ソードアートオンラインと純白の閃光
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第2話
キリトと二人で草原のモンスターを倒しまくった後。
「あ・・・そろそろ落ちなきゃ」
「もう落ちるのか?ブルー」
「ああ、夕飯作らなきゃいけないからなー」
「そうか、そりゃあしょうがないな。」
「そうだキリト、フレンド登録しないか?」
「いいぜ、ブルー明日は空いているか?」
「明日?ああ、朝飯食べたらすぐinする予定だけどー」
「俺もだわ、じゃあ明日も会おうぜー」
「いいよーじゃあ明日なー」
ん・・・?ログアウトボタンなくね?どこにもなくね?落としてないよね?
「キリトーそこらへんに俺のログアウトボタン落ちてない?」
「いやいや落ちないでしょ!どういうことだよ!」
「いやーログアウトボタンがないんだよねー」
「ログアウトボタンがない?」
そういってキリトはログアウトボタンを探す。
「ないな、無いなら無いで運営側がなにかするだろう、それまで待つか。」
そうキリトが言うと俺とキリトの身体が青白く光り始めた。
「これは運営側からの強制転移だ!」
そして俺達はどこかに転移された。
俺らが転移された場所は俺が号泣した始まりの町だった。
「キリトーこれって運営側から謝罪でもあんのかな?」
「たぶんな、てかそれ以外ないだろ」
そんなこと言っていたら空が突然赤くなり赤い巨大なローブが現れた。
その赤いローブは茅場晶彦と名乗り現実離れしたことを話始めた。
説明中・・・
説明中・・・
「は?あいつなに言ってんだ?なぁキリト?」
「それが・・・ナーブギアには頭を焼くほどの力はあるんだ、あいつの言うことはあながちウソでは無い可能性がある。」
「訳が分からない・・・」
「そして君達のアイテムストレージにプレゼントを入れといた、確認するといい。」
「なんだこれは・・・?手鏡?」
俺はそれをのぞき込むと体が光だした。
光終わったらそこには現実の俺がいた。
「これは俺か?」
「お前、ブルーか?」
隣の奴がそう聞いてきた。
「ああ、お前はキリトか?めちゃめちゃ違うな。」
「ブルーは全然変わってないな。」
「まあな。」
周りには女の格好した男とかイケメンだった人がおっさんだったりやばかった。
「このゲームをクリアするためには100層をクリアすればいい、頑張りたまえ。」
そういうと茅場晶彦は消えた。
茅場が消えた瞬間キリトは俺を連れて裏路地まで来た。
「ブルー、たぶんこれからβテスターの奴らは次の町にいくだろう俺も行こうと思う、一緒に来るか?」
「いや・・・俺はキリトに迷惑はかけたくない、自分の力であの茅場晶彦に戦いたいんだ、すまない。」
「そうか・・・分かった、絶対生きのびて現実に戻ろう!」
「おう!キリト!死ぬんじゃねーぞ!」
「当たり前だ!」
そういってキリトは次の町に向かって走り始めた。
「俺もがんばらなきゃな・・・前に走れる足があるんだから・・・」
俺は必ずこの世界で生き延びる。
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