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ソードアートオンライン~ロストシャドウ~

作者:shoogel
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剣の世界

 
前書き
頑張って描きます! 

 
無限の蒼穹に浮かぶ巨大な石と鉄の城。
世田谷区がすっぽり入ってしまうほどだ。
内部にはいくつかの小規模な街や村、森や草原、湖も存在する。
城の名は《アインクラッド》。
約六千もの人間を飲み込んで浮かびつづける剣と戦闘の世界。
またの名を─《ソードアートオンライン》。

「すげーな、これがゲームなのか?」
と呟いたのは俺、速水 修(はやみ しゅう)
「……いや、違うな」
ここでは俺は、シュージェルだ。
名前の理由は、恥ずかしながら、入力ミスだ。
今、俺は壮大な草原にいる。正しくはフィールドだが。
序盤にレベリングしとこうと考えた訳だ。
「よし、来たな!」
そこには《フレンジー•ボア》が草を食べ呑気にしている。
「先手頂きっ!!」
俺は背中から片手剣を抜き出し、フレンジーボアに切りかかった。
勿論攻撃はヒット。フレンジー•ボアは少しよろめき
フレンジー•ボアのHPが5分の1ほど減ったのを確認した。
ちょっとした快感に浸っていると、
フレンジー•ボアは攻撃モーションに入っていた。
「やべぇ!」と思い避けようとしたときには遅く
俺はもろに腹に突進を食らってしまった。
「ぐあっ……!」
痛みは無いが、不快な感じが俺を襲う。
「油断してたな…、だが、これならどうだ!」
俺はソードスキルのモーションに入る。
ソードスキルとは簡単に言うと、技だ。
片手剣突進技《ソニックリープ》
緑がかった光が剣を包む。
すうぅーと体がもの凄い速さで動く。
「うりゃぁぁぁ!!」
ズガァーンという効果音が響く。
一気にフレンジー•ボアのHPがなくなり、青いポリゴンと化し
パリィーンと乾ききった破裂音が響いた。
「よっしゃ!」
相手はレベル1の雑魚モンスターだが
嬉しいのには変わらない。
よし、この調子で─と思った時だった。
リンゴーン リンゴーン 鐘の音が響いた。
その時、俺の体が突如光りだし、視界がぼやけた。
「…えっ!?」俺は何が起こったか解らなかった。
次に目を開けた時は、見覚えのある風景
《はじまりの街》の中央広場だった…。
この時、俺は知らなかった。本当のこの世界の姿を…。
 
 

 
後書き
次も頑張って描きます! 
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