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インフィニット・ストラトス~黒衣の創造神~

作者:黒鐡
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第4巻
  神姫たちから見た世界

さて、今回は私たち神姫の出番です。今まで出番がなかったのは、あまりマスターの邪魔をしないように静かしていましたが。日本からイギリスに到着してからドイツでの帰りまで私たちが何をしていたのかをお話したいと思います。主に話をするのはアンが進行したいと思います。まずですね、日本からイギリスに向かうときの事をお話します。飛行機の中では自由行動でした。今回はセシリアさんの自家用機との事でトランクの中ではなく、マスターの肩に止まっていたりしてました。

「アン、アイネス、レーネ、マイ。飛行機内は自由行動していいけど、戦闘とかはするなよ。あと皆の迷惑をしない事だ」

「分かりました、マスター」

「分かってるよ。ボクたちはマスターたちの邪魔をしないって」

「それに私は新たなアーマーを作るのです」

「私は何をしようか。とりあえず外を見てみるか」

と神姫の皆さんたちは、それぞれ行動していたけど。私は主にマスターの肩に止まっていました。マスターが寝たあとに私は武装をしてしばらく飛んでいました。それで神姫の皆と追いかけっこをしていましたけど。マスターが起きたあとに電話をしていましたが、どうやら日本に残してきた箒さんと鈴さんが文句が聞こえてきましたね。そのあと静かになりましたが、千冬さんが止めたらしいです。

「まったく、あの二人は。今頃説教受けてると思うな」

「まあそうですね。そろそろ私たちも眠くなってきましたので、クレイドルを用意してもらっもいいですか?」

「ああそうだな。少し待ってろ」

といってマスターは私たちのためにクレイドルを4つ机に置いてくれました。そして私たちは充電のために寝ました。起きた頃には私たちはトランクの中に入っていましたけど。おそらくマスターがクレイドルを固定させてから、トランクに入れてくれたのだと思います。あとは充電完了なのか皆起きてましたけど。そしてしばらくしてると、トランクが開いたので、私たちは外に出てみるとまるで豪邸の中という感じでした。

「おはよう。アンたち。ここはセシリアの家の中だ。豪邸でここは俺の部屋だそうだ。あと窓は開けとくけど、しばらくは俺と行動を共にしてほしい」

「了解なのです。マスター」

で、今はマスターたちは夕食に行ったので、私たちは部屋中を冒険していました。ベッドはふかふかであって部屋が広くて、机や椅子も高級そうでした。イギリス料理というのはまずいと噂されてますがここはセシリアさんの家なので、大丈夫かと思います。そのあと戻ってきたマスターに聞いたらとてもおいしかったと言ってましたね。なんでもオルコット家の料理人が腕を振るったと言ってました。まあ私たちもたまに料理のお手伝いしますが、神姫が料理をやると事故が起こるのであまりマスターがやらせてくれませんけど、私たちを心配してくれてるのでしょう。

「いいなー、マスターたちは。ボクたちのヂェリカンもそういう味がついたのを持って来ればよかったかも」

「じゃあ創るか。ちょっと待ってろよ」

といってマスターは手をかざしたと思えばヂェリカンが出てきました。それも味が肉料理であるローストビーフ味や各イギリスの料理をヂェリカンを創ってくれました!そのあとケーキ味や紅茶味を飲んでお腹一杯になりました。そのあとマスターはお風呂に行ったので、私たちも神姫ハウスを浴槽にしてから入りました。こちらは日本の銭湯を模していましたけど、マスターが新たに作ってくれたヨーロッパ風のお風呂に入ってました。マスターも同じですが、出たあとは牛乳をグビっと。そして私たちがクレイドルで寝てたときにマスターたちは行為をしていましたが、そこは首を突っ込まないというお約束なので、静かに寝ました。そして朝になるとマスターは先に起きていて、私たちもマスターと一緒に観光に行く事になりました。そのときはレーネが用意してくれたステルス兼光学迷彩のアーマーを着ていましたけど。

「マスターとついて行くのはいいが、見つからない事を祈らなければな。じゃないと私たちの存在は秘匿だからな」

「そんなの分かってるよ。マイ!これはマスターとマスターの部隊だけの秘密なんだから。ボク達の存在が知れたらどうなることぐらい」

「そうならないためにもステルス兼光学迷彩アーマーを作っておいたのです。ほとんどマスターが創ったのです。私はアンたちのサイズに合わせて作っただけですけど」

ということで、私たちは武装をしてアーマーを着ました。そのあとは車に乗ってマスターたちと一緒に観光しましたが、セシリアさんとは少しの間お別れでした。なんでもオルコット家の仕事があるという事なので。そして向かったのは博物館でした。私たちは全員マスターの肩に乗っていましたが、数が多すぎでした。電子パンフレットを見てもありすぎでしたが、マスターはエジプト関連を見ていましたね。神秘的な物も結構ありました。そのあとマスターたちはレストランに行き私たちは車の中でお留守番なのです。まあ話し相手がアイネスたちやゼロもいましたので、それにヂェリカンも持ってきていますから。そのあとマスターたちは色んな所を回りました。セシリアさんからの連絡があった頃には、私たちはストーンヘンジにいました。そして次の日にはマスターとセシリアさんの仕事という事で、ついて行きました。私とマイはマスターの肩で、アイネスとレーネはセシリアさんの肩に止まっていましたけど。そしてしばらく待っていたらイギリスの上層部さんが来ました。そしたら・・・・。

「ところで神姫さんは来ておりますかな?織斑大佐」

「来ているが、ああそう言う事か。アン、アイネス、レーネ、マイ。姿を現してもいいぞ。この人は前の外史で会った事のある人だから」

と言って私たちは机に降り立ち、アーマーを脱ぐとそこにはどこかでお会いした人でした。おそらくですが、前の外史で会ったことがある人だったので。

「お久しぶりだね。神姫たち」

「あ、はい。お久しぶりです。えーと名前は確か・・・・アーサーさんでしたっけ?」

「そうだよ。前は国連軍のとこにいたからね。今回のこの外史の仕事はイギリス上層部の一人として仕事をしている」

「そういえばそうだったな。アーサーは前の外史では国連軍上層部の一人として活躍してたもんな」

「今回は織斑大佐と一緒に仕事ができないのは残念だけど、キミたちに会えてよかったよ」

「だけどこれについては極秘中の極秘だよ。アーサー管理官」

「それについては了承済みですよ、神姫さんはこの世界でもオーバーテクノロジー扱いですからな」

と言ったあとにセシリアさん報告を終えた。そしてイギリスにある研究所に向かいました。もちろんアーマーを着ていますけど。セシリアさんのISを見たときはもう別物ですものね。そして質問攻めでしたが夕方ごろになったので、オルコット家に戻りました。夕食後は私たちを新たな武装とかを創ってくれましたけどね。それからはコンサートでの暴行事件にセシリアさんの墓参りと色々ありましたが、これでイギリスにはもう用はないと思いましたが、最後にイギリス軍の方に行きましたけど。そこは私たちがいた国連軍とは大違いで、どうやら男性差別が酷いようだそうです。なのでマスターによる粛清がありました。そのあとオルコット家での最後の夜との事で、私たち神姫もマスターと同じ机でヂェリカンを飲んでました。マイはマスターが食べる物を切断してましたけど。

そして次の朝にはイギリスからフランスへ向かう事になりました。フランスまでは列車で行くことでしたけど、私たちはトランクの中にいました。そしてトランクが開いたらそこはある部屋の中でした。聞くとここはシャルロットさんのマンションだそうで。そしてしばらくお留守番との事でセシリアさんと一緒にいましたけど。そして帰ってきたマスターの役目は終わったらしいので、次の日はフランスでの観光をするそうです。私たちはマスターの肩にいましたが、自由行動は今回は無しでしたけど。まあ人形が動いていると事実を知ったら国連軍にその技術をくれとか言われそうですしね。観光はあっという間でしたが、銀行強盗が出たのでそれを解決しに行きましたね。私たちもマスターのお手伝いで武装を持って行きましたが。犯人が持っている銃を暴発とかですが。あとは内部の映像を撮影することもありましたね。そしてフランスも用が済んだとマスターが言っていたので、私たちはマスターの肩に止まってお土産選びをしていたマスター。どうやら千冬さんたちに買うらしいです。

「あ、マスター。このお酒は千冬さん好みだと思いますよ」

「このワインか。これも買っておこう、ありがとな、アン」

「マスター、これも買ってほしいな」

とアイネスたちも何か買ってと言ってたので買ってあげることにしたマスター。そのあとはドイツに行きました。ドイツのある駅前で待っていたのはラウラさんでした。ラウラさんの案内で軍用車に乗ってドイツ軍の基地に行きました。そして基地司令のところに行きましたが、罵倒というより感謝されました。なんでもVTシステムのあとの事についてでしたけど。汚職や違法な実験とかを全て排除したとかで。あと男性差別についてはこのドイツ軍も同じのようなので粛清しに行きました。前と同じように私たちは、マスターのところにいて、周りの人の会話を録音とかしましたけど。それと実行犯と主犯格を写真を撮ったのも私たち。意外に私たちは役に立っているのですよ。これについては主にこういうときに限りますけど。そのあと司令に感謝されてからマスターはやっと食事をとりました。プライベート・チャネルでのマスターの会話で感謝されましたけど。あと模擬戦闘中にドウターも出たので出撃でいきましたけど、無事に殲滅したそうです。

「それにしてもマスターの顔は知っているはずだよね。あのコンサート事件で顔と声を知ったはずなのに?」

「たぶんだけど忘れているんだと思うぞ、アイネス。男性差別だからなのか、すぐ忘れるんじゃねえの?」

「それは困った現象です!マスターは優しくてとてもいい人なのです!」

「それについてはしょうがないと思うが、ありがとな。レーネ」

「ですけど、いずれは全ての軍に行って粛清する可能性がありますわね」

と言っていたセシリアさんの言葉が現実になってしまいました。マスターが予定してた観光を丸潰ししてしまいました。なので、私たちは部屋でお留守番でマスターたちはヨーロッパ各国を回って粛清中とのこと。そういえば国連軍の研究所にいる神姫さんに聞いたところ、新たな機体を作りすぎたようです。なので、マスターが戻るまでは絶対に外には漏らすなと言っていたそうです。ちなみに離れた神姫さんでも通信とかを出来る機能を入れてくれました。そしてドイツでの観光をしたあとの次の朝になると、軍関連のニュースが出ていましたね。軽い人で謹慎と罰金、重い人で強制労働や人格そのものを治すとか。あとは男性たちの・・・・・。とここから先は私の口では言えませんが。とりあえず日本からイギリス、フランス、ドイツでの出来事でした。これから飛行機で日本に帰るのですが、今回もマスターと一緒にいられるそうです。というわけで、次回からはマスター枠に戻しますので、今後ともマスターの物語をお楽しみ下さい。以上神姫枠で物語を語ったアンでした。 
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