~転生者物語~緋弾を守りしエネイブルと黒き白夜叉
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第7弾 三つ巴って弱い奴を狙うからある意味リンチだよね?
前書き
あぁ……疲れた探さないで下さい(眠)
銀時「こんにちは銀時です。 このバカがこんなに疲れてるのはスケボーやらフライングディスクにはまってしまい、わざわざ近所のグラウンドで遊びまくってただけなのでご安心よ」
ムニャムニャ……空中スピン…ガッツはディスクが顔面に……
銀時[死ね!!]
ドカバキドカバキpokapoka度外馬脚
クリスマス更新です。 メリークルシミマス
追伸 大型建造でナガモンさん手に入れました。
◇ ◇ ◇銀時side
(* ^ー゜)ノコンニチハー
俺の目の前には、青く光っている魔方陣があった。
「個々に乗れば良いのか?」
俺は案内係の女に聞く、月詠の趣味なのかかなりのグラマーだな。
俺はついつい胸に眼が言ってしまうよ。 う~ん、眼福。
「はい。 そうしたら特別ステージがある世界に、自動的に転送させられます」
なお、[御都合主義結界]は特別すぎてあの二人にしか展開できないため、別に壊れても良い無人の世界をステージにした……ラシイ。
スケールが無駄にデカいな……
「さて……行くか」
俺は腹を決めて青い魔方陣に足を踏み入れた。
浮遊感と波に揺られるグラグラ感。 目を開けて飛び込んで来た光景は、
(無人都市か……)
斜め左には因縁深い霧雨閃輝。 斜め右には(一応)味方の赤志ユウジ。
片や速度を司る魔法戦士。 片や願いを叶える魔法使い。
そして俺は唯のAランク武偵、武器だって木刀とソーコム拳銃(H&K MARK23)に平賀製品の魔道具位だ。
ぶっちゃけた話。 正気の沙汰じゃねえ…だがそれがいい。
『選手構えて下さい』
閃輝は刀、ユウジは二本の剣、俺は木刀と秘密のカプセルを其々構える。
始まる……殺ってやるぜ。
んな奴らに勝てるか!! 勝機がでるまで逃げるぞまさあき←誰?
━ポイッ ボウン━
この車でな!! 俺は素早く乗り込み、アクセル全快でこの場から逃げ出した。
「オイコラ逃げるんじゃねぇ!!」
「待てッ!!」
待って言われてまつかバ~カ。
さて個々の角をまがって……うわぁ!!!?
━キキキッ━
俺はハンドルを切り対向車を避ける、しかし車道は俺に向かってくる一方通行……死ぬわ!!
「うおっ!?」
「こなくそっ!!!」
おっ、あの二人もおって来られなくなってら、精々潰しあってくたざ危ねぇ!!!
ねぇみた今のハンドル捌き!! ←混乱のため小説だと忘れてる。
(なんとかしねぇと!?)
地形的には
┃ ↓ ┃ ↑ ┃
┃ ↓ ┃ ↑ ┃
━━┃ ↓ ↑ ←━━
┃ ↓ ┃ ↑ ┃
┃ ↓ ┃ ↑ ┃
んな感じで俺はこの←部分から出てきたよな……あっ!!
「そうかぁ!」
俺は車を180+90=270°回転。
車をあの二人の近くまで接近したその瞬間、ドリフトで二人を撥ね飛ばしながら俺は対向車線に移る。
「うおっ!!」
「うげぇ!?」
チッ。 閃輝には交わされたが赤志は吹き飛ばしたぞ。
閃輝はまだ付いてきてるな……ならば!!
俺は車を自動操縦に切り替え、サンルーフを開き頭と一緒にとある銃器を取り出す。
あの有名なM60E3マシンガンをな。
「ランボォォォォォォォォォォ!!!!!!」
━バララララララララララララ!!!!━
俺は閃輝目掛けて撃ちまくった。 ヒャッハー!!
弾幕ごっこ見たいだなヒャッハー!!!!
「………スペルカード。 速破[速度制限]!!」
げっ、スペルカード。 って外れてるし~
「おいおいおい!! 外れてウギャー!!」
俺はマシンガンを捨て自動装置を解除する、何故だって? 目の前に閃輝の野郎が放った弾幕が網になったからだよ、ぶつかったらひとたまりも無いよな……レーザーにも見えてきたぜ。 映画化バイオ1のバラバラ人間にする気か!!
俺はキンジや真選組の愉快な子孫達と鍛えに鍛えたマリカーテクニックで躱しに躱すって多すぎて交わせるかぁい!!
(何処かに逃げ道は……あった!!)
俺はそこの脇道に車を入れる。 と次の瞬間。
「かかったな速星[バーン]!!」
「ヤバイ!! テレポート!!」
━ドゴォォォォォォン!!━
◇ ◇ ◇
「ああ…ありゃ死んだな」
赤志ユウジはそう呟いた。
通行車に引かれそうにもなったが、ギリギリの所で交わしたからか身体にはキズらしきものは見えない。
「これで大会も終わりか…」
━少し不完全燃焼感があるが…まぁ仕方がない。賞品なんて興味ないし
赤志は思った…大会は終わりだと。
次の瞬間思い直した…大会は終わりじゃないと
「死ねっ!!」
「うおっ!!?」
突然現れた閃輝に斬りかかられたからだ。
首を斬られそうになった赤志は、首を引きそのまま手から地面に着地。
倒立の体制になる途中で閃輝の左足で、閃輝の刀を持つ手を蹴った。
しかし閃輝はそれに耐えた…が、そのまま斬り殺そうとしたのは下策だった。
赤志は空いてる右足で閃輝の顔を狙った。
「詠唱省略! [フレイムバーン]!!」
━ボオオオオオォォォ━
赤志の放ったカウンターの魔法は見事、閃輝の顔面に命中。
閃輝の顔面を燃やした。
「ぐっ!?」
閃輝は顔の熱さで反射的に刀を落としてしまった。
赤志はその刀を拾わずに、閃輝から距離を取った。
そして背中から剣を引き抜き、構えた。
閃輝の目をちゃんと見て、問いかけた。
「何故俺を襲った。 俺はゼウス派に所属している、味方見たいなもんだろ?」
その問いに閃輝は答える。
「味方だぁ? 俺には外の世界に味方はいないね、さっさと幻想郷に戻りたい気分だよ」
うん変人だ。 赤志は思った。
赤志自信も長生きしてたが、こんな外世界が嫌いな幻想郷住人は始めてだろう。
因みに顔のキズは治っている。 速さを操る能力のお陰だ。
「まぁいいや。 それじゃ…いくぜ[ウィンドズドラゴン]!!」
赤志は詠唱省略した魔術を放っち、ドラゴンの形をした四つの風が閃輝に向かって行った。
「甘い!!」
━ズバッ!! ズバッバ!!━
閃輝は一息に先攻する三つの風を切り裂いた。
そのまま残りを切り裂こうとしたその時、
「甘いのはお・ま・え・だ」
━パチンッ━
赤志は指を鳴らした。
━ボウンッ!!━
残り一つの風がその場で弾け、砂煙が撒き散らされた。
(煙幕がわりか…だが)
━タッ タッ タッ タッ━
そう…足音までは消せないのだ。
「そこだ!!」
━ザシュ!!━
閃輝は目の前に出来た影に向けて刀を振るった。
━ボウンッ!━
しかしそれは赤志ではなく影分身だった。
「あってて~みな~♪」
赤志は次々に影分身を作り出し、 砂煙に向けて突撃させていた。
無論…閃輝も影分身を倒していくが影分身は倒したら煙が出る、赤志は影分身をワザと弱く作りワザと倒されていき、閃輝の視界情報を封じるのに成功した。
「くそっ…ディグレバーン・サルース・ドラゴン!!」
閃輝はディグレバーン・サルース・ドラゴンを呼び出し、体に纏わせ合体した。
暴風で煙を晴らそうとしたのだろう、しかし赤志の狙いはその合体の時に出る光だった。
「そこか!」
赤志は天に拳を突き出し、魔法で巨大な鉄拳を作り出し、
「ゴッドハンドクラッシュ!!」
降り下ろされた。
━ドッゴォォォォォォォォン!!!!━
みごと、砂煙のド真ん中に命中した。
「……潰れたか」
「残念ながら……まだ生きてるぜ?」
━ガラッ ガラッ━
閃輝は地面に埋め込まれる寸前にコンクリートを持ち上げ、楯にしたのだ。
無論…それだけで防げる訳なく埋め込まれてしまった。が、ダメージは半減していた。
「ですよね~」
赤志は左手に持っていた剣を右手に持ち替え、構えた。
「んじゃセカンドマッチ、行きますかぁ!!」
「かかってこい!!」
━ガキィン!!━
所変わって観客席。
━ワーワーキャーキャーアカシイケーセンキニサンゼンギンジガンバレー━
「盛況ですね」
言いながらワインを飲む女。 天照である。
「神界でも有名な魔法使いに幻想の魔法剣士、それに加えて次世代の月詠候補だからな。 そりゃ盛り上がる訳だ」
喋りながら入ってきたのは、二代目月詠の月詠の結城飛鳥だった。
なお始末書は押し付けて来た模様。
「しかし話さなくて良いのですか? 三代目月詠を貴方が指定した10人の転生者の中から選ぶことを、銀時さんに話さなくて?」
「ん? ああほっとけ、とりあいずもう少し経験積んでからかな?」
「なぜ疑問形?」
「よく決めてないから、取り合えず銀時は二年生が終わってからだな。 他の連中もそれなりに原作が進んだら話すよ」
「どちらにしても年単位の話ですね」
「……案外、自分で気付くかもな」ボソッ
月詠の呟きは、誰にも聞こえなかった。
さらに変わって戦闘中の二人
━ガキィン!!━
「くっ!?」
「まだまだぁ!!」
守る赤志と攻める閃輝という構図になっていた。
剣の実力だったら能力補正をかけた閃輝が有利だったようだ、赤志は高速で繰り出されている斬撃を何とかさばいていた。
「うおおおお!!」
「セイヤァァァァァ!!」
━ガキンッ!!━
赤志の剣が折れた。 赤志は直ぐ様距離をとり、両手を閃輝に向けてつきだした。
「詠唱省略。 [ボンバイエ・エクスプロージョン]!!」
━ボボボ!! ボボボボン!!━
直撃。 閃輝は連続する爆発に巻き込まれ、爆炎で見えなくなってしまった。
「さすがにこれは……上だと!!?」
見聞色の覇気でもマスターしているのか、赤志は上からの気配を感じた。
そこには少し傷ついた鎧を身に纏っている、閃輝の姿があった。
「やっぱりかあああ!!! 詠唱省略[スタープロミネンス]!!」
「受けてたつ!! 詠唱省略[スタープロミネンス]!!」
━ドドオオオオオオオン!!!!━
二つの星の太陽がぶつかった。
結果…赤志ユウジ!!
「くそっ!!!?」
閃輝は緊急回避を行い何とか交わせた…が、スキだらけでもあった。
「止めだ!! 詠唱省略[クアトロレールキャノン]!!」
━ドッ!! ドッ!! ドッ!! ドッ!!━
重い銃撃音(いや魔法音か)を響かせながら電気を纏った砲弾が、閃輝を貫いた!!
「勝った!!」
が、それはまやかしだった。
━ザシュ━
赤志の背中を突き刺した…閃輝の刀がそう告げていた。
「……やばぁい……」
はいこんにちわ、主人公の銀時さんです。 只今少し離れたビルの屋上から見物ナウです。
閃輝が何をしたって? んなもん簡単だよ、最初ッから煙の中に隠れてたんだよ。
俺がやばぁいと言ったのは…大型魔法を一発撃っても消えない分身を閃輝は作れるってことだよ。
この事実が示してるのはで閃輝の魔力量が可笑しいって事となる。
俺が暴力ティーチャーズからの暴力から逃れる方法は、この大会で優勝するしかない。
が、そのためには化物と言って過言てもない閃輝君を倒すしかないって訳か。 なにこのムリゲー。
でも変身解けてるぶんましかな?
(………………………)
ふと、俺の頭の中に昨日の会議で泣いてた天照様を思い出した。
俺は…あの人の事は好感を持てる相手だと思っている。
あの策略作家と連んでる事は置いといて(てかあいつ神だったんだ)お人好しだし、素直で巨乳だし。
それに…あの人には大恩がある、第二第三の人生歩ましてくれてるという大恩がある。 そんな人が泣いていた。
(個々で引いたら…男が廃るってもんじゃねぇのか俺!!!!)
全てをハッピーエンドにするのには……閃輝、お前を倒すしかない。
天照様の願いや俺の師匠…千冬さんの仇をとるってゆう夢を叶えるために、
「織斑一夏! 勝負だ!!」
俺は木刀を引き抜き閃輝にむけた。 閃輝は最初は驚いていたが、直ぐにその目に険しい色合いが、
「俺は…織斑一夏じゃねぇ!!」
閃輝は叫びながら刀剣を突き刺してきた。
俺は木刀でその刀をはじいた。
「うおおおおおおおお!!!!」
「セヤァァァァァァァ!!!!」
さぁ……最終バトルの始まりだ!!
後書き
霧「かんばれ銀ちゃ~ん!」
葉川「頑張れ~」
魔理沙「閃輝は織斑一夏じゃねぇよ!!!!」
闇夜「……………………」(メッチャオコッてる)
二人(なにおこってんだ? この二人?)
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