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揺るがぬ生き様

作者:刀の道
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NARUTO
  N.9

 
前書き
NAN☆ZANでした

本当は5000以上で投稿しようと思ってましたよ?
筆が進まない、案も浮かばない…なんて状態でこんな日になりました 

 
 中忍試験本選side


 本選開始数日前、俺は広い森の中でブン太を口寄せし
 喧嘩していた。

「てめぇタバコの葉の消費はやすぎんだよぉ!もっと大事に味わえや!」

「じゃかぁしぃ!おんどれの持っとる葉がうまいのが悪いんじゃぁ!!」

 ブン太はドスを振り回し、片やナルトは高威力の術を使いもはや喧嘩の次元をこえていた。

「おめぇだったら自分で栽培しろや!教えただろうが!」

「儂はあんな小さいものを育てるのはきついんじゃ!」

「しゃぁねえな…この種あっちで植えろや。今度のはでかく育つからな…暫く呼び出すまで催促にくんじゃねえぞ!」

「わかっとるわい…」
 ブン太はそう言い、種の入った瓶を懐に入れ元の場所に戻った。

 ブン太と一緒に暴れて荒れた土地を修復していると我愛羅がやって来た。

「ナルト、さすがの威力だな」

「お!我愛羅じゃん、守鶴とはうまくいってるか?」

「あぁ、最近は守鶴がグルメになっててな、ちょくちょく分身体で飯を食べてるぞ
 ちなみにブームは果実らしい」

 何故、守鶴がこんな風になってしまったかと言うと
 任務で以前再び砂を訪れた時に、土産として幾ばくか木の葉でとれた食材や土産を持って行ったのだ。
 その中で守鶴は果実や肉を食べ大変気に入っていたようだった。まさかそれがこうなろうとわ・・・

 [ヒャッハー!ナルトォオなんか他に良いのはあるか~?]
 守鶴が聞いてきた。

「まぁ今は乳製品に力を入れてるな、あと蜂蜜も結構良いのが育つようになってな
 この飲み物とかいいぞ」

 そう言って俺が取り出した飲み物は、はちみつレ○ン
 里の子供にも人気で、運動の後にこれを良く飲んでいる。

 [こ、これは……ウンメェエエエエ!!]

「守鶴…少しうるさいぞ、すまないナルト」

「いやいいさ、今度感想を聞かせてくれ」

 その後、我愛羅と術についての討論をして解散した。


 ――――――――――――――――――


 本選会場side


「こら!オロオロしてんじゃね――
 しっかり客に顔向けしとけ」

「この本選、お前らが主役だ!」

 そこには『8人』が集まっていた。辞退した、というかさせたのは多由也。相性が悪いのと感知タイプとして裏方に回ってもらった。
 おれは変化した状態で三代目のじいちゃんの近くで待機している。
 既に俺は部隊をダンゾウと共に支持を出し各所で待機させている。
 そして、うちはには各所に散らばってもらって奇襲を任せた。

「ではそろそろ始めますかの…」

「えー皆さま、このたびは木の葉隠れ
 中忍選抜試験にお集まりいただき誠にありがとうございます!!
 これより予選を通過した8名の本選試合を始める!」

 そして試験官から組み合わせが8名に見せられる。

 秋道チョウジVS日向ネジ
 我愛羅VSうちはサスケ
 カンクロウVS油女シノ
 テマリVS奈良シカマル

 ここに対戦相手が決まった。

「いいかてめーら、これが最後の試験だ
 地形は違うが、ルールは『予選』と同じで一切なし
 どちらか一方が死ぬか負けを認めるまでだ」

「ただし、オレが勝負が着いたと判断したら
 そこで試合は止める。分かったな…
 じゃあ…一回戦 秋道チョウジ、日向ネジ
 その二人だけ残して他は会場外の控室まで下がれ!」

 組み合わせが決まると
 両サイドには応援団が出現し日向は

「ネジよー!あの辛い修行の日々を思い出すのだ!!」
「日向は木の葉にて最強だ!」
「地蔵の日々は無駄ではなかったことを見せつけるのだ!」
 などと日向一族は旗まで持ち出しもはや運動会のノリだ。
 秋道も太鼓などを持ち出し大きな存在感を放っている。

「…しかし、ナルトに育てられた奴らがここまで残るとは…
 やっぱあれだけやってるからな…」

「んーまぁあいつらの世代は軒並み普通じゃないからな」



「チョウジ、いい試合をしよう」
 ネジは笑みを浮かべながらチョウジに言う。

「ネジも手加減なんかしないでね、それに皆が見てるし下手な試合はできないよ」
 チョウジも臨戦状態でネジに答える。


「では第一回戦……はじめ!!」
 試験官の声と共に互いの手が交差する。

「部分倍加の術!」
 チョウジは両手を倍加し正拳突きのラッシュを放つ

「獣拳 双連手!!」
 ネジは両手に虎の形をしたチャクラを纏いラッシュを受け流し
 掴みにかかるが容易には近づかせない。

「「ウオオオォオオオォォォ!!!」」
 10分以上、互いの拳の炸裂音が響き、耐性のないものは耳をふさぐ

 だがネジには投げの他にもう一つ
『回転』を手で行いこすりの威力を上げる技術があった。
 チョウジの腕には切り傷のような傷が増えていく。
 対してチョウジは一発のでかさ、そして正確性がある。
 ネジに張り手を放つとともに肝臓打ちを行った。

「グフッ!…さすがだなチョウジ…たった一発まともにくらっただけで足を持っていかれた」

「ハァ…ハァ…ネジもだよ…掴むと見せかけて点結を突かれて片腕がしびれてるよ…」
 血を流している両手のうち左手が痙攣していた。

 互いにこれ以上は無理だと感じ、現状の最高の一撃を放つために気力とチャクラを充満させる。

「なんてチャクラだ、試合には見えねえなこりゃ…」
 それもそう、互いに認めた相手。手を抜くなど相手への侮辱に他ならない。
 ナルトの指導を知っている物には当たり前の事だが大名や他国の物にはわからないのかもしれない。


 互いの技が出たのは同時だった。

「感謝の超正拳突き!!!」
 秋道の食への感謝、それはナルトが教えた秘伝。
 そして日々の食への感謝の心を持つ者だけが放てる技
 ただの正拳だが、磨かれた正拳はすさまじい威力をもっている。
 超倍加した右手は張りつめていた弦から解き放たれる。

「獣拳 猛虎居合い拳!!!」
 日向には手足にチャクラを纏わせ戦う技術が伝えられている。
 それには更に奥があるが禁じ手に指定されている。
 ネジは脱力した腕を一気にトップスピードに持っていき
 凄まじい速さのチャクラ拳を放つ技。日向で会得しているのはネジとヒナタ、そして互いの父だけ。


 凄まじい爆発が中央で起き、会場全体が揺れる。
 煙が晴れると互いに倒れていた。
 意識はある、だが体は暫く動く状態にはなりそうにない…


「両者 引き分け」

 試験官の声が響くと
 会場全体から雨のような拍手と歓声が沸いた。

「すごかったぞ――――!!」

「よくやったァ!」

「二人ともいい試合だったぞ!!」

「うおおぉぉぉ!!ネジィィ青春だぁあああ!!」

「「チョウジ(ネジ)よくやったぞォオ!!」」

 なんか珍獣と互いの親が場外乱闘始めてる音がするが俺は知らない。
 部下から被害報告と鎮圧要請が来てるのもしらない。「いや早くなんとかしてください!副指令!!」

 
 

 
後書き
グルメ守鶴 
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