ガンダムSEED 不死鳥の転生
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転生
「……ん、ここはどこだ?」
双竜蓮が目を覚ました場所は何もない白い空間。
蓮は周りを見渡しながら立ち上がる。
「何もねぇ場所だな」
独り言のように呟くと後ろから声をかけられた。
「何もない場所で悪かったな」
誰も居ないと思っていた蓮は、びっくりしながら後ろを向く。
「あんた…誰だ?」
「俺は、まぁ…神様だ」
蓮が尋ねると、若い男は苦い顔をしながら、言った。
「神様?バカだろあんた」
蓮は呆れながらも、ひどい言葉を言っていた。
「バカとはなんだ、本当のことなんだから仕方ないだろ」
蓮の言葉を聞いた神様は怒りながら、説明を始めた。
「双竜蓮君、単刀直入に言おう。君は、小さい子を助けるために自分を犠牲にして死んでしまった」
神様からここにいるわけを聞かされた蓮は、驚いていた。
「俺が死んだ?…てか、その子はどうなったんだよ?」
蓮は自分が死んだにもかかわらず小さい子を心配し、神様に尋ねた。
「あの子なら、君が守ってくれたおかげで擦り傷程度ですんだよ。君が死ぬことも、予想外の事態となってしまったけどね。それに、君は一人の人を助けたんだ、だから君には転生をさせてあげよう」
「転生か…ならガンダムSEEDの世界にしてくれ」
蓮は戸惑うことなく、確認すると自分が行きたいと思っていた世界の名前を挙げた。
「ガンダムSEEDの世界だな?わかった。そうだ、特典は何がいい?」
「何個でもいいのか?」
「あぁ、いいとも」
神様の確認も終わり、特典のことをきりだされた蓮は欲しい特典が何個かあるため聞いて見た。神様はその様子を見ながら答えた。
「なら、俺はキラより上のコーディネイターと、キラとアスランとは小さい時からの友達の関係、それに機体はフェニックスガンダムの機体にウィングガンダムカスタムの翼、右手にエクシアの実体剣を持って後ろ腰にはツインバスターライフルを装備して、左腰にはガーベラストレートを装備して欲しい。後の機体の技とかは紙に書いたから」
そう言って蓮は紙を神様の元へ投げる。それを受け取り確認した神様はにっこりと笑った。
「特典はこれでいんだね?わかった、なら早速転生だ。いい人生を」
「あぁ、色々助かった。またな」
蓮がそう言うと、辺りが白く染まっていく。
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