ダンジョンに最強のパワーを持った戦士がいるのは間違っているだろうか
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転生
……ん?何処だここ……?
『起きたかの?』
な!?何処から声が聞こえた!?
『ここじゃよ』
っ後ろか!?振り返ると神ごうしい光を放つ老人がいた
「誰だ?」
『儂は神じゃ』
……はぁ?何言ってんだこのおじいさん頭大丈夫か?
『お前さん失礼じゃのう』
( OwO)ヴェイ!?心読まれた!?
『神じゃからのう』
「わ、わかった、貴方が神様だと信じるよ」
『うむ、素直なのはいいことじゃ、さてお前さんをここに来させた理由を話すかのう』
あっそうだった、何でここに俺はいるんだ?
『何じゃ覚えとらんのか?』
えーと……漫画を読んで腹が減ったから外食しようと外に出て……あっそうだ
「俺は車にひかれて…」
『うむ、お前さんは死んでしまったんじゃよ』
「...マジかー」
ショックだ……
『んで、言いずらいんじゃがのう…お前さんの死は儂のせいなんじゃ』
「……は?」
『いや、本来なら何も無い普通の日のはずだったんじゃが……ちと儂の手違いでのう』
……おいおい、という事は何か?神様のミスで俺は死んだってか?
『す、すまんのう……』
スマンで済むと?(怒)
『じゃからお詫びとしてお前さんをこれから転生させようかと……』
「なら許します」
『軽いのう!?』
「いや、また生きる事ができるのならいいですよ」
『う、うむ、ただお前さんが生きていた世界じゃないぞ、転生する世界は二次元の世界じゃ』
「というとアニメやラノベの世界ですね」
『うむ、転生する世界はランダムじゃ、それとお前さんには3つ転生特典を与えるぞ、なにがいいんじゃ?』
3つまでか、なら……
「俺をゴジータにしてくれ!」
『ドラゴンボールのゴジータじゃな、スペックはスーパーサイヤ人4まででいいかのう』
「あとMUGENのスーパーサイヤ人4ゴッドになれるようにもしてください」
『MUGEN?ちょっと待っておれ……なるほど、いいぞ。残りの二つは何じゃ?』
「食事を人並みにしてくれ」
流石にあんな暴食はしたくない
『わかった、最後は何じゃ?』
「才能をくれ」
『どういう事じゃ?』
「歌や、料理がうまいといった才能だよ」
『いいぞ、その3つでいいんじゃな?』
「ああ」
『よし、じゃあすまんがお前さんにはこれから修行してもらうぞ』
「え?」
『ゴジータのスペックはとてつもないからのう、今のお前さんでは力に振り回されて、制御出来ないからじゃ』
「なるほど……」
『取り敢えず一年間、彼等に稽古してもらうんじゃぞ』
ん?彼等?俺がそう思った時、
「コイツをオラたちが鍛えればいいんか?」
「ふん、面倒だが、まぁいいだろう」
っ!?俺は後ろを見る。
そこにいたのは────
「オッス!オラ悟空!」
「このベジータが鍛えてやるんだ、感謝するんだな」
孫悟空とベジータが立っていた。
「マジっすか!?」
『マジじゃよ、頑張るんじゃぞ』
神様は笑顔で手を振った。
「よし、じゃあ行くか!皆が待ってっからよ!」
「弱音を吐くんじゃないぞ」
「は、はい!」
そうして俺は修行する事になった。
一年後
『久しぶりじゃのう、あの頃とはまるで違うのう』
「あ、神様!」
俺は一年間、悟空さんや、ベジータさん、それに他のキャラ達と修行をした。
いや何度死にかけた事か……思い出すのも辛いぜ、だが色んな技を覚えたぞ!
『そろそろ転生させるぞ』
「あ、はい」
転生か、いよいよだな……どこの世界だろ?
「よかった、間に合ったみてえだな」
「え?悟空さん、ベジータさん、それに皆!」
「お別れだからな、皆でオメエにプレゼントを渡そうと思ってな」
「まずは俺からだ」
そう言ってピッコロさんが俺に袋を渡した。
「これは……」
「仙豆だ」
「いいんですか!?」
「俺の修行に付いてこられたんだからな、特別だ」
「ありがとうございます!」
「じゃあ次は俺だな」
「クリリンさん」
「俺からは亀仙流の道着だ」
「ありがとうございます」
「次は私だ」
「パラガスさん」
「さぁ、この制御装置を頭に……」
「親父ぃ、何付けさせようとしてんだ!」
「door!?」
ブロリーに殴られパラガスはぶっ飛んだ。
「ブロリーさん、止めてくれてありがとうございます」
「俺からは一人用のポットです」
「あ、ありがとうございます」
「じゃあ次は僕が「次は悟飯さんですか」ハァ!?」
トランクスはスルーされた。
「僕からはこれを」
そう言って悟飯さんはホイポイカプセルをくれた。
「ありがとうございます」
「ベジータは無いんか?」
悟空さんはベジータさんに聞いた
「ふん、特別だ、有り難く受け取「さっさと渡せクズ」フオォ!?」
ベジータはブロリーによって岩盤に埋め込まれた。
────ベジータさんから貰ったのは修行用の重り入りリストバンドとスカウターだった。
「最後はオラだな」
悟空さんが前に出た。
「何をくれるんですか?」
「筋斗雲と如意棒だ」
俺の目の前に筋斗雲が来た。
そして悟空さんは俺に如意棒をくれた。
「いいんですか?」
「おう!」
「ありがとうございます!」
俺はとても嬉しかった。
『準備出来たぞ』
「分かりました、それじゃあ皆、行ってきます!」
「「「おう!行ってこい!!」」」
こうして俺は転生した。
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