幸運E-のIS学園生活
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何時の間にか雪片が剣の丘にブッ刺さってるですが如何したら良いでしょうか
「一組のクラス代表は織斑 一夏君に決定しました!」
「え?」
ワーパチパチ。クラス代表戦の翌日のSHR、いっちーはいきなりクラス代表は自分だと言われ混乱している!良いぞもっと混乱しろ、それともこの状況からもっとも混沌とした空気へと引きずり込んでやろうか。
「いや~織斑君と同じクラスで良かったよね~」
「うんうん、本当本当。強いもんね織斑君」
「これでクラス対抗戦は私達1組が優勝だね!」
うんうんいっちー強い(笑)だもんね。キリッ!だもんねww。
「あの先生、質問があるんですけど?」
「なんでしょうか織斑君?」
「俺、代表戦で負けたんですけど、それなのに何で俺が代表なんですか!?」
「それは俺と」
「私が辞退致しましたから」
「なしてそげな事をするんかえ!?」
ごめん何語?否日本語である事は理解出来るけど何処の方言だよそれ。
「そこで余り経験の無い"一夏"さんを代表にした方がさまざま面で宜しいと感じまして」
「何処が良いの!?」
「織斑先生の名前を守るんでしょ?それなら経験を積まなくては」
「うぐっ」
にしても一夏さんね、確実に落ちてるじゃねぇか。この唐変木が、これから更に2人の女性の心を落とすと考えると凄い腹立たしい。え3人じゃないかって?シャルにラウラで二人じゃん、リーリーは惚れていると仮定して既に堕ちているから2人だよ。いいよ俺には箒嬢がいるから……羨ましくなんて無いもん………。
「っていうか心はいいのかよ!?心のほうが相応しいだろ!?」
「もう決定事項だ戯け。今更の変更は先生も面倒だろうし俺もやりたくない、面倒だから任せるわ」
「そ、そんなぁ………理不尽だ………」
「社会なんてそんなもんよ」
結局いっちーが代表に決定しました。うん原作通りだね!
「ん~、これで行こうかな~?」
翌日であーる土曜日、外出許可も取り付けいよいよ出掛けようとしている所の前。現在は服を選んでいるところだったりする。ジーンズにグレーのTシャツ、Wジップパーカーでいいかな。っというか俺の私服ってまともなもの少ないし。黒のTシャツが多かったり無地の白シャツばかりだからなぁ。おしゃれとかには無頓着な訳な俺です。ぶっちゃけおしゃれに気を使えるような状況に居なかったしね。
「お~コロコロ如何したのお洒落なかっこうして?お出かけ?」
「おうのほほんさん、お察しの通りお出掛けさね」
「お~いいなーいいなー。私今日は用があって出掛けられないのに~」
「んじゃ今度一緒にスイーツでも食べに行くかい?」
「おっデートのお誘い?勿論行きたい~(`・ω・´)」
「それじゃ絶対に行きましょう(`・ω・́)ゝ」
「(`・ω・́)ゝ」
ああやっぱりすげぇ乗り良いわこの子。こういう妹が欲しかったなぁ、今からでも生徒会室に乗り込んで妹さんを妹に下さい!って言いに行こうかなまあ絶対に駄目だって言われるだろうけど。姉はいるけど妹とか弟とかいないから憧れるなぁ………おっとそろそろ出ないと拙いかな?
「それではのほほん少佐殿!衛宮軍曹は出掛けてまいります!!」
「うむ!大いに楽しんでくるのだ軍曹殿~!」
ああ、やっぱりすげぇ乗りが良いわぁ。うむ、この子が同室で良かったわぁ。ああでもその内俺一人になるんだよなぁ、それはそれでなんか悲しいなぁ。それでシャルが此処に来たら俺がフラグ立てる可能性があるの?うわぁ嫌だよ~平穏が遠のく的な意味で、いやまあここまできたらもう平穏が如何とか言ってられないだろうけど俺は平穏に暮らしたいんだ!!
まあんな俺の願望駄々漏れな思考を余所に待ち合わせ場所であるとある駅前の時計搭に寄り掛かりながら箒嬢を待っている。こういう時は男の方が早く着くのが礼儀だった母さん言ってたし、まあ親父は普通に15分ぐらい遅刻して行ってたらしいが…余裕を持って15分前にやって来ました。いやぁにしても、視線を集めますねぇ。あれか、髪が長いせいか。一応サングラスで変装してるんだけどねぇ流石に辛いか?
「こ、心~」
おっこの声はぐはっ!!!
「す、すまない待たせてしまったか……?」
「いや俺も今来た所さ」
な、なんだこの破壊力は!?箒嬢の私服姿可愛すぎるだろ!?白い上着は箒嬢の肌を更に美しく見せ履いている淡い青のミニスカートとマッチしてとんでもない破壊力を発揮している!!更に上から羽織っている黒い上着で大人っぽさも醸しだしている!!これは……卑怯だ………。
「えっと、その……す、すまない私はこうして男と二人っきりで出掛けた事が無くて……まず如何したたら良いのか……」
「なら」
自然な形で手を握って差し上げる、これってセクハラに入らないよね?入ったら俺オワタなんですけど?あれでも箒嬢の顔は真っ赤になって顔俯かせてるけど何も言って無いからいいのかな?
「俺がリードするさ、さあ行こうぜ?」
「ぁっ……不束者ですけどよろしくお願いします……!」
「箒嬢、それ結婚するときに言う台詞」
っと言うわけで俺たちはショッピングモールレゾヤンスもとい、『レゾナンス』にやって来たでやんすよ。此処を選んだ理由?気分によって色んな店に行けるし幅が広い、これは良いと思ったわけさ。そんな事よりも箒嬢さっきから俺の手を握り締めたまま離そうとしないんですが、嬉しいんだけど、嬉しい可愛いんだけど!!っというか抱きしめて良いかもう!?どっか物陰に連れ込んで抱きしめて良いかい!?
「おっ箒嬢」
「ふぇ!?な、なななんだ!?ってメ、眼鏡?」
そう伊達眼鏡。う~んやっぱり似合うなぁ、知的な美少女学級委員長みたい。
「やっぱりすげぇ似合ってるな、やっぱり元が可愛いと更に際立つなぁ」
「そんなに褒めないでくれ……恥ずかしい……(で、でも心が私の事を……可愛いだなんて……)」
「嫌マジで可愛いって」
「こ、心はこれが似合うんじゃないか?」
おお黒縁眼鏡っすね。どれどれグラサン外してっと。
「どうよ?」
「っっ!!!!」
………なんか凄い勢いで顔を背けられたんですが………そんなにドヤ顔キモかった?それならはっきり口頭で伝えて貰った方が良いんだけど、なんかすげぇ傷ついたかも。
「に、似合わないかな…?」
「そ、そういう訳ではないんだ………余りにカッコ良過ぎて顔を背けないと辛いんだ……」
なんですかそれ、それはそれでなんだかなぁ。まあキモいって言われるよりマシか。まあ外さないと箒嬢が辛いだろうし外してっと。
「ぁっ……」
「ほ、箒嬢?」
「は、外さないでくれ………そ、その……ぅぅぅぅ……」
「………」
「め、眼鏡掛けた心も素敵だからそのままでいてくれ!!(い、言った!言ったぞ!!言いたい事を言えたぞ!!)」
ちょ箒嬢!?そういうこと言って貰えるのは嬉しいんだけど周囲の人の目が痛いです!!すげぇニヤニヤしている人とすげぇ嫉妬の炎を燃やしている人に2分されてるんですけど!!?
「あ……そ、そっか。んじゃこれ買おうかな?」
「わ、私もこれを買う事にする……」
はよ!精算はよ!!おい店員ニヤついてんじゃねぇよ!!ぶった斬るぞ!!
「そ、それじゃあ行こうか箒嬢!!」
「ぁぅ………はい!!」
………この後、ショッピングモール中を回ったが箒嬢は常時笑顔で俺の手を殆ど握った状態だった。かなり役得だったが周囲の人には付き合いたてのラブラブカップルという認識をされ、かなり視線が痛かった。そして学園では俺と箒嬢のデート姿が撮影された新聞が新聞が発行し、俺と箒嬢が付き合っていると噂が出回った。なんでさ!?違いますからね!?付き合ってませんからね!?箒嬢も満更でもない顔をしてないで否定してよ!!お願いだから!!
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