べるぜバブ 〜転生オリ主がかき乱す〜
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第8話 久々の再会?
前書き
今回は自分の好きなキャラが出てきます
………………千秋ちゃん(*´д`*)ハァハァ
前回のあらすじ
公園デビューしました
______________________________
翔太side
……………古市が可笑しい。
今日はいつも通り修行して、オーフィスが連れて行ってと駄々をこねたので連れて行くことにした。
学校に行く途中で、男鹿と古市に会って登校した。
うん。そこまでは普通だったんだけどね。
学校に着いてからはなんかソワソワしてるっつーか、落ち着いてない様子だった。
ぶっちゃけ男がソワソワしても気持ち悪いだけなんだけど」
「そーいっ!」
スパーンッ‼︎
「痛っ!何すんだよキモ市」
「何すんだよじゃねーよ!声に出てるんだよお前!後キモ市って何だよ!なんか定着しちゃいそうで怖えーよ!」
「落ち着けってキモ市。ぶっちゃけお前がソワソワしてるのキモいから」
おっ!流石男鹿。わかってるー
「まあいいから。何でそんなに落ち着きが無いんだ?」
「バカヤロー!周りをよく見てみろ!」
周り?はて、何かいつもと違うところは…………はっ!
「……分かった。成る程確かにお前が落ち着かなくなるもんだ」
「えっ!お前分かったのか?」
「ああ。よく周りを見てみろ」
「……っ!ああ、そういう事か」
俺と男鹿声をそろえて
「「遂にホモに目覚めたか!」」
「ちっがーーう!何でそういう結果になるんだよ!」
「大丈夫。きっと良い人が見つかると思うぞ?俺には無理だけど」
「今度、そっち系の人紹介してやるよ。だから半径3メートル以内に近づくな」
そう言いつつ、俺らはケツをカバーしながら少しづつ古市から離れていく
「やめてーっ!違うから!そーゆー事じゃ無いから!キチンと周りを見ろ!女子が居るじゃねーか!」
女子?……確かに居るな
「あっ!そーか。確か『烈怒帝瑠』【レッドテイル】って言う女子だけのグループが北関東制圧しに行ってたんだっけ?」
「そう。そうなんだよ!いいかお前ら。お前らは事の重要さが、まるで分かっとらん!女子!女子!女子!石矢魔にこんなに女子がいたんだぞ!」
「いや、だってうち共学だろ?」
「そのぐらいで興奮すんなよ」
「お前らには分からんだろ!寒かった……寒かったっすよ……アホみたいな不良男子のみに囲まれて送る灰色高校生活。だが、しかぁしっ!これからは違うぜ!なぁ男鹿!翔太!恋しちゃっていいかい⁉︎」
「「ウゼェ…」」
「女子ったって、どーせそいつらも不良だろ」
「確かに。ここは天下の不良高校だもんな」
「いやいや、聞いた話じゃ大和撫子だってよ!少なくともその烈怒帝瑠の邦枝ってのは!」
「だだだ!髪の毛引っ張るなっつの」
「伸びる伸びる!やめて!この制服新しく買ったばっかしなんだから」
「なんでも、うちのアホ男子共の魔の手から女子生徒を守ってるとかなんとか。それでついたアダ名は女王!これで見に行かねー手はねーだろ」
「つーか、その流れだとお前もぶっ飛ばされるんじゃ……」
そう言って俺らは古市に引っ張られる。こいつ何処にこんな力が……
まあ、それだけ見にいきたいって事だろ。
それにしても邦枝ってどっかで聞いた事あるな〜っとそんな呑気な事を考えてると
「黒木翔太!男鹿辰巳!覚悟しなさいっ!アンタ達の悪行もココまでよ!」
…………ん?んん⁇んんん⁇?
「あーーーーっ‼︎思い出した!邦枝葵!そうだ。何でわすれてたんだ?」
「えっ?………………あーーーっ!思い出した!黒木翔太!そうよどーして忘れてたのかしら?」
「なに?もしかしてお前知り合い?」
「なに言ってんだよ男鹿。この前の公園で会ってるじゃねーか」
「えっ?そうだっけ?」
「あれだ。光太のねーちゃんだよ」
「ん?ああ!言われてみればなんとなく……この前会った時は眼鏡掛けてたから分からなかった」
「言わないでーっ!バレないように地味な格好はしてたのに!」
「そーだな。今の格好は前のとかなり違うな。前のファッションは地味な感じの文学系美少女だったが、今のは特攻服にサラシで胸を締め上げて胸を強調しつつ、鍛えてある無駄な肉がないスレンダーなボディーを出している。まあ、何が言いたいかっていうと今の格好もありだな。」カシャッ‼︎
「ちょっ、何撮ってるのよ!」
「っは!男鹿!翔太!」
「今度は何だ」
「何だよ。今葵ちゃんを撮るのに忙しいんだけど」
「……スゲぇ。後ろの2人もレベルが高いぞ」
「あ?後ろの2人?」
そーいえば、葵ちゃん思い出した事で後ろの2人の事をすっかり忘れてたな。どれどれ、古市がレベルが高いって言うくらいだからさぞかし高いんだろう……………あ!
「ちーちゃん!」
「「ちーちゃん?」」
「しょーくん」
「「しょーくん⁉︎」」
…………………何でここにいるのかな?
「なっ!翔太!後ろの女の子知ってんのか⁉︎」
「ああ、近所に住んでてよく遊んでた。いわゆる幼馴染ってやつだ。てか助けて」
ギューっと俺に抱きついてくるちーちゃんもとい谷村千秋。そーいえば、暫く会わないとこうやって抱きついてきたっけ?
「なあちーちゃん。そろそろ離してくんない?慎ましくも柔らかい胸が当たってるんですが」
「……いやっ。1年と半年位会ってなかったからしょーくんニウムが不足してる。それに…」
「それに?」
「あ…当ててんのよ/////」
「はぁ、そんなに赤くなるぐらいなら初めからやるなよ。ほれ、離れた離れた」
「む〜〜っ」
あらやカワイイ。お持ち帰りしたいくらい」
ボンッ‼︎
「おーい。翔太くーんまた君声に出てるよー?その子今度はゆでダコみたいになってるよー?」
「えっ?マジで?」
そーいえば、ちーちゃんからなんか爆発した音が……
「もう帰っていいか?」
「ばっ…なに言ってんだお前!女王自ら声をかけてくれてんだぞ⁉︎」
「いや、完全に喧嘩売られてんだろ」
ガヤガヤ
野次馬共がつまらなさそーにしてる
「はっ」
その掛け声と共に木刀が横に振られる
ビュッ
ズズズズ……
ガシャーン
廊下の窓ガラスの枠ごと切られて落ちた。いやーまた強くなってるね葵ちゃん。
「子供を降ろしなさい。それじゃ本気で闘えないでしょ?」
「男鹿。こいつ預かっててくれ」
「えー俺がやりてーよ。ベル坊喜んでるし」
「いいから任せたぞ」
グイッとオーフィスを押し付ける
「よしっと、こいよ葵ちゃん。久しぶりに俺が稽古してやるよ」
「……あの頃の私とは違うわよ。ナメてたら怪我じゃすまないわよっ!」
そう言いながら、木刀でおれの水月に突き刺してくる。それを右手で受け流す
「今の間合いで受け流すなんて……相変わらずデタラメね」
「やるわねあいつ」
あっ!寧々さんの事本当に忘れてた……
「……でも、ここまでです」
あれー?ちーちゃんは俺の味方じゃないの?
「心月流抜刀術 弐式 」
「ちょっ、まてー!ココでそれをやるなーっ!」
「【百華 乱れ桜】」
ドカカカッ‼︎
「いってー!マジいてぇ!葵ちゃん馬っ鹿じゃねーの⁉︎俺が受け止めなきゃ校舎破壊してたぞ⁉︎」
と言いつつ右腕を振る。まあ、少し吹っ飛んでるけどね
「嘘でしょ……三回に渡る斬撃を全部右手だけで……?」
「…………しょーくんって人間?」
「なーに言ってんだ。取り敢えず人間でお前のカッコいい幼馴染だよ」
そんな事を話してると後ろから男鹿が
「なあ翔太」
「何だよ」
「ベル坊がメッチャ喜んでるんだわ」
「そりゃあこんなの見せられたらな。それだけ葵ちゃんが強いって事だろ」
「ならベル坊の事を頼んでみてくる」
「おう、行ってこい」
そう言って男鹿は葵ちゃんにソッコーで近づいた
そして葵ちゃんの両肩を掴みながら
「邦枝葵!」
「はっ、はいっ!」
「こいつの母親になって下さい」
は?
「「「「「はーーーっ⁉︎」」」」」
後書き
はい、今回はここまでです
作者は千秋ちゃんとラミアちゃんが好きです
次回は土曜日ぐらいです
誤字脱字ご意見ご感想あったら言って下さい
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