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サクラ大戦7人目の隊員

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休日・・姉弟の1日

時は、太正12年4月某日・・・

大帝国劇場では、無事4月公演舞台が千秋楽を迎えていた。

そこで米田支配人が、明日から3日間休日にすると伝えられ、各々がそれぞれの休日の予定を考えていた。


「ねえ、直哉君明日からの3日間の休み、何かしたいことある?」

さくらが直哉に、質問した。

「うーんそうだな。あ、そうだ、お姉ちゃんと二人きりで、花やしき遊園地に行ってみたいな」

「花やしき遊園地かあ、私も行った事ないし、行ってみようか」


「やったーー」

直哉は大喜びだった。


そして翌日・・・休日1日目


さくらと直哉は、朝早くから帝劇を出て、蒸気機関車で、花やしき遊園地のある浅草に向かっていた。

そのころ帝劇では、大神が直哉を探していた。


「あれ、おかしいな直哉君とさくら君がいないぞ、せっかく直哉君と、心行くまで、遊ぼうと思ったのにな」

そして大神は、1階に下りていった。そして1階に下りた大神を見かけた花組隊員を含む全女性陣が、この獣から直哉君を守らなければと決意をしたらしい。


帝劇でそんなことになっている事を、知らないさくらと直哉は・・・


「お姉ちゃん美味しいよこれ」

「本当ね」

二人は花やしき遊園地の園内でかるめの朝食を食べていた。


そして二人は、様々な乗り物に乗って、姉弟の久々の二人だけの時間を過ごしていたが、少しトラブルが起きた。それは、少しさくらが油断し直哉を見失ったのだった。

そしてさくらと別れた直哉は花やしき遊園地の裏側帝国華撃団花やしき支部に入り込んでいた。


「ここは一体何処なんだろう?参ったなあ早くさくらお姉ちゃんの元に帰りたいのに」

そんな事いいながら直哉が歩いていると、地下格納庫に着いた。


「へえいろんな光武のパーツがあるんだな」


「誰か、そこにおるかいな?」

直哉は、姿がないのに声が聞こえるから少しオドオドしながら答えた。


直哉の答を聞いた声の主はすぐに姿を現し直哉を安心させた。

「僕ごめんな驚かすきはなかったんや」

「お姉ちゃんは誰なの?」

「うちは李紅蘭や、よろしくな僕」

「僕の名前は、真宮寺直哉です。よろしく紅蘭お姉ちゃん」


「そいで何で、直哉君がここにおるんかいな?」


直哉は、紅蘭に、事情を話した。

よっしゃうちが直哉君のお姉ちゃんの所まで付いて行くわ」

「え、いいの?紅蘭お姉ちゃん」

「かまヘンよ直哉君」

「ありがとう」


こうして直哉は、紅蘭と共にさくらを探し始めた。


暫く歩いていると、直哉とさくらが、同時に見つけた。

「直哉君良かった無事だったのね」

「うん紅蘭お姉ちゃんにここまで連れて来てもらったんだ」

「そうだったの?ありがとうございます。紅蘭さん」


「紅蘭さんはやめて直哉君のお姉さんとうちの年齢そんなに離れてないから」

「そうですか?なら紅蘭で」

「うんならうちはさくらはんと呼ぶことにするわ」

こうして、さくらと直哉は紅蘭と言う新たな友達を作り、帝劇に戻った。


そして休日2日目の朝が来た




 
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