インフィニット・ストラトス～黒衣の創造神～

俺達が戻ってきたときには、アリーナにいた戦闘員や非戦闘員は元の場所に戻った。で、司令と上層部で会議室にて話をした。主に感謝だったけど。

「さすがですね。織斑大佐」

「月中基地から暗号通信が来たのでね、間に合ってよかったよ」

「あとイギリスとフランスのところにも結界を張ったと聞きましたが」

「ああ。知られたら困る事だからな。ちなみにイギリスとフランスにもお前らのような者がいるからな」

対策としては、戦闘員非戦闘員はアリーナで逃げて、IS部隊でやっつけるが、上空に居る限りは俺達で任せてもらう事になった。ドウターが現れたら、自動的に結界を張る事になった。そういう機器も設置をしたのだけどね。

「とりあえず民に知られなくてよかったと思っている。日本でこの事を知っているのは、IS学園と国連軍と日本政府の上層部だけだ」

「そうですね。これが知られたら、軍はまとめてドウターについて倒そうと一つになるはずです」

「あとは、ドウターが現れるのは俺がいるからだと思うな。日本ではもう６回くらいは出撃しに行ったからな」

たぶん俺に魅かれているんだと思うんだけどな、で、対応策は俺達を呼ぶ以外はないから。この事は、俺とここにいる上層部だけにしといていつでも対応できるようにしておいた。ISが最強だと思っているがそれは間違いだ。兵士たちが持っているライフルも倒せるのだからな。ただしそれもウチらの部隊だったらの話だ。ブラック・シャーク隊のは対ドウター戦の弾を持っている。会議が終わったので、俺はセシリアたちがいる黒ウサギ隊の司令室かな？そこに向かった。

「会議、長引きましたが、何とかなりました？一夏さん」

「まあな。何とかなった、この事は今の所俺と上層部だけの秘密になったが、君たち黒ウサギ隊には話せばならないな。見てしまったわけだし」

「そういえばイギリス軍とフランス軍でも、見てしまった兵士たちを集めて説明をしているそうですわ。もちろん箝口令ですので」

「では、君たちにはドウターについてを話されねばならない。これは極秘なのでな、決して外部に漏らさないことだ。いいかな？諸君」

『承知しました』

「よろしい。まずは映像で説明しよう」

と言って、説明を開始しようとしたら、昨日のIS部隊の諸君も来たので座ったあとに説明をした。二度説明するのは面倒だからな、たぶんここの司令が行くように命令したのであろうな。数十分かけて説明したあとに、質問をされては答えての繰り返しになった後に、解散となった。俺は部屋に戻ってからノーパソを見たらイギリス軍とフランス軍の上層部からメールが届いていた。内容は、IS部隊の者には箝口令とDについてを教えた。あとは対処法とかもだが、出現パターンからして俺がいる所の近くに出る確率が高いので、今回のゲートは俺がドイツにいたからイギリスとフランスにも現れたのではないかと、推論をしたと。俺もそう思うと返事をしたあとに、出る前に月中基地から連絡が来るから安心しろと言っておいた。そして、夕食になって今回は黒ウサギ隊と一緒にご飯を食う事になったけどね。あと、クラリッサには誤った情報を仕入してたので、黒ウサギ隊に正しい事を教えた。主に日本のサブカルチャーについてとかを。

「なるほど。少女漫画通りではないのですね」

「というかクラリッサはどこで日本の知識を仕入れているんだよ」

「たまに日本に行き、主に秋葉原など行きますが」

「どんだけなのだか」

クラリッサにはサブカルチャーとかを教えといたけど。あと最新のアキバの情報が載っている本とかも渡した。夕食後は、客室にてノーパソでのメールチェックをしていた。千冬から来てたので何かなと思ったら、土産が届いたとの報告メールだった。さっそくワインを開けて飲んでいるようだから、飲みすぎるなよと忠告メールを送っといた。あと国連軍日本支部ブラック・シャーク隊専用IS研究所では新たなISが完成したそうだ。何だろうと見たら大量だった。

νガンダム（HWS、Hi-ν）、ユニコーン、ウイングガンダムゼロ（EW）、ガンダムDX、エクシアRII、デュナメス、ダブルオークアンタ、ダブルオーライザー（最終決戦用）、ケルディムGNHW、サバーニャ、セラヴィーGNHW、ラファエル、スサノオ、ジンクスIV、フリーダム、インフィニットジャスティス、カオス、アビス、ガイア、インパルス（フォース、ブラストル、ソード）、デスティニー、レジェンド、ザクファントム（ガナー、ブレイズ、スラッシュ）、アカツキ、ドムトルーパー、ストライクノワール、ブルデュエル、ヴェルデバスター、アストレイレッドフレーム、アストレイブルーフレーム、Xアストレイ、ハイペリオン、フェニックス（能力解放）、ハルファス、バルバトス。

３５種類って多くねえかこれ。たぶん俺が提供したデータの中に入っていたんだと思うけど。ハイペリオンまでは分かるがフェニックスからのはゲームのオリジナル機体だった様な気がするが。それも現実世界からの次元宅急便から届いて一時期ハマったのじゃねえのか。しかも全部全身装甲で、ISコアとGNドライブだし、装甲はVPSやEカーボンやハイパーナノスキン装甲だし。元がバッテリーとかのはGNドライブだから核エンジンみたいな感じなのか。装甲はVPSやEカーボンなら分かるがハイパーナノスキン装甲を開発できたのか。ハイパーナノスキン装甲は、ナノマシンによって高度な自己修復機能を持つ装甲素材のはずだけど、俺が用意した覚えはないが日本に帰国したら聞いてみるか。あとノーパソのメールでの暗号通信でロールアウトしたばかりの３５種類のISとエンジンや装甲については、外に漏らさない様に厳重にしとけと打っておいた。それはオーバーテクロノジーなのでなと追加で打って送信したら、既に極秘中の極秘にしたらしいのと、各機体の武装が送られてきた。これ全部見るのに時間がかかるがいいか、今は女性たちの風呂の時間だから今の内に見るか。それに俺の部屋は一応盗聴器や隠しカメラがないか調べたけど、一応防音結界を張った。

「えーと、フェニックスとハルファスの可変については、横に飛びながらの鳥状になり、火の鳥になると。バルバトスは各モードがあるからな、人が変形できるほどではないからな」

テウルギア・ゲーティアは、ビームサーベルの柄のようなデバイスを目標に投擲後、そのデバイスをさながら避雷針のように利用してHALO・フォームからの一斉砲撃を行う本機の必殺技。HALO・フォームはMS・フォームからスラスターのビーム砲を全て展開し、12門のビームを一斉に放つ。複雑な軌道を描きながら放たれる一斉砲撃は命中率が高く、周りを囲まれた時にも自機を中心に周りに向けて放つ事も可能。ここまでは問題はないが、問題はピーコック・フォームだ。あれは変形してまるで孔雀だからな。孔雀にはなれないから、ピーコック・フォームは廃棄して代わりに、両手で持てるキャノン砲にした方が良さそうだな。

「次はユニコーンだ、こいつはユニコーンモードとデストロイモードがあると。インテンション・オートマチック・システムによって、パイロットが思い描く操縦イメージを直接反映させるサイコミュシステム。それをISにするには、サイコミュ無しでモードチェンジが出来るようにしないと行けない。あとはGの負荷は無しにできるから問題はないと。他のもそうだけど、生体認証にしないとダメだ。これが他の軍に渡ったらいずれは、ファントムタスクに渡ってしまうし束さんにも見せられないな。武装のエネ
ルギーはGNドライブがあるから可能と」

他にも強力なのがありすぎるな。ガンダムDXなんてツインサテライトキャノンを連発できるし、当たったら死ぬ確率が高い。一応月中基地及び月面には、MSとIS用の太陽光発電施設がある。あと反射用の衛星があるので、どこでも撃てるようにはしているけど。ちなみにこの施設は普段はミラージュコロイドやステルスモードで隠れている。まあ月は一応国連軍が監視としてしているのでバレないと思う。

ガンダム00系のは、オリジナルのGNドライブを積んでいるし、トランザムも出来る。ダブルオークアンタ、ダブルオーライザーのトランザムの場合は超デカいビームサーベルになるしな。なので、サーベルではなく接近戦での斬りまくりという感じになるのかも。ラファエル、スサノオ、ジンクスIVは本来は擬似太陽炉だが、オリジナルの太陽炉を取りつける。トランザムも任意での途中解除が可能となり、限界時間到達後の性能低下も抑えられている。無論他の機体も同じだけど。

Seed系も問題はない。可変系もあるがそれは廃止されている。元々バッテリー系のを全部GNドライブと核エンジンにしているが、フリーダムとジャスティス以外のはGNドライブにしてある。あと全ての機体はハロがサポートをしている。例えばビットとか。ザクファントムとインパルスにはウェザードシステムとシルエットシステムにより、好きなようにモードチェンジが出来る。ザクファントムはコアなのしか乗らないそうだ。ほとんどがガンダムに乗りたいとのことらしいので。

武器は主にあるゲームを見て、装備させたようだが、一応全機体の装備を暗号通信で研究所に送っといた。説明するのは面倒なので詳しくはwikiで見てくれ。装備データが大量なので、送信には時間がかかったが俺のパソコンにはヴェーダを経由して送っている。暗号通信だけど一応な。送ったところで、ノーパソの電源を落としたあとに、空間の中に入れてから俺は風呂に入った。ちょうど最後の一人だったから、俺一人かぁと思いながら入ったけど、寝ようと思ったら何故か俺の部屋の前にセシリアとシャルがいたので、一緒に寝た。次の日は観光だなと思いながら。