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ジョジョの奇妙な冒険〜restart〜 究極への挑戦

作者:零時
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東方家の惨劇。の巻

 
前書き
今回から視点はちょくちょく変わります。それではどうぞ 

 
東方家の惨劇の巻

僕はいままで何も理解してないかった。10年前、僕がまだ1年生だった頃だろうか。
すごく当たり前なことだが僕には父親と母親がいた。父は時代遅れなリーゼントの髪型をした、温厚で優しい人だった。母さんは色白で若々しいがとにかく口うるさかったな。そんな特徴のある少し変わった家族だったが、
今はもういない。あれは家族全員で旅行に行った時のことだった。観光を終えた後、誰もいない夜道を車で走っていると、目の前に二人の高身長の男が急に車の目の前に現れて道を塞ぎ、片方の男がポケットから緑の宝石を取り出したんだ。そしたらその男は緑の宝石を月にかざして、「究極生命体復活の生贄となれッ!」みたいなことを言ったんだ、最初は頭のおかしいやつがきたと思って無視して通り過ぎようとした。だけどそれもできなかった。彼が、生贄となれと言った瞬間僕の母親は緑の宝石に「吸い込まれた」。夢だと思い目をこすっても
それは紛れもなく現実だった。僕はただ唖然として、城乃は絶望した顔で泣き狂っていた。
普通ならここで車を出して逃げる。だが僕の父親は普通じゃあなかったッ!車の外へ出て、怒りその男たちと殴り合った、いやスタンドバトルといったほうがいいだろうか。父さんはひたすら僕に逃げろと言っていた、
僕はそれに従い泣いていた城乃をおぶり逃げた。息を取り乱しながら後ろを振り向くと、確かに見えたんだ・・・父さんの背後に、幽霊のようなのが現れ、父さんはまるでその幽霊を操っているかのように見えた。
それが僕にも遺伝していたスタンドだったのだ。その後僕たちは父さんの妹、静・ジョースターさんに育てられた。その後父さんが戻ることは一度もなかった。城乃は未だに父さんは生きていると信じている。
正直言って僕には何も言えない・・・母親も父親もいないくらし、そこには賑やかさがなかった。僕はまれに、母親の幻覚を見るようになっていた。その母親は喋ることなく、ただただ編み物を編んでいた。決まって僕が
ずっとその幻覚を見ていると、幻覚の母親はこっちを見てにこっと笑っていた。僕はそんな母親の幻覚を見る毎日がとにかくつらかった。いつもガミガミうるさい母親が急に別人になったかのように、その姿でそこにいるんだ。怖くて夜も眠れなかった。それがまさに僕がうるさいのが大嫌いになった理由である。人の声のでかさは
自分の母親を連想させ、また幻覚を見せる。最近では幻覚が見えるようなことはないが、やはり人の声のでかさは死んだ母親の幻覚を連想させるので大嫌いである。僕が毎日外に非日常を探しに行っていたのは、まさに父親の謎を追うためだ、その謎に今日、ようやく僕は追いついたんだ・・・・

城乃「お兄ちゃん?」

上定「ああすまない、考え事だ。」

グリード「たそがれてんじゃねーよ」

承太郎「話聞いてたか?」

上定「ごめん」

承太郎「やれやれだぜ」

司「上定さんのスタンドの名前の話ですよ」

城乃「私はエターナルエレクトロニックがいいと思う!」

上定「お前ネーミングセンス大丈夫か?」

司「まったくですよ」

承太郎「デイズオブサンダーってのはどうだ?」

グリード「由来は?」

承太郎「海外の映画からだ」

上定「いいんじゃないかな?」

司「じゃあそれで」

城乃「ムゥ・・・」

                                                         To Be Continued
 
 

 
後書き
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