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守護者に俺はなる!!!

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賞金首に

ルフィ達の仲間になったユウ。ココヤシ村を出発して1日が経った。今は皆で甲板の後方で寛いでいる。

ユウ「今日もいい天気だな」

ナミ「そうね♪」

俺は日向ぼっこしながら、壁にもたれている。ナミもその横で新聞を読んでいる。

ナミ「しかし、新聞また値上げなのね。これ以上値上げしたら、買うの止めようかしら」

ユウ「けど、海の上での情報は新聞だけだぞ?」

ナミ「分かってるわよ。でも、毎日買ってると馬鹿にならないのよ!!」

ウソップ「おいナミ。ユウのお陰で村が解放されたんだし、あんまり金の事言うなよ」

ナミ「分かってないわね。だからこそよ!これからは自分のために使えるのよ!!」

目をベリーにしながら宣言する。

ユウ「何処で育て方を間違えたんだ。ベルメールさん・・・」

ウソップ「ユウも大変だな」

ユウ「まぁね。ところで、ウソップはさっきから何を作ってるんだ?」

俺はウソップの側に行き、作業内容を聞く。

ウソップ「これか?新しい武器を開発してるんだ。その名も《タバスコ星》だ!大量のタバスコをこの中に入れてるんだ。ちょっとでも触れると、たちまち辛さが・・・」

などと話してると、作業中のウソップの所にルフィが飛んできた。その時の持っていたタバスコが、ウソップの目についた。

ウソップ「ギィヤアアアアアアアアッ!!!!!」

タバスコが目についたようで、目から火を吹き出していた。

ウソップ「水!!水~!!!」

ルフィ「イテテテッ」

飛ばされてきたルフィは起き上がる。

ルフィ「別にいいじゃねェか!!一個くらい!!!」

サンジ「駄目だ!ナミさんのみかんに触れる事は、この俺が許さん!!んナミさ~ん!!恋の警備は万全で~す!!」

ナミ「そっ。そのままヨロシクね♪」

サンジ「は~い♥」

目をハートにしながら、サンジはみかんを見張るのであった。すると、ナミが読んでいる新聞から紙が落ちた。それを拾って見ると・・・

『えええええええ!!??』

それを見た瞬間、全員が叫ぶ。そこには2枚の手配書があった。




波動使いユウ
賞金六千万ベリー



麦わらのルフィ
賞金三千万ベリー






ユウ「こうなると思ってたけど・・・」

ルフィ「俺達お尋ね者だな。ユウには負けたけど、俺も三千万か~」

ナミ「等々出ちゃったか。お兄ちゃんは出ると思ってたけど、アンタまで出るとはね。何だかんだで、バギーやクリークを倒したから当然ね」

ユウ「そうだったのか。けど、なら尚更早くグランドラインに入らないとな」

ナミ「そうね。グランドラインに入る前にある島で、必要な物を揃えましょう」

そして俺達は、グランドラインの一番手前にある島、《ローグタウン》に到着するのであった。

ウソップ「でけェ町だな!」

ユウ「ローグタウンか。久し振りだな」

ナミ「そっか。お兄ちゃんは、グランドラインから戻ってきたんだもんね」

ユウ「あぁそうだ」

サンジ「さて、取り合えず俺は食料の調達に行ってくる。後、女も♥」

ウソップ「俺も備品を買いに行ってくる」

ゾロ「俺も買いてェモンがある」

ナミ「貸すわよ?利子三倍で♪」

そう言ったナミに、俺は拳骨をする。

ナミ「いった~!!」

ユウ「ナミ、ゾロが買いたいのはおそらく刀だ。必要な武器なんだから、利子なんか取るな!」

ナミ「う~っ!分かったわよ!!今回だけよゾロ!!!」

ナミはそう言いながら、ゾロに十万ベリー渡した。

ユウ「俺も買い物に行ってくる」

俺はナミの頭を優しく撫でて、自分の買い物に行くのであった。

ナミ「えっ!?ちょっと!!」

ナミの声はユウには届かなかった。
























私は今、物凄く不機嫌だった。せっかくだから、お兄ちゃんと買い物しようと思ったのに、さっさと行ってしまったからだ。

ナミ「何よ!!少しは私の事も気にしてよね!!」

プンプン怒りながら町を歩く。

ナミ「こうなったら、衝動買いよ!!いい服選んで、絶対の見返してやるんだから!!!」

そうと決まったら、早速服選びよ!!






















ユウ「結構買ったな」

俺は色々な物を買ったため、荷物が凄い量になっていた。

ユウ「重くはないけど、少し邪魔だな」

そんな事を言いながら歩いてると、店の人が声をかけてきた。

「兄ちゃん、随分な量の荷物だな」

ユウ「まぁね。これからグランドラインに入るから、色々準備しとかないと」

「兄ちゃん海賊かい?海兵には見えないけど?」

ユウ「どうかな?」

俺は誤魔化しながら、店の店主と話す。

「まぁ、どっちでいいけどね。それより、このポーチ買わないか?」

ユウ「ポーチ?」

俺は見せられたポーチを見る。

「そう!しかも、ただのポーチじゃないんだ!!なんと、これは何でも入る不思議なポーチ。その名も《ビックリポーチ》だ!!」

ユウ「ビックリポーチね」

「おっと!その顔は疑ってるな?いいだろう!見せてやるよ」

すると店主は、ポーチの倍はあろう荷物をポーチの中に入れてしまった。

ユウ「マジかよ!?」

流石の俺も、驚きは隠せなかった。

「どうだ?凄いだろ♪何でも収納可能だ!!物でも人でも♪」

ユウ「凄いな!!それ買う!!いくらだ?」

「嬉しいね♪本来なら五万ベリーだが、今回は半額の二万五千ベリーでいいぞ?」

ユウ「いいのか?」

「あぁ。話をまともに聞いてくれたのは、兄ちゃんが初めてだ。俺からの気持ちだ。グランドライン、頑張れよ!!」

ユウ「ありがと!」

そして俺は、買ったポーチに荷物を全部入れた。

ユウ「凄く楽になったな」

俺は再び買い物を楽しむのであった。暫く歩いてると、アクセサリーショップがあった。

ユウ「・・・ナミに何かプレゼントするか。ベルメールさんやノジコにも贈っておこう」

俺は店に入ると、色々な形のアクセサリーが置いてあった。

「いらっしゃいませ♪当店へようこそ御越しくださいました♪」

ユウ「少し見せてもらいますね」

俺は店内を見回す。何かないかと見ていると、色々な色の宝石がついたネックレスを見つけた。

ユウ「これは?」

「お客様お目が高い!これは、滅多に手に入らない宝石を使っておりまして、色が四色御座います。白、赤、オレンジ、ブルーと御座います」

ユウ(ちょうど、皆のイメージカラーとピッタリだな。値段は・・・少し高いけど、大丈夫だな)

「如何なさいますか?」

ユウ「四色とも全部下さい。それで、赤とブルーのネックレスは、コノミ諸島のココヤシ村に送って下さい」

「かしこまりました。お客様のお名前は?」

ユウ「ユウです」

「ユウ様ですね。それでは、全ての代金は・・・五十五万八千ベリーです」

ユウ「えっ!?安くなってませんか?」

「全て購入されたんですし、大切な方達への贈り物ですよね?如何なさいますか?少しお時間を頂ければ、ネックレスのデザインを変えることが出来ますが?」

ユウ「じゃあお願いします。形は・・・」

そして、希望の形を作ってもらった俺は、早速自分用のネックレスを着けた。

「大変お似合いですよ♪」

「ありがとうございます。じゃあ、残りの二つはお願いします」

そして買い物を済ませた俺は、船に戻るのであった。 
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