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ワスレナグサ

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気付いてくれないかなぁ____山口

部室にて...

部室ではチームメイト達が制服からジャージに着替えている。
もちろん、ツッキーも。
ツッキーを見ると
相変わらず細いなぁ...
ちゃんとご飯食べてんのかなぁ...
なんて事を考えてしまう。
あぁっ!!もうっ!!俺変態じゃんっ!!
俺がもがき苦しんでいると、それに気付いたのか日向が話しかけてきた。
「山口どうした?なんか、苦しそうだぞ?」
「え?何でもないよ。」
心の中では
エスパーかよっ!!
って思っていたけど口には出さないでおこう。
なんか...めんどくさそうだから。
「あのさぁ、もしも友達が同姓愛者だったらどう思う?」
「ドウセエ...?」
結構勇気のいる質問だったけど、日向はそもそも同姓愛者という単語を知らないようだった。
「うん。ホモ?とかそーいうの。」
「あぁ、ホモか...別に何とも思わねぇよ?」
「え...?」
予想外の反応に少し...と言うか、かなり驚いた。
俺はてっきりキモいとかっていうと思っていたから...
「なぁ、影山はどー思う?」日向は振り返って影山に意見を求めた。
「何がだよ。」
「え?いや、だから、ドーセーアイについて。」
影山は少し考えてから
「別に何とも。」 
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