インフィニット・ストラトス大和の戦い
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36話
「姉さん何機いると思う?」
俺、簪、姉さんは無人IS…いや、無人GSとの戦闘の為IS学園上空にいた。
「ざっと千機くらいかな」
千機かぁ~簪のフルバーストで一割は削れるとしてきついなぁ~でも
『後ろに頼れる仲間がいるから安心できるよ』
そう、俺達の後ろには三人以外の一年の専用機持ちと会長である楯無がISを装着して待機している
そんなこと思っていると無人ジンクスが射程圏内にきた
『姉さんと簪きついのお見舞いしてやって』
『任せてよ』
『……うん』
姉さんはGNライフルで狙いを定める
『デュナメス、シャルロット・デュノア、目標を狙い撃つ!』
ドーン!ドーン!
一発一発確実に当てていく姉さんとデュナメス
簪は特殊装備『ミーティア』を装備し全砲門を開いた。
『更識簪、フリーダムいきます!』
ズゴーン!ドカン!ドカン!ドカン!
さ、さすがだね、フリーダムとミーティアの組み合わせは……
『さて、俺もやりますか!』
GNソードⅡを構える。
『ダブルオーライザー、ヤマト・デュノア目標を迎撃する!』
蒼い閃光が天空をかける
◇
戦闘が始まって何分立つんだろう、俺達の前では何度も爆発がおこっている
「悔しいな……」
「一夏……」
「そうですわね」
「私達がもっと強ければ……」
「いや、私達は強いさ」
「そうね、私達は強いわ」
上から俺、箒、セシリア、鈴、ラウラ、楯無さんだ
「ラウラ、楯無さん………」
俺達が強い?足手まといと言われたのに?
「一人では弱くてもみんなでならできる」
「この外は個人戦をしいられるなら一人では弱い私達では足手まとい」
そういうことなんだな、一人ではできなくてもみんなでならできる。一人で戦えなくてもみんなでなら戦えると言うことなんだな、でも、でも
「守られてばっかりだな……」
「ああ、守られてばっかりだな」
「そうですわね」
「……」
俺、箒、セシリア、鈴だ
俺達は空をみているしかなかった。
◇
ち……何機いるんだよ!
倒しても倒してもわいてくるジンクス
『ライザーシステムが使えたらな』
ライザーシステム、オーライザーにも操縦者がいることが条件のシステムだ。
『弱音はダメだな』
俺達が弱音をはいたらそこで全てがダメになってしまう。俺達が今回の砦なんだ!
『(その意志だ)』
ダブルオーライザーから声が聞こえた。
『もしかして刹那?』
『(ああ、はじめまして俺はソレスタルビーイングのガンダムマイスター刹那・F・セイエイだ)』
まじかよ、ここで刹那に話せるなんて
『(それよりも、後ろの二人にも変化があるぞ)』
姉さんと簪に?
『姉さん?簪?』
刹那に言われ後ろを向くと、姉さんと簪のデュナメスとフリーダムにも変化が起きていた。
『これがセカンドシフト?』
『……わからない』
二人の機体は姿を変え後継機へと変わった
『ケルディム・カスタム?』
『ストライクフリーダム?』
そう、二人の後継機ケルディムとストライクフリーダムだ
『これならまだ…』
『戦える』
『これで終わりにするぜ!』
新たな機体と新たな力を持ち立ち向かう!
続く
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