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インフィニット・ストラトス~黒衣の創造神~

作者:黒鐡
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第1巻
  授業×力の差

俺は朝の6時に起きたが、まだのほほんさんは起きてなかったので静かに行って朝の鍛錬に行った。まだ皆寝てると思って寮の屋上で鍛錬をした。いつも通りにトレーニングしたあと木刀を空間から出して素振り千回やった。技の確認後部屋に戻ってシャワーを浴びた。浴びた後学生服に着替えたが、まだのほほんさんが起きてなかったけどアラームが鳴っても起きなかったから起こした。袖が長かったからめくってあげてから顔を洗って着替え始めたから俺は後ろを向いた。神姫達はまだ寝ていた。そして着替えが終わったのほほんさんと一緒に寮の食堂へ行った。俺は簡単なものを頼んでから席に座った。そしたら箒やセシリアも来たので挨拶して一緒に食べる事になった。箒は和食、セシリアはサンドイッチだった。

「一夏さん、お部屋のこと聞きましたわよ。本音さんと一緒だそうですが」

「ああ、今のところ大丈夫だ。それにアン達もいるからな」

「武装神姫と言ったかあれは驚いたぞ!人形が動くなどありえんことだからな」

と俺は話してたら周りの女子たちの目線がこっちを向いた。話し声が聞こえたので聞いてみた。

「ねえねえ、彼が噂の男子だって~」

「なんでも千冬お姉様の弟らしいわよ」

「えー、姉弟揃ってIS操縦者かぁ。やっぱり彼も強いのかな?」

周りの女子達は一定にの距離を保ちつつも『興味津々ですよ。でもがっつきませんよ』という感じだったが俺的にはスルーして朝食を食べた。食べ終わったあと神姫達の様子を見に行ったら起きてた。俺はアンを呼び肩に乗せた。他の二人はがっかりしたが次の日は一緒に行こうなと言って鞄を持ち出して教室へ向かった。今日も座学だったが俺は復習でノートに書いた。アンは俺の肩にいる。

「という訳で、IS宇宙での作業を想定して作られているので、操縦者の全身を特殊なエネルギーバリアーで包んでいます。また生体機能も補助する役割があり、ISは常に操縦者の肉体を安定した状態へと保ちます。これには心拍数、脈拍、呼吸量、発汗量、脳内エンドルフィンなどがあげられ・・・・・」

「先生、それって大丈夫なんですか?なんか、体の中をいじられてるみたいでちょっと怖いんですけども・・・・・・」

クラスメイトの一人がやや不安げな面持ちで尋ねる。確かにISを装着するときは独特の一体感があると聞いたが俺にはないな。

「そんなに難しく考える事はありませんよ。そうですね、例えば皆さんはブラジャーをしていますよね。あれはサポートこそすれなので、人体に悪影響が出ると言う事は無い訳です。もちろん自分にあったサイズのものを選ばないと、形崩れしてしまいますが・・・・・」

それ俺にはわからないが下着だと思えばいいのかなと思い先生に目線をやったらいきなり赤くなった。

「え、えっと、いや、その、お、織斑君はしてませんよね。わ、わからないですね。この例え。あは、ははは」

「いえ、自分の下着だと思えば納得しますので別に赤くならなくてもいいですよ。それにここは女子高ですからね」

と俺が言ったら赤くなるのをやめて冷静になった先生は解説を続けた。

「そ、それともう一つ大事なことは、ISにも意識に似たようなものがあり、お互いの対話・・・・・つ、つまり一緒に過ごした時間で分かり合うというか、ええと、操縦時間に比例して、ISも操縦者側の特性を理解しようとします」

たしかにな。俺は鍛錬でやっているが必ずしも裏切らないからな。努力によってISも進化するみたいな感じかな。

「それによって相互的に理解し、より性能を引き出せることになるわけです。ISは道具ではなく、あくまでパートナーとして認識してください」

すかさず、女子が挙手する。

「先生ー、それって彼氏彼女のような感じですかー?」

「そっ、それは、その・・・・どうでしょう。私には経験がないのでわかりませんが・・・・・」

「ようするに相棒ってことですよね、マスター?」

「ああ、そうだよアン。それよりあの先生は大丈夫なのか?」

とここでチャイムが鳴ったので授業終了した。

「あっ、えっと、次の時間では空中におけるIS基本制動をやりますからね」

ここIS学園では実技と特別科目以外は基本担任が全部の授業を持つらしい。休み時間十五分のためにいちいち職員室まで戻らないといけない先生たちは、何というかご苦労な事である。と俺が復習してノートを見ているとセシリアが来た。箒はトイレかな?

「先ほどの例えはわからないですわよね。女子ならわかりますけど」

「まあ、しょうがないさ。ここにいる男子は俺だけであとは全員女子だしな」

「そういえばクラス代表戦の準備はできてますの?」

「ああ、朝と夜の鍛錬は欠かさずやっているから問題はない。セシリアは?」

「私も問題ありませんけどあの子にはご注意くださいませ」

「アレクサンドラの事か?訓練機でやるらしいが俺には問題ないよ」

とここでチャイムが鳴ったので自分の席に戻ったセシリア。次はいよいよ代表戦だ。

「ところで織斑、お前のISだが準備まで時間がかかる」

「は?」

「予備機がない。だから、少し待て。学園で専用機を用意するそうだ」

俺がまだ固まっていると女子たちは教室中がざわめいた。そりゃあそうだろうよ、こんな時期に専用機を渡されるということは政府から支援が出てるってことだ。だが俺は、専用機を持ってるので言った。

「織斑先生、それ断らせていただく。俺には既に専用機を持っている」

「それは知っている。だが貴様のISは・・・・・」

「強力すぎると?それに俺は日本国籍を持っているが、政府には一切支援はするなと言っている。それに俺は軍属だから問題ないはずだ」

俺はそう言ってやったら千冬姉は黙ったので俺は席に座った、皆はしーんとしてたが。授業は再び開始したが、授業の中に篠ノ之束について出てきたのである生徒が質問したらあっさりとバラシやがった。あれでも教師かと思ったくらいだ、騒いだが箒が大声で言って静止したけどな。山田先生も気になることだったが授業を始めた。

「一夏さんの専用機はあれですか?」

「そうだ、あれだぞセシリア」

「マスター、あれとはやはりあれですか?」

「そうだぞ。アン。俺のISはあれしかない」

「一夏。一夏のISはどういったものなんだ?」

それは秘密でと言ったらもうチャイムが鳴ってしまったので席に着いた。昼食の時間になったので、箒とセシリアを誘った。俺はいつも通りのを頼んで席に座り、箒とセシリアも席に座ったので一緒に食べた。

「一夏、いい加減教えないか。一夏のISについて」

「それは戦う時に教えるって言ったじゃないか」

俺は口論しながら食べていると俺に話しかけてくる者がいた。

「ねえ。君って噂のコでしょ?」

見ると三年生だった。リボンの色が違くて俺ら一年生は青で二年生は黄色で三年生は赤だ。

「それが何か?」

「代表候補生と勝負するって聞いたけど、ほんと?」

「本当だが、俺達は食事中だから失せろ」

「一夏、三年生に向かって何を『お前は黙っていろ』・・・・」

俺は立ち上がって俺に喋りかけてきた女子に向かって殺気を一部解放した。いきなり殺気を解放したのか、周りの女子たちは喋っていたがシーンとなってしまった。

「その返事は許さないけど、聞くけどキミって素人でしょう。IS稼働時間いくつくらい?」

「そうだな・・・・・千時間くらいかな。お前より上のはずだが」

「せ、千時間!嘘よ、専用機も持ってないあなたに言われ・・・・・・」

「これを見ればわかるだろう。さっさと失せろ」

俺は左腕を部分展開して三年生に見せた。見せたら殺気を浴びたのか退散した。退散したあと俺は部分展開解除して食事に戻った。

「さすが一夏さんですわ。でもさすがに千時間はないのでは?」

「半分本当で半分冗談だ」

「一夏、今日の放課後剣道場に来い。一度腕がなまってないか見てやる」

「俺は忙しい身でな、それをやってる暇はないが一回だけいいだろう」

放課後に行くことになってしまった。本当なら黒鐵を整備するんだがまあいっか。そして放課後になり、剣道場に行った。なぜかセシリアも来たけどね。俺はしばらく待っていると箒が剣道着に着替え終わったのか剣道場に来た。ついでに俺の格好は制服だけど。

「一夏、剣道着を着ないのか?」

「ここに男子用のがあるのか?ないだろう、だからこれでやる。箒くらいのレベルなら制服で問題ないしな」

「そうか。あとで怪我しても知らんからな」

ちなみにアンは、セシリアの肩にいる。一緒にいると邪魔なのでな。俺は竹刀を持って、試合に臨んだ。剣道場はギャラリーでいっぱいだから早めに終わらせるとするか。

「では行くぞ。いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ」

「ふん!」

箒の竹刀を折り胴を決めてやった、一瞬だったので箒は何があったかわからなかった。審判やギャラリーも何が起こったかわからなかった。

「箒、一つ言うが。俺は剣道は辞めているが剣術を習っている、お前がいくら優勝したという実力を持ってたとしても俺には遅く見える」

俺はそう言って竹刀を元のところに置いて剣道場をあとにした。セシリアは慌てて俺についてきた。練習はこの辺にして、俺は部屋に戻った。ちなみにアンは俺の肩にいる。 
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