骸龍転生物語~ オストガロアに転生した人間の物語~
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13話 ガイリュウとムクロリュウ
前書き
ニ「今回はついに流星君とギルクゥザさんが手合わせします!」
流「手加減しないぜ!」
ギ「負けないわよ!」
ニ「それでは、どうぞ!」
まず先手を仕掛けたのは流星だった。流星は地面を跳躍し、私の頭を攻撃しようしたが、私はドス黒いブレスを吐き、反撃する。流星はうまく身体を空中で捻らせ回避し、地面に降り立つと今度は後方に迫った。
ギルクゥザ「ていっ!」
流「うわっ!」
私は、流星を振り払おうと長い尻尾を振り回す。流星はこれに巻き込まれたようで壁に叩きつけられた。
流「がはっ!!」
かなりのダメージがはいったようで、少し吐血をしたが、ダウンはしていない。こんな芸当を出来る流星はかなりタフらしい。流星はこちらをチラリと見た。
ギロッ「!!!」
その眼には、とてつもない何かが宿っているようだった。私はそれに恐怖を覚え、逃げるように後ずさりした。すると、ある事に気が付いた。
ギルクゥザ「髪が…紅い…?」
先程まで水色だった髪が紅色に変化したのだ。禍々しい血の様な色だった。
流「ガァ、ガァァァァァァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」
あの身体から出てるとは思えない程の低い咆哮が空へ響く。流星は、両腕の掌をこちらへ向けた。その次の瞬間!
ゴォォォォォォォォォォォッッッッ!!!!!!!
紅い光線が腕から出てきたのだ。それも一発では無い。何発も連続してだ。私は間一髪で避けたが、また次の光線が来る。なんとか全部避け切ったものの流星の攻撃は止まらない。何とも常識はずれな動きで私の身体を傷つけている。私は全身を使い、離れさせようとするが、その身体を踏み台にして跳躍してくる。その上…。
流「…………!」
終始無言なのが気味が悪い。私は、ブレスを吐く。今度はちゃんと当たった。流星は地面を転がり、気絶した。
ギルクゥザ「やった!でも…どうしよう…流星さん…。」
私は、流星の腕を甘噛みし、安全なエリアを探しに歩き始めた。
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古龍観測所 旧砂漠担当
オストガロアにギルクゥザが合流してしまった。旧砂漠は大変危険になっている。至急、討伐隊を結成してくれ。
ギルド
ガイリュウのみならず、ムクロリュウまで現れたか!討伐隊は、エリートが集まっているが、安心はできない。
古龍観測所 旧砂漠担当
確かに油断は禁物。ハンター達には注意を促してくれ。
ギルド
了解。ハンターの装備と名簿を書いておこう。
レイ HR251 女
武器 スラッシュアックス ハデス
防具 ディアブロZシリーズ
カンタ HR463 男
武器 弓 魔弓グリモワール
防具 トヨタマ[真]シリーズ
センヤ HR384 男
武器 ランス ロストバベル
防具 セルタスXシリーズ
ハナ HR148 女
武器 狩猟笛 ロイヤルビードロ
防具 ギザミZシリーズ
古龍観測所 旧砂漠担当
これなら心配は不要そうだ。古龍と古龍級の飛竜種だが、なんとかできるかもしれない。彼らにかけてみよう。
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