サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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敵の名は・・・黒乃巣会首領天海との遭遇前編
帝都某所・・・
出でよ黒乃巣死天王よ」
「ハ、紅のミロクここに」
「蒼き刹那ここに」
「白銀の羅刹」
「黒き叉丹ここに」
「「「「我ら黒乃巣死天王天海様の命によりここに推参」」」」
「僕達にお呼びでしょうか?天海様」
「たわけ先日のあれは何じゃ?」
「ハ、帝国華撃団と名乗る謎の組織が現れまして」
「奴等は結構やります」
「黙れ叉丹我等は常に最強でなければならぬ」
「見ておれよ帝国華撃団勝つのは我らだ」
「我ついに帝都の結界を破る術を見つけたり」
「一刻も早く六亡星降魔陣を完成させ、偉大な徳川幕府を再建させねばならぬのだ」
天海がそう言うと、幹部三人は喜んでいたが、只一人叉丹は、(ふっ…死に損ないの老いぼれめ)と呟いていた。
「此度はわしが出よう、わしの力も見たいであろう、のう叉丹」
「はい」
大帝国劇場では・・・
現在花組隊員4人と直哉は2階のサロンで話していた。
直哉は、慌てていた、何故なら今日新しい隊員が帝劇に来ることを始めて知ったからだ
「ねえ、どうしたら良いかな?皆」
「直哉お兄ちゃんいつも通りで良いと思うよ」
「そうね肩肘張らないほうが、直哉らしいわね」
「でも新しい人は米田さんが司令と思ってくるでしょうし、そう思うとね」
「そうですわね、でもそういう事は、米田さんが通達しているのではなくて?」
「そうだよきっと、大丈夫だよ直哉君」
「でも今回不安だから、誰か一緒にいてくれませんか?」
「確かに直哉さんも米田さんの仕事を覚えるだけでも大変なのに、新隊員との顔合わせですものね」
「でもそうすると、直哉君に付くのは、さくらしかいないわね」
「そうだね」
「そうですわね」
「貴方方二人は、隠してるつもりでしょうけど、お二人の関係は、幼馴染なのでしょう?」
「「えええーー気付いてたんですか」」」
「当然ですわ」
「だね」
「当然よ」
「はあ、ばれてたなんて」
「だね、直哉君」
「でも安心してね二人共お兄ちゃんにはばれてないから」
「そのうち二人は結婚を考えてるのでは?ないですか?」
「結婚は将来的にはしたいですけどね、ねえさくらちゃん」
「そうだね、直哉君」
「と言う事で、なるべくさくらが補佐できる状況になれば、さくらがしていく形にしましょう」
そして話し合いが終わり暫くして・・・
ドッカーーン
「うわあ、事故だ.大丈夫ですかーー」
大神が事故を起こした少女に聞く。
「ここ大帝国劇場ですおまか?」
「はいそうですけど」
「うちここの支配人に用事があって来たんです」
「そう言うことでしたら自分が案内しますね」
「おおきに」
そして大神は少女連れて支配人室に向かった。
「支配人大神です。お客様を連れて来ました。
「あいてるので、どうぞ」
「「「アーーーーこないだの人」」」
「何々直哉とさくら君この人知ってるの?」
大神がさくらに質問をする。
「ええ、こないだ帝都を歩いてると道を聞かれたんですよ帝劇までの」
「まさかあんさんが、新しい支配人とは、思わなかったけどな、李紅蘭ただ今着任しました」
「自分は紫藤直哉です宜しく、紅蘭さん」
「私は、真宮寺さくらです宜しくね紅蘭さん」
「二人共紅蘭で良いって、歳もそう変わらんから」
「それじゃあ大神さん紅蘭さんの案内お願いします」
「ああ、わかったよ」
そして紅蘭と大神は、支配人室を出て行った。
「ふう、終わった緊張したよさくらちゃん」
「緊張してるようには、見えなかったよ直哉君」
「さくらちゃんありがとうねいつも助けてもらって」
「気にしないで、私も助けてもらってるから」
「さくらー直哉お兄ちゃんのお手伝い終わった舞台に行くよー」
「はーい行ってくるね直哉君」
「頑張って」
そして、紅蘭はその日の舞台に立った。
そして、次の日の夜の公演時に事件が起きたのだった。
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