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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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花萌える帝都中編


「おっといけねえ、酔いつぶれる前に紹介しないとな、おーい入ってこい」

米田がそう言うと、楽屋に一人の女性がが、入って来た。

「初めまして、私はソレッタ織姫といいます。皆さん宜しくお願いします」

「大神から順番に挨拶しろ」

「はい、俺は帝国海軍少尉大神一郎宜しく」

大神は、硬派に挨拶を決めたつもりだったが、決まらなかった。

「少尉さん私、日本の男嫌いです」

「ええーーー」


織姫の言葉に、ショックを受けた大神だった。

「私は、真宮寺さくらです、そして私の隣にいるのが、妹のフェイトです。よろしくお願いします」

「よろしく」

「やっほー私はアイリス、この子は、クマのジャンポールだよ宜しくね」


「最後になりますが、今は、帝国華撃団総司令補佐をしています。紫藤直哉と言います。自分も大神さんと同じ織姫さんの嫌いな部類に入ると思いますけどよろしくお願いしますね」

「そして僕の隣にいるのが、僕の妹で、紫藤なのはです」

「よろしくです織姫お姉ちゃん」

「何だと!!直哉に妹がいたのか?かわいいな」


!!「なんか寒気がしたよ、お兄ちゃん」

「じゃあ膝の上に来るかい?」

「うん」

「直哉さんは、妹さんに優しいですね」

「そうですかね、織姫さん」

「ええ、私はそう思いますよ、しかし貴方が、紫藤直哉さんでしたか」

「え、織姫さん僕の事を知ってるんですか?」

「ええ、昨年帝都で起きた事件の最大の功労者ですし」

「ええーー功労者は大神さんでしょあれは?」

「実際はそうかもしれませんけど、海外では、直哉さんの経歴を見て驚いてましたから」

「直哉お前、あの当時海軍を辞めてたろ?」

「あ、そう言えば」

「元軍人が、同年代の乙女達と共に、怪事件を解決と言う感じでしたし」

その後、歓迎会は順調に進んでいたが、大神の一言を聞いて、織姫が怒り、歓迎会は中断したのだった。

「あーあ、織姫怒っちゃったよ、どうするのお兄ちゃん?」

アイリスが、大神に言う。

「謝りに行くよ、それじゃあ皆また後で」

そう言って大神は、楽屋を出て行った。

「さて、これからどうするのか、楽しみだな、直哉」

「ええ、そうですね支配人」

「でもよ直哉、大神が、なのはに興味を持つとはな、あいつさくら一筋と思っていたんだがな」

「ええーー支配人私は、直哉君一筋ですよ」

「それはわかっている。直哉どうするんだ、お前達今年で18だろ?」

「支配人その件にですけど、夏休みに、仙台に戻って挙げ様かと考えてます。さくらちゃんとの式をね」

「「「ええーーー」」」

さくらとなのはと、フェイトが驚いていた。

「結婚かあ、おめでとう直哉お兄ちゃん、さくら」

「ありがとうアイリス」

「それじゃあ今年の夏季休暇は、仙台旅行にして、お前達4人で式を挙げろ」

「いいですね。支配人。

そのころ大神は・・・・


謝りに行ったが、相手にされなかった。

「その夜・・・

さくらは大神の部屋に向かった。

「大神さんいますか?さくらですけど」


「今開けるよ、さくら君」

「どうしたんだい、こんな時間に?」

「支配人からの依頼で、大神さんに夜の見回りお願いできますか?」

「ああ、いいよ、さくら君も行くんだろ?」

「・・・今日だけですよ」

「本当かい?さくら君」

「ええ、但し織姫さんを誘う事が、条件です」

「う、せっかくさくら君と二人きりになれると思ったのに」

そして大神とさくらは、織姫の部屋に行き、夜の見回りに誘った。

「いいですよ少尉さん」


「織姫さん。いいんですか?」

「いいんですよチェリーさん。私は、直哉さんからさくらさんを、少尉さんから守ってくれと頼まれているので」

「そうだったんですか」

「そうなのです」

そして夜の見回りが終わり、さくらと織姫が自分の部屋に戻ろうとした時、大神がさくらに声をかけた。


「さくら君部屋まで送るよ」

「え」(拙いわ、この時間なら、直哉君も寝てるだろうし)

「いえ、大神さん大丈夫ですから、それじゃ」

「あ、待ってくれ。さくらくん」

そう言って大神は、さくらの腕を掴んだ。

「きゃあ」

そしてさくらはバランスを崩し、倒れた。

「「・・・・・」」

互いに沈黙を続け、先に沈黙を破ったのは、さくらだった。

「大神さん退いて下さい」

「ああ、すまないさくら君」

「それでは、大神さん失礼します」

「待ってくれさく・・ら君」

大神はさくらの無言のプレッシャーを受け、動けなかった。


そしてさくらは・・・

「今日は、直哉君と同じベットで寝よう」


心に誓うさくらだった。




 
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