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魔法少女リリカルなのは 桜色の星光と黒き月光と紅い炎

作者:駆瑠
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第三話

 
前書き
はい、まずは謝罪から。と、いうか謝罪することが多すぎる。


まずは更新遅れてすいませんでした! 遅れた主な要因としては前回にも書いたブランク(?)ですね。原作キャラの喋り方に悩み続け、何度も書き直してる内にすごい時間が経ってました。ぶっちゃけ今でもこれでいいだろうかと不安一杯です……。
後はブ○リーの妙に硬いスーパーアーマーと強烈な反撃にに涙目になりつつ、ブラスターシェルやギガンティックミーティアを取りに行ったりとか……。


後、二つ目の謝罪ですが、二話目が見れないという異常は直ってるでしょうか? 自分の携帯では見れるようになったのですが……。もしまだ見れないという方が居られる場合、すいませんが要因が私には分かりません……。原因は分かるんですけどね……。


そして三つ目ですが、小説家になろうから読んでくださっている方向けで、話の内容を大きく変更してます。が、大筋は変わりません。うっすら憶えてる方もいるかもしれませんが、ストーリーの展開で一時荒れたことがありますが、長くなりそうなので続きは後書きで書かせていただきます。
では、本編をどうぞ。 

 
「なんだ? 随分と小さな主よな」


視界に映る全てが燃えていた。少女の周りは当然、巨大な火柱が幾本も立ち上り空すら焼いていた。



「我の名が聞きたいか? そうだろうな小さき主よ。だが、足りぬ。今のお主では我を振るうには足りんよ」


その言葉に少女が炎の壁を睨みつけるが、突如吹き付けた風に押しやられた。


「力だけでは半分。意思だけでは半分。その両方が足りねば我を使うには足りん。忘れるな、未熟者」













「それで? これはどういう状況だ?」


質問攻めを終え、四限の授業までを終えた桔梗は何故か四人の少女━━━━なのは達に囲まれていた。


「転校生が教室の輪に入って来れるように気を遣ってあげてるのよ」


感謝しなさい!━━━━と、でも言いたげなアリサに苦笑しながら桔梗は左から右へと視線を巡らし━━━━。


「てっきり新手のいじめかと思ったのだか……違うのか?」


「そんな訳あるかっ!」


最初に担任からフェイトの隣の、窓際の席を指定された。そこまでは何もなかったが、問題は彼女が自己紹介もそこそこに教室からすぐに居なくなってしまうことだった。
そこでアリサが桔梗の前後の生徒と昼休みに席を譲ってもらいなのは、すずか、フェイトで囲ったのだが━━━━。



「アリサちゃん……これはやっぱり強引だと思うよ?」


「なのは! こうでもしないとこいつはまた逃げるわよ!」


「別に逃げてたわけじゃないんだが……」


桔梗はそう言いながら他の三人を見遣るが、苦笑いを浮かべるばかりで解決はしてくれなさそうだなと諦めアリサに向き直った。


「校内の地理把握の為に歩いていただけで別に逃避行動ではないんだが……」


「案内ぐらいやってあげるわよ」


「他の生徒から変な目で見られるぞ」


そう言って桔梗は自分の左目を指差すが━━━━。


「気にしないわよ、そんなもの」


アリサに一蹴された。


「やれやれ……ならお願いしようか」


「最初っからそういえばいいのよ。ほら、私達だって余裕があるわけじゃないし、とっとと行くわよ」


そう言って立ち上がるアリサに続いて桔梗達も席を立った。








”死神”だったのは過去の話。今はこういう人達が笑っている平和な日々が続いてくれればいい。
かつて炎の中に消えて、今は人間として生きている彼女の願い。
恐らくは誰もが願ったことのあるその祈りは━━━━。












広大な敷地に建てられた白い建築物━━━━時空管理局が保有する研究所の入り口に二人の人影が近づいていた。


「おい! ここは時空管理局の施設だ! 立ち入りの許可が無い者は入れないぞ! 引き返せ!」


声を掛けながら、守衛を務める男は歩いてくる二人を不信感を募らせ待機状態のデバイスを手に取った。
この施設の周りには民間施設は存在しない。ならば近づいてくる二人もこの施設に用があるはずだが、見えたきた二人の容姿がどう見ても管理局の関係者に見えなかった。


「おい! 聞いているのか!?」


一人は白い長髪を後ろに流し、白い顎髭を生やした見慣れない服を着た老人。
もう一人が灰色の髪に、こちらも見慣れない飾りを下げた民族衣装を着た少年。
二人は守衛の言葉など聞こえないかのように着実に近づいていた。


(まったく……厄介事か……)


いつもは通る人間のチェックし、”不審な荷物”が運ばれてきても見て見ぬふりをするだけ。それだけの仕事だった。
それが今日に限って━━━━っと、内心で愚痴りながらとうとう門のところまで来た二人に守衛はデバイスを突きつけた。


「おい! 聞いて━━━━」


「聞く必要は無い……」


声を張り上げた瞬間、キンッ……と、小さな金属音が響いた。釣られるように守衛が下を見れば、老人が僅かに曲がった黒い棒のような物を両手で握っていた。


「……?」


同時に守衛は両腕に違和感を覚え視線を更に下げ━━━━。


「あ……あ……?」


自分の両腕とデバイスが地面に落ちるのを見た。



「ぎゃああああああっ!?」


血飛沫と共に悲鳴が上がった。










平和な毎日を……その祈りは、届かない。


 
 

 
後書き
以下、小説家になろうの頃から本二次創作を読まれている方向けです。一応行間は空けますが、未読の方が読まれてしまった場合のネタバレ等に関しての責任は負いかねます。また、ここまで既読です、ッという方もネタバレ等に配慮していただけると嬉しいです。
以下空白






























小説家になろうの感想版でも書かれましたが、ストーリーの展開で、いい加減BLEACH勢となのは勢を仲良くさせろ! でないと~~~……っと、いう感想がありました。”自分としはこの方が面白い”と意見としてはあると思います。ただ、流石にこうしろ! っと、いうのは感想としてどうかと思ったので注意書きをしたのですが、まったく関係無い方からの謝罪文が届いたり(あれが一番焦りました……貴方じゃない! 貴方のことじゃないんだ!)と結構大変でした。
ここからは作者個人の考えとしてなのですが、片や法律も常識も違う異世界の住人。片や殆どの人が存在を信じないであろう死後の世界の住人。その上ストーリーの展開でとはいえ交戦までした人達がそう簡単に協力しあえるのか?
っと、考えてました。もちろんそういった展開を否定するといった訳ではないのですが、私としてはこうした展開が面白いんじゃないかと当時は書いていました。なので話の内容は変わってもストーリーの大筋は変えません。そういった話が好きな方には申し訳ありませんが、先に謝っておきます。
まぁ、好きに書けばいいんじゃね? っと、いう方はよろしくお願いします。 
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