インフィニット・ストラトス大和の戦い
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23話
福音は一夏達との戦闘後ステルスモードに入っていた。疲れたから休んでるみたいに……
「よし、これから作戦を伝える」
福音をギリギリ目視できる位置に俺達は待機している。
「作戦はシンプルだ!前衛は鈴さん、全力をぶつけな!」
「任せて!」
「中距離はラウラと簪さん、きつい砲撃をはびせな!」
「任せろ!」
「……任せて」
「遠距離はセシリアと姉さん、狙撃は任せた」
「当然ですわ」
「任せてよ」
「最後に俺はサーシェスとの戦闘に入る。そして箒は隙を見て一撃を入れな!」
「任せてくれ」
誰も浮かれていないな、そっちは勝てるが俺は勝てる可能性が低いな。けど皆は守る。
作戦が開始された。
まず俺の合図でラウラの砲撃で目を覚まさせてやる。
相手が戦闘態勢に入ったのを合図に簪さんの『フリーダム』のフルバーストと姉さんとセシリアからの援護を受けつつ鈴さんが近接戦を行う
ここからが問題だ。先ほどまで優勢だったが今は苦戦している。俺は動こうにも動けない状態、向こうはみんなに任せるしかない
「俺の相手はお前かなサーシェス!」
「さあ、やろうぜ!ガンダムさんよ!!」
目の前のサーシェスは前と違い『スローネツヴァイ』ではなくトリニティが使うスローネ三機のドッキング状態で現れた。
ち……厄介な野郎だ!
ギャィン
俺のGNソードとサーシェスのGNバスターソードがぶつかり合い火花を散らす。
「お前は……お前等はなんのために行動している!」
「どうでもいいじゃねえかよ!ガンダムさんよ!」
話す気無しかなら!
「貴様を倒して話してもらおう!『トランザム』!」
俺とサーシェスの戦いは激化していく。
ギャィンギャィンキュインキュイン
サーシェスとの戦いは激しさを増していく。
ソードのぶつかり合いやビーム兵器による銃撃戦、経験や装備の量などはサーシェスの方が有利だが機動力ではこちらが有利!
「ちょこまかとしやがって」
サーシェスの装備をある程度無力化した。残っているのはGNバスターソード、GNハンドガンの2つだけになっていた。対して俺はトランザムを使用していたためそんなにダメージは受けていなかった。
姉さんの方を見ると無事撃墜しており一夏の姿もあった。
「ち……ここいらでヅラからしてもらうわ」
倒しきれないしはよ行け
「もうこなくて良いわ」
本気でそう思います。
「そんなこと言うなよガンダムさんよ」
またくるフラグたてるなよオイ!
なんだかんだでサーシェスはその場を後にした。
「ヤマト大丈夫?」
「……大丈夫?」
姉さんと簪さんが心配そうに近づいてきた。
「俺は大丈夫。そっちは?」
「何発か食らったけど大丈夫だよ」
「大丈夫」
二人とも大丈夫そうだな。よし帰ろう……ん?
「何かくる!」
猛スピードこちらに来る機体を確認する。
『会いたかったぞ!ガンダム!』
続く
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