫ぶのであった
















「な・・・・・何なんだあれは!!!!!?」

「フェニックスの炎がカーテンで弾かれてるだと!!!!!?」

「情けない・・・・アレでもフェニックスか!!!」

観客席では目の前の光景を見て驚愕する者、ライザーの不甲斐無さを蔑む者等に分かれていた

「ハ、ハハハ・・・・・私は夢でも見てるのだろうか?」

「しっかりしてくださいフェニックス卿!!!!」

目の前の光景に現実逃避しかけてるフェニックス卿をサーゼクスが揺さぶる光景をハーデスは面白そうに眺めていた























「ほらほらどうした?俺を焼き殺すんじゃなかったのか?」

「クソクソクソクソォオオオオオオオオオ!!!!!!!人間風情がフェニックスであるこの俺をコケにしやがってぇえええええええええええ!!!!!!!!」

イッセーのカーテンによって放つ全ての炎が弾かれているライザーは完全に頭に血が上っていた。いくら自身の攻撃をカーテンなんかで弾かれたからと言って此処まで冷静さを失うのは正直どうかと思うが

「下等生物が優良種である悪魔、それもフェニックスたるこの俺に恥をかかせやがって、もう容赦しないぞおおおおおおおお!!!!!!!」

そう言ったライザーは今まではなったモノよりも遥かに巨大な炎を作り出した

「この俺の最大の一撃で今度こそ死ねぇええええええええええええええ!!!!!!!」

そう叫びライザーはイッセーに自身の最大の一撃を放つ

「イッセー!!!!!」

リアスがそう叫ぶ中イッセーは持っていたカーテンを投げ捨て

「甘いぜホスト野郎!!鼻毛真拳奥義〝鉄壁のビニール傘”!!!!」

バシィイイイイイインッ

「なぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!?」

その光景を見たライザーは信じられないと言った感じの表情になった

「嘘でしょ・・・・・・・・上級悪魔の最大の一撃をビニール傘で防ぐなんて!!!!!?」

リアスもその光景に衝撃を受けた。当然だろう、上級悪魔の最大の一撃がビニール傘で容易に防がれたとなれば衝撃を受けない方が可笑しいのだから

「そのまま反撃だ!!〝KASA-USO800”!!!!!」

ガシャンッ

ビィイイイイイイイイイッ

「ガハァアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!」

瞬間、イッセーの持つビニール傘が変形し先端から放たれたレーザーがライザーを襲った

「何それ!!?どこで手に入れたのよそんなビニール傘!!!!!?」

それを見たリアスは思わずツッコミを入れるのだった

「クソがぁああああああああ!!!!!下等生物が何処まで俺の面子を潰せば気が済むんだぁあああああああああああああ!!!!!!」

「お前の面子なんか知ったこっちゃないね。」

「!!!!?」

ライザーが叫んだ瞬間、イッセーが彼の背後を取る

「凄い!一瞬でライザーの背後を取った!!!!」

「喰らえ!奥義〝足カックン”!!!!」

カックン

「ショボッ!!!ていうかそんなのが奥義!!!!?」

バキボキゴキグシャメキバキャッ

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!」

「ええええええええええええええええ!!!!!!!!!?」

リアスは驚愕した。当然だ、足カックンだけでライザーが大ダメージを受けたのだから

「すかさず追撃だ!!奥義〝スリッパの裏でペチペチ”!!!」

ペチペチペチッ

「グボッ!!!!」

「ショボいのに大ダメージを与えてる!!!!?」

リアスはツッコミどころが多すぎて少々疲労してるようだった

「クソがぁああああああああああああ!!!!!殺す!!殺してやる!!!下等な人間が優良種である悪魔を此処までコケにして生きて良いわけが無いんだぁあああああああああああ!!!!!!!」

「甘ったれてんじゃねえ!!!!手前みたいな屑がいるから悪魔社会は何時まで経っても平和とは程遠いんだよ!!!!」

そう叫びイッセーはライザーの腕を掴み

「鼻毛真拳奥義〝ワキチョップ”!!!!!」

ビシィッ

「ショボッ!!!!!?」

ワキにチョップを喰らわすのであった

「ガハァッ!!!!!!!」

「今ので!!!!!?」

「ヒ、ヒヒヒヒヒヒヒヒッアヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!」

そしてそれを喰らい吐血したライザーはいきなり狂ったように笑いだすのであった。どうやら今の一撃で精神崩壊を起こしたようだ

「光栄に思えよラード・フェティッシュ。鼻毛真拳の奥義はどれもが神聖な技、故に滅多に使わないのを貴様程度に大放出してやったのだからな。」

「アレが神聖?」

「キヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、クケケケケケケケケケケケケッ!!!!」

「ってさっきから笑ってばっかいんじゃねえ!!!!!!」

バキャッ

イッセーに殴り飛ばされたライザーはそのまま粒子となって消えるのだった

『ラ・・・・・ライザー・フェニックス様戦闘不能。よってこのゲーム・・・・・リアス・グレモリー様の勝利となります。』

かなり引き攣った声のアナウンスによってゲーム終了が告げられたのだった

「ん~、終わった終わった。いやぁ、結構疲れたな。」

「お疲れ様イッセー。」

そう言ったリアスは突如イッセーにキスをする

「私のファーストキスよ、貴方達の間じゃとても大切なモノなんでしょ?」

「そうですけど良いんですか俺で?」

「貴方だからよ。」

こうしてライザー・フェニックスとの戦いは終わったのであった。後日、フェニックス家はハーデスに対し賠償金としてライザーの全財産の90%を献上する事になったのであった何故その程度で済んだかって?そのライザーが精神崩壊で冥界の精神病院に入ったからである。ついでに言うと今回の件でライザーの評価と評判は落ちるところまで落ち眷属も解散、彼の元眷属はレイヴェルがイッセーに頼み彼の屋敷で働く事になったとか。そしてゲームで約束した通りレイヴェルの実家でお茶会しに行ったイッセーはフェニックス卿にレイヴェルを頼みますと何故か養鶏場の鶏みたいに震えた状態で言われたとか・・・・誠治?何時も通りにイラついてましたよ 
 

 
後書き
今回は此処までです!そろそろキャラ紹介出したほうが良いですよね?・・・・・ともかく次回もどうぞお楽しみに!! 
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