| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

堕天目録~地神逆鱗~

作者:黒闇少女
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

2話目「未来のため」

···ザザザザザ!
猫又は飛ぶことができない
しかし身体能力は他の妖怪よりもかなり優れている。
トップクラスの能力である

ひたすら猫寝は木や草を掻き分けて走る
フウジン·サマーは空気を出して相手を攻撃できるし飛ぶときも役にたつ。
しかし空を飛ぶとき飛行機雲が残ってしまうので どこへ行ったか解ってしまう
しかしそれは時間の問題だ 今は夜
一応猫目で雲くらいは見えるが いずれ消えるだろう
猫寝「全ての生き物の為…走らなくては…!」
そう言いながら猫寝は走った

サマー「ふう……ここまで来れば大丈夫でしょ」
チルドレン「ここはどこ?」
辺りを見渡すと 木、木、木!
木以外には何もねえのかい!
サマー「あたいの縄張り……」
チルドレン「神にも縄張りがあるの?」

サマー「ああ、あるさ だから用が無いとき以外は相手の縄張りには入らない方がいいよ」
ニコッと笑いながらそう言う
…てか縄張りってどうやって見分けるの
チルドレン「縄張りの見分け方は?」
サマー「ああ、それはね 縄を探すのさ」
チルドレン「縄?」
サマー「そうさ どこかに巨大な木とかにかかっている注連縄を探すのさ」
そう言いながら木を指す 上の方を見るとしめなわがひとつ掛かってあった。

チルドレン「妖怪の縄張りはどうやって見分けるの?」
サマー「そりゃ穢れを体で感じるのさ」
サマー「それよりあんた本当に何も覚えていないのかい?」
チルドレン「うん…なんにも」
サマー「そうか猫寝「いた!」
バッと後ろを振り返るサマー そこには

猫又の少女がいた 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧