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ちょっとしたTOLOVEるな日常(休息中)

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お出かけ先でトラブル

・・・・・・・・・・
千尋「ララ、なぜお前が転校してきてんだ」
ララ「え~だって、いつも千尋とそばにいたかったんだもん///」
千尋「だと思った」

千尋は少し呆れながらララに聞く

千尋「///そ、それより、どうやって転入手続きしたんだ?」
ララ「ああ、それは簡単だよ。この学校の校長って人にお願いしたら…」

校長「きゃわいいので、おっけ~い!!」

ララ「…って」
千尋「あのエロ校長…」

杉南高校の校長はとてもエロいのである。どれだけエロいかというと、暇な時にエロ本読んだり、可愛
い女子にパンツ一丁で飛び込んでいって返り討ちにあったり、ストーカーしたり…ほかにも数々の変態
行為を行っているのである

千尋「入ったのはもうどうにもならない。絶対学校で騒ぎを起こすなよ」
ララ「え?何で?」
千尋「お前が宇宙人だってことがばれたら大変なことになるからにきまってる」
ララ「なんでばれたらだめなの?」
千尋「大騒ぎになるからだろ。少しは考えろっての」
ペケ「ララ様、たしかに千尋どのの言うとおりです。ここは、デビルーク星の第一王女であることも含
め、伏せておいた方が何かと都合がよろしいかと」
ララ「う~ん、そういうものなのかなぁ」
千尋「兎に角、学校では絶対騒ぎを起こすなよ」
ララ「は~い」
千尋「…はぁ」

と、ララは笑顔で答えたが、千尋は不安だった


・・・・・・・・・・
その後、芸術の授業では、石造の顔のデッサンで、猿に割りばしの様なツノ二本をつけ、体が人間であ
るという、奇妙な絵を描き美術の先生は顔を引きつらせる。体育の授業では野球を行ったのだが、ララ
はピッチャーであまりの速さにバッター、キャッチャー、審判ともに逃げ出してしまい、教室では

ララ「ねぇ、千尋~」
千尋「………」
男子達「………」

ララが千尋の机に腰掛けて、かまってちゃん状態なので男子どもは千尋を睨む。とうの本人は笑顔であ
る。そして屋上で…

千尋「だから目立つなって言っただろ!!!」
ララ「私、別に何もしてないけど」
千尋「してるだろ、派手に、たっぷりと」
ララ「そおぅ」
千尋「ああ、十分にしてる」
ララ「わかった。じゃあ、これから気をつける」

と、ララは両手いっぱいになにかのメカを持ちながら笑顔で言うが、千尋は不安でしかたがなかった


・・・・・・・・・・
休み時間のチャイムがなる。千尋は悩みながら廊下を歩いていく。ちょうどすれ違い、西連寺は千尋に
声をかける
千尋「あ~、西連寺か。どうした?」
西連寺「ちょっと、いいかな」


・・・・・・・・・・
千尋「それで、どうした」
西連寺「ララさん、素敵ね。明るくて、きれいで、結城君が好きになる気持ち、うおくわかる」
千尋「え…(たしかにララには少し好意は寄せてるが、好きというほどでもないんだよなぁ)」
西連寺「お似合いだと思う」
千尋「あー、西連寺。結局何が言いたいんだ?」
西連寺「えっと…」

西連寺が言葉を詰まらせていると、千尋を呼ぶ声が聞こえる

ララ「千尋~、一緒に帰ろ~!!」
千尋「だから目立つ行動は控えろって「あれ、千尋と何か話してたの?」こいつ…」
西連寺「ううん、なんでもないから」
ララ「そ、じゃあ帰ろ~!!」


・・・・・・・・・・
千尋「ただいま~」
美柑「お帰り、千尋、ララさん」
千尋「ふぅ…」

千尋はソファに座りこむ

美柑「千尋」
千尋「なんだ美柑?」
美柑「明日お出かけしない?ララさん、地球見物まだでしょ」
ララ「ほんとぉ。やった~!!」
千尋「でかけるのはいいが、あんまり朝早くは止めろよ」
美柑「わかってる」
ララ「なんで朝早くじゃだめなの?」
美柑「千尋は吸血鬼っていう、種族なんだ。だから元々吸血鬼は日光に弱いんだけど、千尋は能力で大
丈夫な様にしてるの。だけど吸血鬼は元々夜に活動する種族だから、朝に弱いの」
ララ「そうだったんだぁ」
ペケ「まさか人間ではなかったとは、驚きです」


・・・・・・・・・・
ララ「わぁ~、ここが地球の町か~。なんかごちゃごちゃしてて、おっもしろ~い!!」
町の女1「ねぇなにあれ」
町の男1「コスプレじゃないの」

千尋たちは町に来ている。なぜこんなに目立っているかというと、初めてララと会った時と同じあの服
(ドレスモード)であるからだ

千尋「ララ、ちょっとこい」
ララ「え?…え?、え?」

千尋はララと美柑を連れて路地へ向かった


ララ「どうしたの千尋?」
千尋「うろちょろする前にその格好どうにかならないのか?それだと目立ちすぎだ」
ララ「え~、ドレスモードだめ?」
千尋「ドレスというよりマニアックな服装だな」
美柑「今日はララさんの地球見物が目的だから、もっと普通の服装の方がいいと思うな」
ララ「そっかぁ」
ペケ「しかたないですね」
千尋「ペケはどんな服にでもなれるんだろ。その辺歩いてる人の服を真似ればいいだろ」
ララ「じゃあ、あれかな」
ペケ「了解。コスチューム解析完了。コスチュームチェンジ」

ペケが変身?する

ララ「どぉう?」
千尋「それ男もののスーツだろ」
ララ「これわ?」
千尋「それは女性警官の服だろ。てかなんでミニスカなんだよ」
ララ「これわ?」
千尋「バニーなんて絶対こんなとこいないだろ」

その後もララが選らんでペケが変身、千尋がつっこむことになる。でもしょうがないよね。白雪姫とか
魔法使いとか砂漠の国の服とか戦士の服とかくノ一とかナースとか明らかおかしいもん。全部ララが悪
いだ。そして…

ララ「じゃあこれ」
千尋「おお」
美柑「あ、これ可愛い」
ララ「どぉう千尋」
千尋「それならOKだな」
ララ「よ~し、じゃあしゅっぱーつ」
千尋「さりげなく腕組むな」
美柑「ラブラブだねぇ千尋。私ついてこない方がよかったんじゃないの!」

千尋たちは路地からでて、観光を始める。宝石店にいったり、服屋に行ったり、バンドの路上ライブを
見たり、タイ焼きたべたり、ゲームセンターに行ったり、そこで千尋がクレーンゲームが得意だという
どうでもいい事実がわかったりとかした。クレーンゲームでとったぬいぐるみはララにあげた

美柑「ねぇララさん。次はどんなとこに行きたい?」
ララ「う~んそうだなぁ」

ララと話していると下の方からなにか音がしだした。気になった千尋は下に目をやると、なんとララの
服消えていくではないか

千尋「おいララ、服が…」
ララ「え?」

ララと美柑も服に目をやる

ララ「え~、何で~?」
美柑「どういうこと?」
ペケ「もうしわけありませんララ様。どうやらエネルギー不足のようです。先ほどのフォームチェンジ
が思ったより負担になったようで…」
美柑「エネルギーが切れるとどうなるの?」
ペケ「コスチューム状態が維持できなくなります。おそらく後3分ほどで、スッポンポンかと」
「「スッポンポン!?」」
ララ「いやぁこまったねぇ」
千尋「少しはあわてろよ!!兎に角こっちこい!!」

千尋は大急ぎ隠れらる場所を探した。すると、美柑が服屋を見つけ、その服屋の試着室にララをいれて
なんとか収まった

美柑「ふぅ、なんとか間に合った。ちょっとまっててね。着るもの買ってくるから」
ララ「お願いしまーす。もう殆どないからぁ」
美柑「じゃあ、千尋も待ってて」
千尋「ふぅ、美柑がいて助かった。あいつがいなかったらどうなってたか」

千尋がは間に合ったという感じで店の方を向くと、そこには西連寺がいた

ララ「じゃーん、こんなの着てみたよ。どぉう千尋」

沈黙が流れる

ララ「あなたは…」


・・・・・・・・・・
適当にぼかしつつ、西連寺に説明した
西連寺「へぇ、そうだったんだ」
美柑「帰国子女のララさんのために、私と兄とで案内をしてたんです」
西連寺「そう、私はてっきり…」
ララ「ねえねえあれなに?」

ララが水族館を指差す

美柑「あれは水族館。魚とか海の生き物がたくさんいる所だよ」
ララ「へぇ~、あれ行きた~い。千尋、行こ~」
千尋「別にいいぞ」
美柑「春菜さんも行くでしょ」
西連寺「でも私は…」
ララ「いいじゃーん、行こうよ春菜ぁ」
美柑「よし決まり。皆で水族館へGOー」
ララ「おーっ!!」


・・・・・・・・・・
ララ「わぁ~、いろんなお魚がいるね~」
千尋「当たり前だろ。水族館なんだから」
ララ「あっ、あれすご~い」
美柑「あんまりはしゃぐと迷子になるよー」
千尋「たく、なにやってるのか」

千尋は少し笑みを浮かべながらいう。それを西連寺は複雑そうな顔でみる

美柑「(ふ~ん、しばらくみないうちにややこしいことになってるね)千尋、私ララさんさがしてくる
ね」
千尋「わかった」

美柑はララ捜しに奥の方へ行った。千尋は水族館のパンフレットを見る

千尋「ふむ、こっちは面白そうだな。おい西連寺、向いくぞ」

千尋が動き出すと西連寺は千尋の服のそでを掴む。そのころ、ララは…


ララ「あれれぇ、ここはどこぉ?」

裏側に迷い込んでいた

ララ「あ~、お魚だ~…あれ、でも元気なさそう。よぉ~し、こんな時には…」

ララはデダイヤルからバーサーカーDXを取り出した。ちなみにバーサーカーDXはデビルーク戦士の
秘薬らしい。ララはそれを全て水槽の中にいれた。魚たちはそれを食べると…元気よく跳ねた。戻って
千尋たちは…


千尋「……どうかしたか?西連寺」
西連寺「私、結城君に伝えたいことがあって…」

西連寺がそでから手を離した

千尋「その伝えたいことって」
西連寺「昨日も、伝えようとしたんだけど……昨日言ったよね二人はお似合いだって」
千尋「ああ」
西連寺「ララさんも素敵だけど、結城君も優しいから、私……」
千尋「俺が?」
西連寺「結城君。二人はお似合いだと思う。それでも、私は、私…」

またララの方…


飼育員「ど、どういうことだ~!!」
ララ「どうしたの。そんなにあわてて?」
飼育員「あわてるだろ普通!!このままじゃみんな死んじまう!!」
ララ「え~!!何でぇ~!!」
飼育員「魚は水がないと生きられないの!!これ常識!!」
ララ「そっかー、じゃあ水があればいいんだ」

ララはデダイヤルを取り出す

ララ「じゃ~ん、これさえあれば水不足は安心!!でるでるミズゾーくん!!」
飼育員「早く水の中に帰してやんねぇと!!」
ララ「スイッチON!!」

ララがスイッチをONにする。が、飼育員が水に全身入ってしまい。すぐに足場にまで水が来てしまっ


ララ「あははは!!た~のしぃ~!!そ~だ、私も一緒に泳ご~っと」
飼育員「こらぁ、姉ちゃん!!服を着たままおよいじゃいかん!!お父さんやお母さんに教わらなかっ
たのか!!水ん中に入る時は…裸になるのよ!!」
ララ「へぇ~そうなのぉ~。それじゃ、そ~れっ!!これでいい」

飼育員が下着を残して服を脱ぐと、ララは服を全て脱いでしまった

飼育員「よ~し、OK」
ララ「それじゃ、いきま~す!!せ~の、よっ」
飼育員「おらぁ!!がんばってこいよ~!!」
ララ「あははははは!!あは、あはははははは!!」

ララは楽しそうに泳いでいく


・・・・・・・・・・
西連寺「私…ずっと…」








《ゴゴゴゴゴゴ》
『『うわあああああああ!!!!』』










千尋「なぁ西連寺、なんか悲鳴が聞こえないか?」
西連寺「え……」

すると千尋の頭にハリセンボンがぶつかる。不思議に思いそっちを見ると、大量の水と、サメに乗った
ララの姿があった

ララ「あははははは!!!!たっほ~い、千尋~~~!!!!」
千尋「ララ!?」
西連寺「ララさん。どうして裸なの?」
千尋「つっこむとこそこ!!??」
ララ「千尋~~!!!!楽しい~~!!!!」
千尋「と、兎に角逃げよう!!」
西連寺「ええ!!」
『『『うわあああああああああ!!!!』』』

千尋「ララ~~!!!!やめろ~~!!!!」
ララ「え~~!!!!なんで!!!!」
『『『うわああああああああああああ!!!!』』』

ついには水は建物から漏れ出し、人と魚が流されていく。メカが壊れたのかすぐに収まったが、かなり
の量がでた

ララ「あはっ、あははははははは!!!!」



千尋「あ~~、見物にきたのにすごく疲れた」
ララ「あ~、楽しかった」
千尋「あのなぁ」
西連寺「美柑ちゃんは大丈夫だったの?」
美柑「逃げ足だけは早いですから。ねぇ春菜さん、今日は楽しかった?」

西連寺は笑みを浮かべる

西連寺「うん!!」


・・・・・・・・・・
千尋「いってきま~す」
ララ「あ、春菜~!!」
西連寺「おはよう、ララさん、結城君」
「「おはよう」」

と、二人がかけよると、千尋が石でつまずいてしまい西連寺の方へ倒れこむ。そして西連寺のスカート
の中に千尋が……

西連寺「きゃああああああああああああ!!!!」

西連寺が千尋をはたき飛ばす

千尋「……なぜだか…こっちきてかラッキースケベが多くなったような…がふっ」

西連寺は走っていく

ララ「あら…」
千尋「…こっちの心配しろ。てか、西連寺あんなちからあったのか……ぐふぅ」 
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