幸運E-のIS学園生活
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麻婆豆腐は激辛に限る
「おーい心、飯行こうぜ」
「ういーすってあれセッシーと箒嬢は?」
「一緒だぜ」
ああまあ俺と一緒なのがセッシーにとってはいや何だだろうなぁ……ほら若干溜息付いてるし、どういう誘い方したんだいいっちー?まあそんなこんなで食堂へとやって来ました。
「待ってわよ心!」
ババ~ン!!漫画だとこんなふうに擬音が立ちそうな感じで登場してきたリーリー、やっぱり元気印な女の子ですなぁ。元気印?昔やったゲームそんな肩書きの女の子居なかったけ?カレンだっけ?まあいいや
「おお~お待たせしましたリーリー。っとまだ食券とって無いからここにいる全員が座れる席を取っていて貰っても良い?」
「心の頼みだったら喜んで!!」
あ~やっぱり素直で良い子だわ~。原作とはえらい違う気がするけどな。えっと俺は何にしようかな………もう激辛麻婆豆腐で良いや、辛さは7倍っと。………おおこのマグマの如き赤さ、鼻孔を焦がすような匂い、脳髄を痺れさせるようなこの辛味、良い!すげく良い!!そして早速リーリーが取ってくれた席へ。
「いや~態々席取ってもらって悪いねリーリー」
「私と心の仲じゃない、この位お安い御用よ」
お~頼もしい。そしてリーリー、人目がある中でごろにゃ~んって良いながら俺に擦り寄るの止めて頂けます?周囲の視線が痛いっす。主に箒嬢の視線がすげぇ痛いの、凄い俺のハートに突き刺さってるの。
「ってあっちょっとリーリーじっとして、こんな所にラーメンのスープが付いてるじゃない」
「んっ………えへへへ、ここの御飯中々美味しくてついね」
「ごほん!!!心、そろそろそいつとの関係を話して欲しいのだが」
「私も気になりますわ」
「あ~だから箒嬢が引っ越した後に来た俺の「恋人よ!」だからそれは自称だろ!?」
まあ正確には未来の俺の恋人と豪語しているんだよなぁ。絶対に俺を惚れさせてやるという強い覚悟の上でそう語っているんだ。でもそれを言いふらすやめて欲しいかな要らん噂が立つから。
「まあそういう訳で今私の心に紹介して貰った"未来の心の恋人"且つ一夏の友人、そして中国の代表候補生、凰 鈴音よ宜しくね」
「にしても鈴が元気そうで良かったなぁ、でも如何して代表候補生になろうと思ったんだ?」
「なんとなくよ、二人に会えなくてやる事なかったから有り余ってたエネルギーを有効活用した結果よ」
それでなっちゃう辺りすげぇと俺氏は思うのである。
「にしてもリーリー成長したね~、昔は直ぐ物を投げ出したのに」
「ふふん!成長したのよ!!勿論背も伸びたし胸も少しだけど大きくなったのよ!!」
「それ色んな人がいる中言う台詞じゃねぇと思うんだ」
「心に対する誘惑的なあれよ!」
「単なる逆セクハラって言うんだよそれ」
まあ見た目的には変わってないかと……背は変わっているような変わってないような……まあ実際あうの数年ぶりだからあんまり記憶に無いけどね。
「んじゃこっちも紹介しようか、こちらのポニテで大和撫子みたいな子は篠ノ之 箒嬢、以前話したと思うけど剣道場とかでお世話になってた子ね。んでこちらはイギリスの代表候補生のセシリア・オルコットさん」
「初めまして心の"幼馴染"の篠ノ之 箒だ」
「初めましてただいまご紹介に上がりましたセシリア・オルコットですわ。私は一夏さんの"専属アドバイザー"ですわ(衛宮さんに惚れているみたいですが、それがフェイクという可能性は捨てきれませんわ)」
な、なんか箒嬢だけじゃなくてセッシーまで火花を散らせているように見えるんですが……如何いう事なの?フラグ建設したのいっちーでしょ!俺は関係ないよ!!!
「そういえばクラス代表って誰なの?」
「俺だけど」
「あれてっきり心だと私思ってたんだけど」
「面倒くさいし目立つじゃん?」
「あ~確かにね~、んじゃ一夏が相手か。楽勝ね」
「おいどういう意味だよそれ」
いっちー、君はリーリーに勝てた覚えがあるのかい?
「いっておくけど私は強いわよ?」
「だからって負けるつもりはさらさら無い!!」
「ふふふ良い啖呵ね、対決が楽しみだわ!あっ私そろそろ行かなくちゃ」
「あれもう行くの?」
「うん、職員室に来るように言われててね」
転校して来たばっかだからまた色々あるのかな?
「あっそうだ忘れ物(チュッ!)」
「んなぁ!?」
「えへへへ、ほっぺ戴き!!それじゃあね~!!!」
「おいおい………」
なんというか、更に積極的になったなリーリー………悪い気はしないけど。!?箒嬢が黒くなってる!?この世全ての悪に取り付かされて黒箒嬢になっちゃった!?
「心……の頬を………羨ましい……ぐぬぬぬぬ」
「箒嬢………恐いっす………」
「えへへへへへ。心のほっぺ、どんな物より美味しかったなぁ♪唇はきっともっと美味しいわね!何時か戴くんだから♪」
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