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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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1章 第2部降魔襲来篇
  新年と新たな脅威降魔現る前編


太正13年正月・・・

「さくらちゃん明けましておめでとう」

「直哉君おめでとう。今年もよろしくね」

「そうだ、さくらちゃん皆との挨拶が終わったら一緒に明治神宮に参拝に行かない?」

「行きたい。直哉君とだったらどこでも良いよ、私は」


「だけど大神さんも、さくらちゃんと行きたいだろうしな」

「え、なんで大神さんが私と行きたいの?」

「あのね、大神さん僕とさくらちゃんの関係を怪しんでるみたいなんだ」

「え、嘘」

「最近さくらちゃん大神さんと話した?」

「そう言えば、最近直哉君の仕事の、手伝いをしてたから、あまり話してないかも」

「そう言うことだから。なるべく、大神さんと仲良くしてね。部隊と帝都の平和の為に」


「そして7人の心を一つにしないとこれから起こるかも知れない戦いに勝てないかもしれないからね」

「直哉君、そこ7人じゃなくて8人だよ」

「え、隊員は、7人だよさくらちゃん」

「直哉君自分も、入れなきゃ人数に」

「ええーー自分司令だし、本来は隊員のケアは隊長である。大神さんの役目なんだよ、大神さん、天海を倒してから少しずつアイリスやすみれさん達との距離を縮めようとしてるのが見えてきたから」

「でも直哉君は、大丈夫なの?」

「うん個人的な気持ちは、僕もさくらちゃんと一緒だからね」

「直哉君」

「さあ皆の所に行こう。さくらちゃん」

「うん直哉君」


楽屋・・・

「あ、直哉お兄ちゃん、さくらおめでとう」

「「おめでとうアイリス」」

「おめでとうございます。直哉さん」


おめでとうございます。すみれさん」

「おめでとうございます。大神さん」

「おめでとう直哉」

「なあ、隊長いい加減支配人にその言い方やめねえか?」

「それは無理だカンナ、俺にとっての支配人は、米田支配人だからだ」

「まあまあカンナさん僕は気にしてないんでいいですよ」

「ほら本人も言ってるだし、いいんだよ」

「そうだ、さくら君この後、俺と初詣行かないかい?」

大神が、さくらを誘う。

「・・いいですよ、大神さん」

「本当かい」

「えええーーー」

さくらの返事を聞いたアイリスたちが驚いていた。

「よろしいんですの?直哉さん」

「ええ、隊員との交流も必要ですし、今後の事を考えての行動ですからさくらちゃんの行動は」

「気になるのでしたら、こっそり見たら良いじゃないですか、さくらちゃんに伝えておくので」

「アイリスもいく、うちも行くで、あたいもな」


そしてさくらは、部屋に戻ると、直哉から事情聞いて、普段着のまま大神の待つ玄関に行き二人で、明治神宮に行った。


「さくら君どうして、今日もいつもの服だね?」

「ええ、この服の方が動きやすいので」

「そうなのかい?」

(本当は、晴れ着あるけど、最初は直哉君に見せたいから)


二人が話していると、明治神宮に着いた。


明治神宮・・・


明治神宮に着いた二人は、参拝を済ませ、おみくじや、少し出店を見たりしていた。

残りの隊員達は、大神とさくらの行動を見ていたが、二人にばれた直後、辺りが異様な妖気に包まれた。


「隊長、あそこを見てください」

大神はマリアに言われ、鳥居の上を見ると、4人の人影を見つけた。


その内の3人は、フードを被り顔が見れなかったが、最後の一人はかつて帝国華撃団が倒したはずの男葵叉丹だった。




 
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