銀魂 銀と黒の魂を持つ夜叉

銀時sid

なんてこったぁ〜・・・・とんでもないとこに来ちまったあ！戦いの勘を取り戻すって言っても他にやり方あんだろうがよ！なんでいつ死んでもおかしくない戦場に送んだよ！なんか俺に恨みでもあんのか！？たすけてくれぇぇぇ、新八ぃぃぃぃ！神楽ぁぁぁぁ！

？「おっさん！こんなとこで死んじゃダメだ！」

？なんだ近くに人が・・・・？俺が行くとそこにはもはや虫の息のおっさんともやしのような少年がいた。この少年、戦場にいるやつの服装じゃない。いや、戦場どころかおそらくこの時代の服装ではない。いわゆる学ランってやつだ。なんでこんなところに？

銀時「お、おい。」

？「！て、敵か！？」

銀時「ちげえよ！敵じゃねえ。お前・・・・この時代の人間か？」

？「それってどういう・・・・その服装は戦に出るやつの服装じゃない・・・・ってことはあんたも他の時代から！？」

銀時「ああ、俺もタイムスリップした身だ。ところでどうした、そんなにあわてて？」

？「実はこのおっさん・・・・後の豊臣秀吉なんだ！」

・・・・・はあぁぁぁぁ！？このおっさんが！？ちょっと待てよ・・・・このおっさんが死んだら豊臣秀吉の存在は完全に消える。そしたら天下統一する人物はいなくなる。歴史が変わる。・・・・・

銀時「まずいじゃねえか！死ぬなぁぁぁ！おっさん根性見せろぉぉぉ！お前はこんなところで死んでいいやつじゃねえんだぁぁぁぁ！」

俺はおっさんの肩を揺する。激しく揺する。死ぬなぁぁぁぁぁぁぁ！！

？「あんた、そんなに揺すっちゃまずいって！」

銀時「うるせえ！おっさん！あんたはなあ・・・織田信長と天下を目指すんだよ！だから生きろぉぉぉぉ！！」

おっさん「の、信長？わしらの・・・大将は・・・の、信・・・・・奈・・・・」がくっ・・・

銀時、？「「おっさぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！！」」

・・・・・・さ、最悪だあぁぁぁぁぁ！！これじゃあ俺たちの歴史は変わって・・・・・
ちょっと待てよ・・・・確かここは俺たちの世界とは違う世界、いわゆるパラレルワールドなんだよな？ってことはだぁ・・・・俺の世界にはなんも異変なんて起きねえじゃん。よかったよかった。でも戻り方がさっぱりだ。・・・・・・全然よくねぇぇぇぇ！！

？「そうだ、これは夢だ。」

銀時「そうそう！これは夢だよ君！」

？「俺、織田信長公の野望の大ファンだから・・・・」

銀時「俺も俺も！無双〇蛇で織田信長使っててやってる最中にうたた寝しちまったんだな、うん！」

？「そうだよ！夢だよな！」

銀時「次目ぇ閉じて、開けたら元に戻ってるって・・・・・・・・・









戻んねえな。」

？「・・・・・そうだな。」

俺は一体何をすればいいんだ？・・・・・！
何か来る！

銀時「伏せろっ！」

？「わっ！」

伏せた次の瞬間、そこには馬が跳んでいた。

「あぶねえなこのや・・・・・・ろう？」

俺は目が点になった。それはそうだ。なぜなら馬に乗って戦場をかけていたのはなんと、金髪美女だったのだから。