銀魂 銀と黒の魂を持つ夜叉
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織田信長?信奈?
二十四訓
銀時sid
銀時「誰もいねーし、パフェでも食いに行くか。」
別世界に飛ばされてからもう数日が経った。あれがあってからたまには鍛錬するようになった。また飛ばされてもあれだからな。そして俺は今から久しぶりのパフェを食いに行くところだ。なぜなら新八は夕飯の買い出しに行き、神楽は公園に遊びに行って誰もいないからだ。やーっとチョコレートパフェが食える。あっやべ、よだれが・・・
銀時「・・・・・・・」
階段を下りた時だった。なぜか知ってる人が倒れている。
銀時「いやいやいや、これはないよ。だってあれだもん。こいつがこんなところにいるわけがないよ。うんうん、俺の見間違い。」
俺は目を擦りもう一度倒れている人の顔をよく見る。
銀時「・・・・・・嘘でしょ。嘘だと言ってよ。なんでこいつが・・・勝家がここにいんだよ?」
そう、階段の下に倒れていたのはなんと別世界で知り合った柴田勝家だった。
銀時「別世界の住民だぞ。さらには戦国時代の・・・・・どうすればいいんだ、俺?連れて帰った方がいいのか?でも誰かに誤解されるのもあれだしなぁ〜。」
勝家「・・・・・」
銀時「とりあえず家に入れるか。」
家に戻り勝家を布団に入れる。なんでこんなところに・・・・あっちで何かあったのか?
銀時「考えても仕方ねえか。・・・ここに置いといてパフェ食いに行こ。」
銀時sid終了
作者sid
新八「ただいまー。・・・あれ?誰もいないのか?まあいいや、掃除でもしようっと。」
新八が買い出しから帰ってきたようだ。これから掃除機をかけようと思い部屋中の襖を開けた時だった。
新八「・・・・・誰?」
なぜか銀時の布団に美女が寝ていた。新八は女が起きないように襖を閉める。
新八(誰だあれぇぇぇ!?なんであんな美女が銀さんの布団に寝てんだ!僕が買い物に行く時にはこんな人いなかった。銀さんの知り合いかな?もしかして彼女?で、でも普通、彼女を置いてどっか出かけるか?あぁぁぁ、わけがわかんねえ!!)
銀時「ただいまー。あー食った食った。」
新八「銀さん!誰ですか、あれ!?」
銀時「ああ、あれね。なんか・・・落ちてた。」
新八「どこにあんな美女が落ちてんだぁ!嘘言うなぁ!」
銀時「銀さん嘘言ってないよ。階段の下に落ちてたんだよ。」
新八「僕が出た時はいませんでしたよ!」
銀時「知らねえよそんなこと。とりあえず倒れていたから布団に寝させたんだよ。そろそろ起きたか?」
銀時が襖を開けようと寝床に向かったときに
銀時「あ、やべっ!」
何かに躓いてしまった。そのときだ。不意に手を伸ばしたとき、手に何か柔らかいものを掴む。
銀時(・・・なんだこれ?すげえ柔らけえ。)
銀時は顔を上げた。その視線の先には起きてきて襖を開けた勝家がいた。
勝家「〜〜〜///」
銀時「よ、よお・・・目ぇ覚めたんだぁ〜。」
勝家「何してくれるんだ、この変態ぃ!」
銀時「ぶべらぁ!」
銀時「で・・・なんであんなところにいた?」
勝家「分からない・・・・ただ分かるのは、私は斬られたということだ。その後、目を開けたらここにいた。」
新八「あの〜銀さん、この人は・・・」
銀時「柴田勝家。」
新八「・・・・やだなぁ〜そんな冗談言っても引っかからないですよ〜。」
銀時「・・・・」
新八「え?何その真顔。」
勝家「自己紹介していなかったな。柴田勝家だ。よろしくたのむ。」
新八「・・・・・えぇぇぇぇぇぇえ!?柴田勝家ぇ!?え、だ、だって柴田勝家って言ったら戦国時代で猛将で有名な!」
銀時「その通り。よく知ってたな。」
新八「なんで戦国武将がこんなところに・・
・・・しかも女の人だったなんて。」
銀時「まあ柴田勝家でも、お前の知ってる柴田勝家とは違う。」
新八「えっ?どういう・・・」
銀時「こいつは、この世界とは違う世界の戦国時代を生きた柴田勝家だ。いわゆるパラレルワールドってやつ?」
新八「うそぉぉぉぉ!」
神楽「ただいまネ。何騒いでるアルか?」
神楽が帰ってきた。
神楽「誰ネ、その女。」
勝家「柴田勝家だ。よろしく。」
神楽「銀ちゃん、どこで拾ってきたアルか、この乳デカ女。」
新八「か、神楽ちゃん!なんてこと言うの!」
銀時「すぐそばに倒れててな。とりあえず布団に寝かせた。」
神楽「ふーん。なんか私のポジションが危なくなる気がするネ。」
銀時「お前のポジションはお前以外つとまんねえから、このゲロイン。」
神楽「なんだとお!この天パ侍!」
銀時「あぁん!天パのこと言うんじゃねえ!」
新八「でもどうするんですか?さすがに万事屋に泊めるのはまずいでしょ。」
勝家「いや、私はべつにいいのだが・・・」
新八「いや、あなたの場合まちがいが起こる可能性が・・・」
銀時「まあ、確かにな。この小説をR-18にするわけにもいかない。となると、選択肢はひとつだ。」
銀時と神楽が新八を見つめる。
新八「・・・・え?」
恒道館
ここは新八の住まい。姉であるお妙と一緒に暮らしている。道場をやっていたこともあり家はかなり広い。
新八「ただいま戻りました。」
お妙「おかえり、新ちゃん。・・・あら?その方は?」
新八「万事屋新メンバーです。」
勝家「柴田勝家です。よろしくお願いします。」
勝家の住まいが決まった。
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