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『闇詩』

作者:零那
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『おもい』


いつもの港に座り
長年飼い慣らした
暗闇を堪える日々

穏やかな海の音色
柔らかく浮く海月
元気に跳ぶ飛び魚

流れゆく雲を眺め
行き先も無いのに
ただただ流される

まるで僕のようで
ふわふわ流れてく
雲に想いを馳せた

乾き切った心も
幼いままの躰も
何を求めてる?

それは手に入る?


 
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