イナズマイレブン~クロスライジング~
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染岡の心
前書き
だいぶ時間空きました。すみません!
感想書いて下さった方、お待たせしました!
感想書いて下さって『マジで感謝!』です!
「せりゃゃゃゃ!!」
染岡が思い切り、ゴールにシュートを放った。
円堂がそれを新技で止める。
「熱血パンチ!」
パァァァンと音が響き
染岡のシュートを跳ね返した。
「いいシュートだ!染岡!」
と円堂が染岡に対して声をかける。
「こんなんじゃ、ダメだ。もっと強くならねぇと…」
染岡はそういうと豪炎寺を見つめた。
今は尾刈斗中との練習試合に向けて練習中だ。
俺は今は風丸と一緒にグラウンドを走っている。
「染岡の奴、豪炎寺に対してあんまりいいイメージ持ってないみたいだな…」
と風丸が俺に話しかけた。
「そうだな…だけどやっぱりこの先の雷門には、豪炎寺の力がいるだろうしな、染岡と豪炎寺が力を合わせれば怖いもの無しなのにな…」
と俺も風丸に話し掛ける。
その後少し、黙って走った後、
俺と風丸がグラウンドを見ると
豪炎寺がシュートを放つ前だった。
「ファイアトルネード!」
炎の渦を巻きながら炎のシュートを放つ。
「熱血パンチ!」
円堂も負けずに技を繰り出す。
「ぐわぁ!」
円堂の熱血パンチは豪炎寺の
ファイアトルネードには全く通じなかった。
「くっそー、やるな豪炎寺!」
と円堂は豪炎寺にニカッと笑いながら悔しがる。
「円堂も流石だな、いいパンチングだ」
と決めた側の豪炎寺も少し微笑みながら円堂に話す。
俺は風丸に話しかける。
「円堂と豪炎寺って何か似てるよな。違うタイプのサッカー好きって感じ」
と俺は少し笑う。
「雷藤もあんな感じだよ」
と笑いながら風丸も返事を返す。
「そ、そうか?」
俺は少し照れながら走るのを止めて
風丸と軽くグラウンドを歩き始めた。
「─よーし、今日はここまでだ!」
円堂が皆に声を掛けて、今日の練習が終わった。
すると染岡が俺のところをやってきた。
「雷藤、一緒にこれから河川敷で練習してくれないか?」
勿論、答えはOKだ。
「ああ、いいぞ。一緒に練習しようぜ」
と話していると、円堂と風丸もやってきた。
「なんだ、今から河川敷で練習か?俺達も付き合うぜ」
と風丸が俺達に話す。
「よし、決まりだな、染岡4人で練習しようぜ!」
と染岡に話すと「ああ!」と言葉を返して
俺達は河川敷のグラウンドに向かった。
俺と風丸は一緒にドリブルとブロックの練習をしている。
円堂と染岡はシュートとキーパーの練習みたいだ。
俺がボールを持ったまま、風丸を抜きに掛かる。
「させるか!」
風丸が俺に向かってボールを取りにくる。
「甘いぜ、電光石火!」
俺は淡い光を纏い風丸を綺麗に交わす。
「やるな!雷藤!」
風丸が俺に呼び掛ける。
「ああ、やっと使いこなせるようになったよ」
俺は笑いながら答えた。
その瞬間「くそ!」という染岡の声が響いた。
「何でだ、何で俺には技が使えねぇんだよ!」
俺は染岡に駆け寄った。
「染岡」
染岡が俺の方に振り向いた。
「技は心が大事だ。今のお前は豪炎寺しか頭にないだろ?」
俺が話すと、染岡の顔が変わった。図星のようだ。
「一回豪炎寺の事を忘れろ。そしたら染岡のサッカーが出来るさ」
と話すと俺は風丸のもとに戻った。
「技は心か。確かに俺は豪炎寺のことしか考えてなかった。そうだ、俺は俺のサッカーをするんだ!」
と呟き、言葉を続けた。
「ありがとな雷藤、お前のお陰で目が覚めたぜ!」
染岡はゴール─円堂に向かい叫んだ。
「行くぜ!円堂これが俺のサッカーだ!」
染岡の周りに青い龍が現れた。
「うおぉぉぉぉ!」
と叫びながら龍を纏ったシュートがゴールに向かう。
円堂は右手に力を込めて熱血パンチを放った。
「熱血パンチ!」
円堂の熱血パンチをシュートにぶつける。
「ぐっ、ぐわあ!」
染岡の放った、龍のシュートがゴールのネットを揺らした。
円堂は起き上がると染岡に向かい走り出した。
俺も風丸もそれに続いて染岡に駆け寄った。
「染岡やったな!」
円堂が嬉しそうに笑う。
「染岡、お前なら絶対出来ると思っていたぜ!」
「凄いシュートだったな染岡!」
と俺、風丸も続けて染岡に話し掛ける。
「これならやれる、豪炎寺の奴には負けないぜ!雷藤これもお前のお陰だ!マジで感謝するぜ!」
と染岡は俺に手を差しだし俺達は握手を交わした。
「絶対勝とうな!尾刈斗中との練習試合!」
円堂がそう話すと俺達の「「「ああ!」」」
と叫ぶ声が河川敷に響いた。
後書き
染岡「俺が尾刈斗中から点を取ってやるぜ!」
雷藤「ああ!頼りにしてるぜ!」
染岡「任せとけ!豪炎寺には負けないぜ!」
雷藤「そのいきだ!」
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