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ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
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原作前の事
  三大勢力戦争前

次元の狭間本家に帰還後、すぐに寝たけど大天使化や第二の姿になると、体力と疲労が凄く持ってかれる。朝になっても、起きてこなかったのか心配してメイドが起こしに来た。

「ご主人様、起きてますか?」

「・・・・・・・・・・・・」

紫苑は不穏に思い、部屋に入ると一誠は寝ていた。寝息しないで静かに寝ていたが、明日から三大勢力戦争が始まるので起こしたのだった。

「起きてくださいご主人様」

「・・・・っ、紫苑か」

「はい」

俺は、欠伸しながら起きた。まだ半目で寝ぼけていたが、自室専用洗面所で顔を洗ったら目が覚めた。寝間着から部屋着に量子変換機で着替えてから、ダイニングルームへ向かう。紫苑は寝間着を洗濯カゴに入れてから、紫苑も向かった。ダイニングルームに着いたら空いてる席へ向い、そこにはアグニ、奏、優斗がいた。

「おはよう一誠。随分と寝てたようだな」

「おはよう諸君。いや~黒鐵改を長時間使うと、疲労困憊で眠くなる。第一第二の姿でもね」

「でもあの時は短時間じゃなかった?父さん」

「出入口の戦いでも力を使ったらなのか、あれを入れると長時間使った事になるらしい」

「なるほど。だから智君は、今でも眠そうな顔してるのね」

俺は席に座ったら、紫苑が朝食を持ってきてくれたので食べた。紫苑は既に食べたらしいので、主である一誠の一歩後ろにいた。

「そういえばもうすぐだな。三大勢力戦争は」

「まあな~。その様子をテレビで見れるはずだから見てみよう」

俺はテレビを付けた。本来、次元の狭間から冥界の様子は見れないが、トレミークルー技術班により特殊電波によって、人間界だろうが冥界だろうが天界でも見れるようになった。無論天界や冥界でもやってる番組とかも見れるようしている。

「悪魔側は、既に戦力を整えてるようですね。反対側は堕天使側ですかね」

「斜め上には天使側がいるね。まるで三角形のようだね」

今回は三大勢力なのか、△のような形をしている。左が堕天使側、右が悪魔側、上が天使側になっていた。真ん中は空いていた。

「我は戦争については興味ないが、一誠はどうするのだ?」

「あくまで見守る事しか出来ないが、戦争前に挨拶に行こうと思っている。ちょうど真ん中が空いているし、あそこなら攻撃される心配はないだろう」

「危険ではないのでしょうか?」

「大丈夫さ、天使側には神シャルロットとミカエル達熾天使がいる。堕天使側はアザゼルにシェムハザとバラキエルがいるし、悪魔側は四大魔王が勢揃いしているから心配無用。俺を見たらこっちに来るだろうし、それと紫苑。医療道具や病室の準備は出来ているのか?」

「既に整えてありますから、いつでも怪我人を治療出来ますので、ご安心下さい」

「戦後の事か?」

「この後の事だ。俺には嫌な予感がするからか、推測だが戦争どころでは無くなるくらいになりそうだと、俺の勘が告げている」

「そうか。我はその間泳いでいるから、何かあれば念話で言ってくれ。すぐに駆けつける」

「それは有り難いが、龍化じゃなくヒト化で頼む。いきなりアグニが来たら驚くし、それにまだ秘密にしたい」

「分かった。一誠が言うなら仕方ないが、救援時はこの姿で行かせてもらう」

朝食が終わった後、アグニは食後の運動で泳ぎに行った。俺は奏と優斗と一緒にドッグへ向かった。戦後、もしかしたら対ドウター戦があるかもしれないので、対策を練っていた。いつ来るか分からないからか、月中基地本部にある黒鐵改の最終チェックをしたり、トレミー1番艦・2番艦の発進整備を整えていた。

次の日がやってきた。俺は朝食をいつもより大盛り食べてから、歯磨きをしてから着替えた。服は戦闘服で、次元の狭間本家門前には全メイドが並んでいた。メイド代表として、月が俺に話をしていた。ちなみに黒鐵改のメンテナンスは、月中基地本部にある専用カプセルで待機状態となっている。

「ご主人様、お気をつけて行ってきて下さい。生きてここに戻ってきて来る事が、私達の願いです」

「心配するな。戦争はあくまで見守るから介入はしないが、この後が心配だ。俺の勘は当たるが、対ドウター戦になる事だろう。対ドウター戦になるかどうかに関しては、俺にも分からない。だがその時になったら、サポートとしてトレミーが来てくれるから心配するな。

もしもの事があっても俺を信じろ、俺は必ずこの家に戻ってくる。もし体が消滅してもまた戻ってこれるだろうし、それ程の魔力を使う時もある。家のテレビでその様子が見れるからな見る者は見てくれ。どうなるかはまだ分からない」

「無事に帰ってきて下さいねご主人様」

「朱里ちゃん、ご主人様帰ってくるよね?」

「必ず帰ってきなさい。私達の元へね。帰って来なかったらお仕置きするんだから!(泣)」

「ご主人様。帰ってきたらまた模擬戦した後、一緒に肉まん食べる」

メイド一同は泣いていたり、主である一誠に一言ずつ発言後に仕事へ戻ったりしていた。皆は主が心配だが、泣き終わったメイドは家に戻っていった。自室で応援する者や鍛錬をする者、医療班の最終確認をしている者など。最後に残ったのは月と紫苑であった。

「どうした?早く戻らんか」

「私はお見送りでここにいます。私はメイド長であり皆の代表ですから」

「そうか・・・・紫苑はどうしてここにいる?」

「・・・・・・・・・・っ」

紫苑は無言で抱きついてきた。一誠も抱いた。腕を紫苑の背中に包むようにして。

「どうした?紫苑」

「私は怖いのです。あの世界では、一度夫を亡くしてますから」

「そうだったな。だが安心しろ。必ず戻ってくるから信じろ」

抱きついて数分経ち離れた紫苑は、家に戻って行った。少し泣きながらだったが、月にも抱きついてから一誠は、空間を歪ませて入って行った。冥界にある戦争場所へ。

天使side

私達は上空で待機していましたが、左奥は堕天使がいて右奥には悪魔がいる。本当はこんな戦争はしたくないけど、しょうがない事は分かっている。

「シャルロット様、いつでも攻撃できますよ」

「そう。この戦い、勝たないとね」

「はい。ん?あれは何でしょうか」

「どうしたの?」

「三大勢力の真ん中辺りに、人影がいますがどうしますか?」

「気になるわね。ガブリエル、様子を見てきてくれる?」

「承知しました」

ガブリエルは、部下2人を連れて行った。人影のようだけど何かしらね?様子を見に行ったガブリエルから、報告があったので聞いた。

『報告します。岩陰から見ましたら黒鐵様がいますが、それも手の上には人間時の姿の兵藤一誠様も』

私は驚いた。何故一誠さんがいるのか、それに黒鐵改を召喚しても人間時の姿のままでいるかは分からなかった。詳細を聞くと、岩陰で見たら黒鐵様が立っていたらしく、手の上にも一誠さんがいた。考え事をしていたら、ガブリエルから報告が来たのでそれを聞いた。

『報告します。先程様子見をしていたらバレましたので近づいてみました。すると近くに、堕天使と悪魔がいましたが恐らく私達と同じような事だと思います。黒鐵様の元に行くと、一誠様が降りて来られてから、私と堕天使と悪魔に手紙を渡されました。中身を見るにはトップが見ろと言って、また手の上に乗っておられました。なのでシャルロット様の元へ戻ろうと思います』

「堕天使や悪魔はどうした?」

『一誠様に手紙を渡された後、まだ攻撃をするなと言っていました』

「分かりました。ガブリエルが戻った後、一誠君の手紙が気になります」

『了解です』

「どうなさますか?シャルロット様」

「分からないわ。一誠さんの手紙を読んでから判断します」

しばらくするとガブリエルが戻ってきていた。堕天使側や悪魔側から攻撃される事もなく、無事に戻ってこられた。

「シャルロット様、これが黒鐵様である一誠様の手紙でございます」

私は手紙を受け取って封筒から手紙を出した。開けてみると一言で書いてあった。

『戦争前に三大勢力トップと話がしたい』

私は唖然してしまったが、トップと話がしたいって事は、ここにいる三大勢力のトップが集結する事になる。

「シャルロット様、手紙には何て書いてあったのですか?」

私は、フリーズから解除してミカエル達に見せた。二人とも唖然していたけど、何故三大勢力のトップと話がしたいんだ?とミカエルが言っていた。一誠さんの要望に応える事にしたので、行くのは私とミカエルとガブリエルで行く事となった。

他の熾天使も反対せずに、兵士が勝手に動かないように監視しとくからと言われたので言った。一誠さんと会うのは久しぶりだなと思い、いる場所へ向かった。

堕天使side

俺はもうすぐ戦争をやる前からなのか、横になっていた。戦争反対だったが、一ちゃんの予言通りとなった。シェムハザやバラキエル、それと戦争狂のコカビエルがいるが、アイツだけが心配だ。すると斥候部隊が戻ってきたが、大慌てだったのでシェムハザに聞いた。

「シェムハザ何があった?」

「斥候部隊から報告があったが、何でも中央に人影がいたそうだ」

「人影だと。悪魔か?」

「どうやら人間らしい。近づいてみたら黒鐵様がいたらしく、手の上には一誠様がいたと言っていた」

「何!一ちゃんだと。何故一ちゃんが、こんな所にいるんだ?それに黒ちゃんがいたというのは、どういう事だ?」

「近くには天使や悪魔の斥候部隊がいたそうだが、手紙を三大勢力のトップに渡せと言ったそうだ」

「貸してみろ!」

アザゼルが手紙を受け取り手紙を見た。しばらく読んだ後、シェムハザに言った。

「シェムハザ、バラキエルとコカビエルを呼んで来い。今すぐにだ」

「りょ、了解」

しばらくしてバラキエルとコカビエルがやってきた。

「どうしたアザゼル。もういつでも戦争出来るぞ」

「先程斥候部隊から報告があったが、中央に一ちゃんがいるらしい。一ちゃんの要望で、三大勢力トップと幹部を一ちゃんがいる場所へ集合せよとな」

「一誠様ですか。先程兵達が、中央に黒鐵様がいると言っていたのは本当だったのか」

「俺とバラキエルで、一ちゃんがいる中央に行ってくるからシェムハザとコカビエルは留守番を頼む。特にコカビエル、間違っても誤射はするなよ?一ちゃんの怒りに触れたくないからな」

「了解しました。気を付けて行ってきてください」

「分かっている。俺だって黒鐵様の怒りには触れたくないからな」

「では行ってくる。バラキエル行くぞ!」

「はっ」

全く戦争前にとんだサプライズだな、一ちゃんは。おっ、天使や悪魔達も大人しくなっているという事は、やはり一ちゃんの怒りは触れたくないのだろう。あの宴以来会っていないが、元気しているのか。ん?天使と神が中央に向かってるから、手紙内容が同じのようなのだな。何を考えているのか、さっぱりだ。

悪魔side

私達は準備をしていたり、士気を上げたりしていた。だけどアスモデウスの情報で、兵達は慌てた。中央に人影がいると言っていたので、優秀な斥候部隊を中央に送った。アスモデウスが、天使と堕天使が中央に向かっていると言っていたので、私達は臨戦態勢に入った。斥候部隊が戻り、アスモデウスが報告を聞いた後、魔王召集があったので臨時作戦室に向かった。

「どうしたの?いきなり召集かかったから驚いたわ」

「そーだよ。士気上げてたらいきなり召集かかったから、何かしたのかと思ったよ」

「何かあったのか?先程から兵達が慌ただしいが、それと関係しているのか?」

「皆、落ち着いて聞いてね。実は先程情報があって、中央に人影がいたらしいのよ」

「人影?天使か堕天使じゃないの?」

「気になったから、優秀な斥候部隊を送ったの。だけど途中で、天使と堕天使の斥候部隊と遭遇したらしいの」

「その後どうなった?戦闘になった?」

「戦闘にはならなかったらしいの。目の前にいた人物が戦闘を止めてくれたのよ」

「それはだぁーれ?」

「落ち着いて聞いてね?一誠君だったのよ。正しく言えば、黒鐵様かしらね」

「黒鐵様が・・・・でも一誠がいたというのはどういう事?」

「どうやら手の上にいたらしく、近くに寄って降りてきたらしいの。天使側と堕天使側、悪魔側に、一通の手紙を渡したのよ。それがこの手紙よ。渡した後、早急に立ち去れと言ったらしいわ」

「なるほど。何かを伝える為、各勢力の斥候部隊を向かわせようとしたのね。その手紙の中身は?」

「一言だけしか書いてなかったけど『三大勢力のトップをここに来い』とだけしか書いてなかったわ」

「それだけか。でもどういう事なんだろうか、三大勢力のトップというのは?」

「恐らくだけど天使側だと神、堕天使側だと総督、悪魔側は私達四大魔王だからだと思うわ。呼んでいるのよ、私達を」

「だったら早く一誠君の所に行こうよ。纏め役はアガレスに頼めばいいし」

「でも四人同時に行ったら、兵達が混乱するのでは?新しい情報よ。天使側は神シャルロットと熾天使ミカエルが、堕天使側はアザゼル総督とバラキエルが向かったとの報告があったわ。これは四人で行った方がいいわよね」

「よし、兵達の事はアガレスに任せて私達は一誠の元へ行くわ。異存はないわよね?」

こうして天使側・堕天使側・悪魔側のトップが、黒鐵様の所へ向かっていった。各兵達は混乱したが、戦争は会談が終えて戻ってきたら始まる事となった。

一誠side

俺は今三大勢力の中央部分に来ていた。まだ空間の中にいるからバレないと思うが、そろそろ戦争が始まる頃に外へ出てみたら、三大勢力は攻撃態勢になっていたので黒鐵改を呼んだ。ただし力を5割にして召喚したので、黒鐵改と俺もいるようにした。

今回は五分五分なので、身体も半透明だから他から見ても大丈夫。俺は、黒鐵改の手の上に乗ってしばらく待機していた。手の上からは三大勢力が見えるし、望遠鏡で見たら何やらこっちに来る部隊が3ついたので、声をかけてみた。

「そこにいる斥候部隊よ。いるのは分かっているから、とっとと出てこい」

すると天使・悪魔・堕天使の斥候部隊が出てきた。一瞬敵の斥候が出たので、攻撃しようとする輩もいたが、俺の殺気で止めた。天使側から一人が、前へ出てきたので俺は黒鐵改から降りた。

「お久しぶりでございます兵藤様。ここには何用で来られたのですか?」

「そうです。ここは三大勢力での戦争をやるのですよ?」

「ここに居られるのは危険ですので、退避して下さい。それともこの戦争をお止するつもりですか?」

「ちょいと用があってな。この手紙を三大勢力トップに渡してくれないか?天使側なら神に、悪魔側なら四大魔王に、堕天使側ならアザゼルに渡してくれ」

部隊長に渡した後、斥候部隊は各勢力に戻って行く。アイツらが来るまで、空間の中にいるかと思ったが戦いの邪魔はしない。俺は黒鐵改と共に空間の中に入った。空間内は、ソファがあってそこに座っていた。外が見えるから様子を見ながら本を読んでいたけど、早く来ないかな?アイツらは。

三大勢力トップと俺side

「あそこかしら?一誠さんがいた所というのは」

「斥候から聞いた所によるとここらしいのですが、何もありませんね。微弱ですが魔力を感じます」

私達は周辺に向ったら何もなかったので、しばらく座っていたら悪魔と堕天使がここに来た。驚いたが、よくよく見たら四大魔王と総督だった。

「何だ。お前らも一ちゃんに呼ばれたのか?シャルロットにルシファーよ」

「それはこっちのセリフだよ。何でここに神と総督がいるのさ?それに一誠君の事を一ちゃんって馴れ馴れしいよう」

「そうですよ。私達は一誠君の手紙で呼ばれたのに、なぜ貴方達もいるのですか?」

「俺も一ちゃんからの手紙で呼ばれたんだぜ」

「私達も一誠さんから呼ばれました」

「一誠は、何が目的で私達を呼んだのだ?戦争前だというのに」

「呼んだかな?三大勢力の諸君」

『!!!!!!!!』

空間から、黒鐵改と肩の上に一誠が座って出てきたので、皆は驚愕した。一誠が皆の前に降りてきた。

「一誠さん、なぜ我々を呼んだのですか?まさかこの戦争を止める気ですか」

「止める気は更々ないが、少し話をしたかっただけだ」

「話って何を?」

「そうだぜ一ちゃん。俺達は臨戦態勢に入っているし、この会話が他勢力に聞こえるかもしれないぞ」

「心配いらん。先程強力な結界を張ったし、俺達の姿は見えないようにしてあるから」

「いつの間に結界を・・・・それで?私達に用があったのですよね」

「この後戦争だからな、最後に会いたかったのさ。もう二度と会えなくなるかもしれんと思ってね」

「それだけの事で俺達を呼んだのか?確かにここにいる連中は皆、一ちゃんの友人だからな」

「嬉しいよ一誠君。それだけ心配してくれる何て、でも私達は大丈夫だから」

「俺としては、天使・悪魔・堕天使のパワーバランスが保てばいいと思っていたが、やはりこうなると思っていた。俺は見守らせてもらうしか出来ないが、俺の願いを聞いてくれるか?」

「願いですか?」

「俺の願いは、ここにいる全員での集合写真を撮りたいと思っている。俺はどこの勢力にも属してないが、戦争前の記念として集合写真を撮りたいんだ」

「俺はいいと思うぜ。善は急げだ!一ちゃんカメラの準備は出来ているか?」

「ああ、奏」

空間から出てきたのは奏で、手には俺らの最新デジカメを持っていた。シャルロット達は並び始めたが、ここで問題が発生したようだ。誰が俺の隣に座る事だ。ミカエルやアザゼル達は後ろで、肩を組みながら並んだが問題はシャルロット達女性陣。

今ここにいるのはシャルロット、ルシファー、レヴィアタン、ベルゼブブ、アスモデウスだったが、すぐに解決した。俺のハリセンによって。

「喧嘩するんじゃねえよ。俺が順番を決めるからそれでいいだろう。俺の左はシャルロット、右はルシファーだ。あとは適当に並べ」

シャルロットとルシファーは喜んで隣に座って、レヴィアタン達は渋々座った。そして全員並んだので撮影した。

「はいOKです。皆さんお疲れ様でした。智君、私はこれからカメラで撮ったのを写真にしてくるから少し待っててね」

と言いながら空間の中に入っていったが、シャルロットとアザゼルが一誠に近付き言ったが、あの子は誰だ?と。

「奏の事か?俺の妻だ」

「え?一誠さん結婚されてたんですか」

「マジかよ。いつ結婚したんだよ」

しばらく経ったら、奏が出てきて写真を一誠に渡して、また空間の中に戻っていく。そして1人1枚ずつ渡したが、ちゃんとここにはいない幹部にもな。

「この写真は記念だ。戦争後生きていたらまた会おう。俺は行くが、結界は閉じてるから外へ出られるぜ」

俺は黒鐵改と共に空間の中に入って行った。シャルロット達は写真を内ポケットに入れて、無言のまま各陣営に戻って行った。 
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