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『闇詩』

作者:零那
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『前進』


力を使い切り
くたくたになって
脳味噌も使い切り
ふらふらになった

意地張って
突っ張って
歯 食いしばり
前へと進み

泥濘ばかりで
足を捕られて
何回挫折して
それでも前に
前に進もうと
地を這ったよ


凄く痛い砂利道も
心臓破りの坂道も
狭く進めない道も
辛く悲しい涙道も

僕が僕で在る為に
何とか意地張って
勢いだけで張った


真っ直ぐ在る為に
僕が僕で在る為に
僕が僕を守る為に

そう、僕はもう
誰にも頼らずに
僕自身を守る為
強く在ると決め
前に進むんだ!


 
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