東方最速記
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紅魔館ルート
紅魔館でのお仕事体験
執事体験 その2 妹様脱走事件
前書き
かっこいい文章 書き方 で検索しましたが 特に変わりはないかと(´・ω・`)
荒木「ただいま終わった」
食堂へ着くと咲夜が夕飯を用意していた
咲夜「お疲れ様、夕飯できてるわよ」
荒木「どうも」
他のみんなはすでに夕食をとりおわってるようだ
咲夜「全部一人でやったの?」
荒木「ああ」
咲夜「それはすごいわね」
荒木「咲夜はいつも一人でこの量を?」
咲夜「ええ、でも私の場合時間止められるから」
咲夜「そんなに苦ではない」
荒木「....」
咲夜「何故自分にやらせたんだ?って顔してるわね」
荒木「...ああ」
やはり顔にでるらしい
咲夜「あなたの作業効率が見たかったのよ」
荒木「そうだったのか」
咲夜「ええ、ちなみにABCDEの5段階評価だとAね」
荒木「意外と高いのな」
咲夜「ええ、作業効率も丁寧さも完璧だわ」
荒木「いろいろバイトしたからな」
咲夜「というわけでぜひ雑用執事になりなさい」
荒木「雑用執事というのは....響きがわるいな」
咲夜「山彦呼びます?」
荒木「いや、そうじゃなくて」
命蓮寺
響子「へくちっ」
白蓮「あら?風邪かしら?」
響子「大丈夫です」
咲夜「冗談よ、もちろん待遇もあるわ」
荒木「どんなだ?」
咲夜「妖精メイドこき使い放題よ」
....酷い話だ
咲夜「能力的に階級を決めるから即上司ね」
荒木「....かわいそうだな」
咲夜「あら、優しい心をおもちで」
荒木「.....そうか?」
人としては当然だと思うのだが
いやこの館には人じゃないのもいるか
咲夜「ええ、そうよ」
荒木「そりゃあどうも」
咲夜「じゃ是非よろしくね、今日はもうやることはないわ」
荒木「どうも、じゃまた明日」
咲夜「ええ、また明日」
挨拶を交わし食堂を出た
さて今はまだ7時か
寝るにはまだはやいな
少し外の風にあたってくるか
どこから外へ出ようか
わざわざ玄関へ行くのは面倒くさい
いっそのこと窓から出たいのだが
窓はロックがかかっており
外側にも内側にもカーテンがついている
やむを得ず玄関まで歩くことにした
外へ出る....風が冷たい
美鈴「あ!荒木さんどうしました?」
荒木「ちょっと外の風を浴びにな」
美鈴「そうですか、風邪ひかないでくださいね」
荒木「ああ、美鈴もな」
ふとともが寒そうだ
美鈴「ありがとうございます」
荒木「それじゃ」
美鈴「いってらっしゃいです」
荒木「ああ、いってきます」
そこまで遠くへ行くわけではないのだがな
紅魔館の時計塔が丁度いいか
空へ飛び立ち時計塔のてっぺんに立つ
荒木「こうしているとゲームのラスボスっぽいな」
一人冷たい風を受け、遠くを見つめていると
ドゴォォォォォオオン
真下から爆発音がした
荒木「うおっ」
こちらに向かって無数の破片がとんできた
荒木「こりゃあ只事ではないな」
急いで爆発地点に向かうと
咲夜に鉢合わせになった
咲夜「あら、いいところにきたわね」
荒木「なんの騒ぎだ?」
咲夜「妹様が脱走したわ」
荒木「あの小さな子か?」
咲夜「それを言うならお嬢様もよ」
荒木「鼻血出てるぞ」
咲夜「あらいけない」
咲夜「ともかく、一大事よ」
咲夜「二人で回り込んで捕獲するわ」
荒木「捕獲って....」
咲夜「いいから行くわよ!」
荒木「了解!」
咲夜に続き空へと飛び立つ
紅魔館から少し離れた森へたどり着いた
咲夜「多分この森の上空じゃないかしら?」
荒木「了解、東側を探す」
咲夜「ええ、私は西を探すわ」
荒木「了解」
東へ旋回する
夜空に薄着で高速飛行すると
体が凍えそうになる
いち早くみつけだし
紅魔館に戻って暖をとろう
そう思った矢先
前方に人?影が見えた
荒木「誰だ?」
フラン「うふふ、私はフランドール・スカーレット」
フラン「お兄さん、私と遊んでくれるの?」
荒木「君がフランかい?」
フラン「ええ、そうよ」
荒木「レミリアと咲夜が心配しているぞ、とりあえず紅魔館に戻ろう」
フラン「イヤよ!」
フラン「部屋の壁を破壊してやっと外へでれたんだから」
フラン「もう鳥かごには戻りたくないの!」
荒木「閉じ込められてるのか?」
フラン「ええ!そうよ!」
荒木「それはかわいそうだったな」
フラン「あっ...あなたにはわからないわ!」
荒木「...そうか」
フラン「そうよ!私をわかってくれる人なんて誰もいないんだから!」
荒木「俺がレミリアと掛け合って外へ出れるようにしてやろうか?」
フラン「お姉様はわかってくれやしないわ!」
荒木「....うーむ」
フラン「あなたは....」
荒木「ん?」
フラン「あなたはどうしてそこまでしてくれるの?」
荒木「......さぁな」
後書き
妹様かわええ
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