『闇詩』

作者：零那

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『終焉』

まわりくどい
理不尽な言い回し
してないで

迷惑だと
要らないと
いっそ殺してくれたら
楽になれる

まわりくどくない
直接手を下すように
なったは良いけど

やっぱりどこか
まわりくどい
めんどくさい
手法だったりする

まわりくどいの
僕は嫌いなんだ
だからもっと
ハッキリキッパリ
いっそ殺してってば

僕の求めるモノは
生まれた頃から既に
此の世には無いと
気付いてたよ

其れでも
少しだけ僅かな
希望は在ったんだ
それも今日で終わり

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