魔法科高校~黒衣の人間主神~
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
入学編〈上〉
対ドウター戦
副会長がドアに向かっているときに俺は通信端末に電話をしていた。そして開かないとわめいているときに、繋がった。
『一真さん、そちらの外史にてゲート反応がありましたので、そのドアをロックさせてもらいました』
「やはりか。で、ゲートはどこにあるんだ?」
『それが・・・・その部屋のところからです』
「何だと!!!!」
と俺が叫んだので、会長たちは俺に向けたが俺は演習室にある壁に手を当てるとそこから壁が動き出して、第一から第二に壁を動かして部屋を広くさせた。そしてその間に会長から説明を要求されたので、俺は言った。
「会長、悪いですが。ここから極秘のが来るんでここをロックさせてもらいました。ドライグとサマエルは俺に、ティアは深雪に」
と言ってから魔法陣から消えてから、ドア側の所へ移動した俺達。そしたら反対側の奥側のところからゲートが開いた。そしてそこから出てきたのは。
「あ、あれはなんですかぁ!!!!」
「化け物にしか見えないが、これならどうだ!」
と言ったあとに七草会長と服部副会長と渡辺先輩が魔法をドウターに向けて放ったが、効果なしだった。そしてどんどん数が多くなるが、ここに味方が到着した。次元転送装置で外史から外史へワープできるのがやっと完成したようだ。
「会長たちは蒼太と沙紀から前に出ないようお願いします!あいつらに魔法は一切効きません!」
「そんな!ではあの化け物をどうしろと?」
「それはですね。俺と深雪の力で倒すんですよ!」
と言ってから空間から剣を出してからのドウターに向かって叩き斬った。一刀両断されてからまた斬りおとした俺だったけど。数は数十体から数百か、まあもう少しで味方が到着するらしいが、誰だろうね。ついでに壁や天井は対ドウター戦用にと一応改造しといた。壁と天井を破壊されない強度を持つ、Eカーボン製だ。
「凄い!あの剣はただの剣ではありませんが何でしょうか?」
「あれは魔法剣ではありませんよ」
「魔法剣ではない?するとあれは何だ?そして一真君が戦っているあの鬼のような化け物は?」
俺は剣を振りながら赤龍帝の籠手を発動してから、剣に聖なる力と譲渡させたパワーで一気に消し炭にした。そしたらまた出てくる出てくる。今回のはゲートを閉めないといくら倒しても無駄なようだ。しょうがないから見せるとしようか。俺は蒼太がいるところまで行き、深雪を呼んだ。
「ホントはまだ隠しておきたい力だったけど、今が見せるときだ。深雪!」
「はい!」
「「禁手化!」」
『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!』
『Chaos karma Dragon Balance Breaker!!!!』
本当ならティアを中に入れた状態で禁手化すると声は出ないはずなんだが、せっかくだから出してみせた。そして声と共に赤と蒼が光輝きが停まると同時に俺と深雪がいたところには二人が鎧を纏った姿になっていた。
「あれは何ですか?深雪さんたちはどこに?」
「俺ならあなたの目の前にいますよ。この力こそ先ほどのドラゴンの力を鎧化したものなのですよ。俺のは赤い龍ドライグの力を鎧化、深雪のは天魔の業龍ティアマットの力を鎧化したのですよ。さてとそろそろ味方が到着するはずなんだが『お待たせしましたご主人様!』おっ、どうやら来たようだな」
と俺らの横から次元転送された者たちが来た。と言っても拠点からだけど、来たメンツは愛紗、雪蓮、吉音、詠美までは予想内だったが、そこから予想外だった。美空と小波が来たらしいが。もう修業終わったのか?
「あなた達は誰?というかどこから来たの?」
「私たちはあなた達で言うなら別の世界から参った者。自己紹介は後程させてもらいます、ご主人様に続け!」
と言いながらも俺は聖剣を持ちながらドウターに向かっていたが、こいつは戦国†恋姫にも出た強化版の鬼がドウター化した奴だが、今の俺らに問題はない。深雪は蒼い炎から作った剣で振り回す。愛紗は青龍偃月刀、雪蓮は南海覇王、吉音は暁丸、詠美は蒼穹丸、美空は自らの刀を擬態化をさせてから護法五神を呼んだ。小波は斬り逃したのをしっかりと斬るというより闇討ちに近いかな。
「美空に小波、前よりパワー上がっているじゃねえか」
「当たり前よ。アグニにオーフィスにどれだけ死にかけたか、もう数えた事ないわよ。一真の妹たちは前から会ってたみたいだけど」
「まあな。それより火力を集中させるから、俺が放ったら一気に行け!」
『了解!』
と言ってから俺の神滅具の力により一気にパワーが増大したあとからの、魔力を集めてから放った。
『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost』
『explosion』
「喰らえ、ドラゴンブラスター極!」
魔力を殴ったら極太ビームを放ちゲート内にいる奴らごと葬った。あとは外にいる奴らだけだったが、もうすでに深雪を先頭に次々と殲滅をしていく。そして最後の一匹を片づけてから、俺はある言葉を放った。
『闇より暗き深淵より出でし―其は、科学の光が落とす影!』
禁手しているが、今はこの言葉を言うと俺の中に眠る黒鐵の力が発動できる。手から重力球を最大限まで留めてからの魔法陣を十枚並んでから撃った。魔法陣から魔法陣に当たると同時にパワーが上がる。そして最後の魔法陣に当たってからゲートの方に入り光出したが、今回は赤龍帝の倍加のお陰で何とかなった。そしてゲートがしまりさっきまで広がった壁が元に戻りロックされていた扉が開いた。
「ふう、全くこんなところにまで出るとはな。月中基地本部にいる真由美たちが教えてくれたためかもな」
と言いながら禁手化を解除してから、俺は愛紗たちの方に行った。蒼太たちも緊張感を解除してホッとしているが、ここにいる会長たちは不思議でいっぱいだった。会長たちの放った魔法には一切効かないのに対して俺らの武器や魔力を放ったら倒せたのだから。
「一真君、先ほどの戦闘にその武器、詳しく聞かせてくれないかしら?はんぞーくんや私、それに摩利が放った魔法が効かなかった理由についても」
「そうですね。ですが、こいつらはそろそろ元の場所に戻らないといけませんので。ということで愛紗たち、今回はご苦労さん。というか次元転送装置のお陰かな」
「はっ。我らはご主人様がどこの外史にいようともお助けに参ります。それに今回のワープはご主人様を座標としてのこと。とそろそろ拠点に戻ります。では失礼します」
と言ったあとに俺はとりあえずこの部屋の片づけを行った。というより時間を操り、ドウターが来る前のときに戻しただけだった。それが会長にとっては摩訶不思議だったが話は生徒会室でと言ってから俺らは生徒会室に戻った。一応見てしまった副会長も連れてな。
ページ上へ戻る