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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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浅草デートと大暴走騒動後編


支配人室・・・

「大神とアイリスは、支配人室に呼ばれていた。


「大神さんこの苦情の紙の束は?一体何があったんですか?」

「ああ、それは、アイリスの力が浅草で暴走したからだ」

「大神さん貴方はアイリスの暴走を止めようとしました?」

「ああ、だがこれはアイリスの自己責任だろう?」

!!

アイリスは、大神の意外な答えに驚いていた。

「確かに、少尉の言っている事はある意味正しいですが、少尉貴方は監督する立場なのですから、アイリスの暴走を未然に止めるべきでしょう」

マリアが大神に言う。

「なあ、マリア質問良いかな?」

「はい」

「隊長より慕われている者がいるだから、そいつに任せちゃあいけないのか?」

「は、貴方は一体何を、言ってるんですか?」

「わからないのか?直哉に全隊員のケアを任せて良いだろう?」

「なっなに言ってるんですか?少尉部隊内の事は、隊長がするべきことですよ」

「そう言うことですので、大神さんがんばってください。それとこの修理代は大神さんの今月の給料から引きますからね」

「え、それだけはやめてくれーー直哉」

「駄目です」

「さて、アイリスは何か言う事あるかな?」

「アイリス悪くないもん。」

「アイリスいい加減にしなさい」

!!「アイリス悪くないもん」

そう言ってアイリスは支配人室を飛び出した。

復活した大神がアイリスを追いかけるが、アイリスは部屋に閉じこもってしまった。

その夜・・・


アイリスは自分の部屋に閉じこもり、誰とも、相手をしなくなっていた。


そして大神も、悩んでいた。アイリスにどう接してやればいいのかを、藤枝あやめの助言で、すみれや、紅蘭、カンナのように、子供扱いする事も、そしてマリアみたいに、アイリスを大人として見るには、大神には難しかった。



そして次の日の朝事件が発生した。

アイリスが、出来上がったばかりの光武に乗って、浅草方面に向かっていたのだった。


「よし皆アイリスを追いかけるぞ」

「「「「「了解」」」」」

その時黒乃巣会の出現したと情報が入り、花組に緊張が入る。


そして黒乃巣会の出現地点も、浅草と知り花組は、急いで出撃をした。


そのころ浅草雷門・・・・

「フフ待っていろ帝国華撃団・・・オンキリキリバサラウンバッタ オンキリキリバサラウンバッタ」


羅刹は楔を打ち込んだ直後、アイリスの攻撃を受けた。

「ぐっだれだ」

「帝国華撃団参上!!」


「本当に待ったぜ大神一郎よ、兄者の敵を取らせてもらうぞ」

「大神さん、アイリスの保護と、黒乃巣会の撃破どちらを優先しますか?」

さくらが大神に質問した。

「それは勿論、黒乃巣会だ!!」

大神の答を聞いたアイリスは、消えてしまった。

「仕方がないですね、さくらさん(ちゃん貴女はアイリスを追いかけてください)


「了解です」

そしてさくらは、アイリスを追いかけ、大神達は羅刹との戦いに備えた。
「戦闘を始める前に大神に聞きたいことがある」

「お前この場にいる者達で気になる奴はいるのか?」

「羅刹お前までそんな質問をするのか?」


「俺が気になる人物は・・・俺自身だ」


「「「「「え、」」」」」

「そうか、その答えが、俺には最高だぞ大神一郎」


「いけない早く雷門の扉を開いて大神さんを救出してください」


「「「「了解」」」」

「さくらちゃん早くアイリスを連れて来て」

そのころさくらは・・・アイリスの説得に苦労していた。

「ねえアイリス戻ろうよ」

「いや、お兄ちゃんも紅蘭もすみれも、カンナも皆嘘つきだから」

「じゃあアイリスは、私やマリアさんや、直哉君も嫌いなの?

「そんなこと無いよ直哉お兄ちゃんと、さくらは嘘を付かないから」


「ねえ、アイリスこれは直哉君が聞いて欲しいといってたから聞くね「

「何さくら?」

アイリスが暴走させた理由は、お母さん達に会いたくなったからでしょうと」

!!「何で直哉お兄ちゃんわかるの?」

「何となくだって」

「じゃあ何で、知ってたんなら何であの時言わないの?」


「多分アイリスの事を思ってのことだと思うよ」

「え、」

「あそこで、家族の話したら、アイリス感情を抑える事で来た?」

「難しいかも」

「それに直哉君の両親は死んでるのよアイリス」

「え、嘘嘘だよねさくら?」


「嘘じゃないわ、その事実を知ってるのは、米田さんと、私とアイリスだけなの」

「だからお願い、皆が嫌いかも知れないけど、助けてお願いアイリス」

「・・・わかったよさくら行こう、みんなの元に」

「アイリス」

そしてアイリスとさくらはテレポートでみんなの元に向かった。


そのころ・・・

「ぐぁあああ」

「どうだ大神一郎苦しいか?」

羅刹は勝利の余韻浸っていた。

「そろそろ死ね大神一郎」

「今だよさくら」

「破邪剣征・桜花放心」

「何だと!!上空からの攻撃だと、兄者すまない」

そう言って、羅刹と魔装機兵銀閣は爆発した。


そして数日後・・・

アイリスは紅蘭たちと無事仲直りしたのだった。




 
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