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魔法科高校~黒衣の人間主神~

作者:黒鐡
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原作前
  新たな外史へ出陣

戦国†恋姫の世界から戻って約一ヶ月が経過した。俺がいた外史は物語の終幕として、ドウターが大量に送り込まれて消滅してしまった。だけど保護者達は、ちゃんと保護をして今は本家にて現代の暮らし方を桃香達に教わっている。

久遠達には、俺達がいた時代からの歴史を史実で教えた。それとエーリカも無事に保護をしたが、何らかの形で明智十兵衛の鎖を解き放ち、ルイス・エーリカ・フロイスとして生きる事となった。俺達が帰還後、ブラック・シャーク隊はまず拠点の国連軍基地に戻った。

報告書をデータ化してから司令に渡してから、働いた分の給料を纏めて渡した。今回は長期的だったし、弾も何万発撃ったのやら。残りは俺の報告書を纏めて提出し、少しだけ休暇を楽しんだ。と言ってもほとんどアグニ達と一緒に過ごしたり、情事もしたり一緒に鍛錬もしたりして、深雪と一緒に色んな場所へ旅行に行った。

深雪とはほとんど外には行っていないと聞いたんで、俺と奏に優斗と深雪の家族旅行で行ったからとても楽しかった。トレミー3番艦を元の大きさに戻したが、また大きくするかもしれないので施設のデータ化。

俺の部屋に行っては、溜めていたモノをたっぷりと見ていた。現実世界でのアニメをな。あちらでは春らしいが、あるアニメを見ていたら俺の娘とそっくりなのがいた。なのでそれについて調べてから、ライトノベルを買ってから読んだ。

「へえ、これは中々面白そうだな。原作ブレイクしたいぜ」

読んでいる内に新たな外史が出来たらしいので、俺はその外史にあるライトノベルのデータを入れた。それは今読んでいるライトノベル作品で、それをwikiのデータと原作のデータを入れてから、新たな外史が完成した。そして深雪を正式に次元パトロール隊の隊員になった時だった。

「一真。新たな外史が誕生したみたいですね」

「ああ。今回は深雪にとっては初仕事になるのかもな」

「すると深雪を連れて行くつもり?なら深雪も連れてこないとね」

と言ってから奏は深雪を連れてきてくれたが、次行く外史の事を話したらこれは面白そうだの事で行く準備をしたのだった。奏と優斗の二人は、他の仕事で来れないがまた会える。トレミー3番艦では発進準備をしていたが、今回ラッセ達は連れて行かないと思ったが、今回も待機任務ばかりと伝えても行くとの事なので発進準備と共に支度をしていた。

イアンとビリーと言った整備士達も無論連れて行くが、今回はMSの役目は余り無いと伝えると今回は留守番だと言ったグラハム。まあ今回行く所はMSの活躍は少ないだろうし、いつもの隊員達を連れて行くからな。

ブラック・シャークは既にあちらの外史にいるので、こちらから連れていかなくともあちらで待ってるとな。そして出陣日となったが、トレミー3番艦の前には俺達の仲間も集まってくれた。すぐ会えると言ってからトレミー3番艦に乗った。久遠達はアグニや愛紗達が鍛えると言ってたし、何とかなるな。

「トレミー3番艦、発進!」

「トレミー。発進するです」

「宇宙まで上がってからゲート開放、座標固定、これから行く外史に向かう」

宇宙まで上がりゲートを開放をし、ゲートに入ると行く外史までは少し時間がかかる。ゲートから抜けると外史に到着したが、次々と外史と外史の間を通って行くと俺らが行く外史を発見した。

外史の中に入ると月中基地支部に入港。そして俺と深雪は空間切断で、国連軍日本支部に向かった。今は西暦2014年。物語が始まる半世紀前となり、建物内に入ると司令室に向かった。

「失礼します」

「おお。待ってたよ、織斑少将」

「ここでは少将なんだ」

「まあそういう事だ。その御嬢さんは確か君の娘さんだったよね?」

「ええ。今回は娘ではなく妹としてですが、深雪の登録をお願いします」

「なるほど。御嬢さん、名前を聞こうか」

「はい。織斑深雪と申しますが、兄共々よろしくお願いします」

「うむ。まあ拠点でも会っているけど、いいお嬢さんだという事かな。早速登録しておこう・・・・既に登録済みのようだから、恐らく拠点の国連軍で登録したのかな?少し待っててほしい、副長と君の部下を呼ぼう」

なるほど。深雪自身が、拠点の国連軍を訪れたようで俺に内緒だったと聞いた。しばらくすると、ノック音が聞こえたので入ってくる者達だが、その顔は見忘れない程の者達だ。

「司令。お呼びでございますか?」

「うむ。そこに座っている人物が呼んでいたのでな」

「織斑隊長!先程ぶりです。それと深雪さんも」

「さっきぶりだな。劉零に桜花、結衣、沙紀」

『さっきぶりです。隊長に深雪さん』

「今回は原作より半世紀前からスタートだ。ブラック・シャークの隊長に関して存在しているが、実名は出さないでほしい。それとお前らは不老不死になっているから、俺と深雪の関係はここでは兄と妹という関係だ。ま、半世紀後に住む家の中だけは父親だけどな」

「今回は長くなりそうですな。深雪嬢ちゃんの階級は中佐で、劉零副長は大佐となっている。他は少佐か中佐ばかりだ。まあ嬢ちゃんの扱いは桜花達と同じという事で構わないだろうか?」

「それで構いません。それにこれからの事に備えて訓練していくつもりですし、月中基地本部で色々と学びました。今回、次元パトロール隊では初仕事ではありますが、皆様色々とよろしくお願いします」

「いい嬢ちゃんじゃないか、織斑少将。妻の奏さんに似ましたな」

「まあな。ここだけの話だが、俺は創造神という事はもう知っていると思う、今回から深雪にも女神という設定枠が入った。これは俺である創造神と奏である悪魔と女神の血を引いているという事になるので、俺は神の力を使えるが深雪も使える。だが俺の許可無しだと使えない」

「なるほど。隊長の設定は知っていましたが、まさか深雪さんにもそういうのも入っているのですね」

「私達も拠点では妻ですが驚きです。私達も不老不死というオプションがついた訳ですか」

色々と話し合ったが、今回のブラック・シャークは無論独立部隊。半世紀後には普通なら老人になっているが、不老不死というオプションが付いたので、国連軍内部はブラック・シャークの事を極秘部隊として取り扱った。

もしスパイとか来てもすぐに分かるように、ブラック・シャーク隊の関係者全てに念話または脳量子波と不老不死のオプションを付けた。これは国連軍上層部にいる記憶共有者の者にも付けたので、これで半世紀後になってもすぐに行動が移せる。

今回ブラック・シャーク隊の人数は男女合わせて千人。男性五百人は主に現代兵器とMSパイロット、女性五百人は現代兵器とISの専用機持ちで、MSはジンクスⅣとブレイヴを量産機として創りだす。無論国連軍秘密地下ドッグで創るので、今回もブラック・シャーク隊だけの土地を貰えたから、東京ドーム二~三個分だ。

問題は時間だが、今回の物語は半世紀後の2095年からスタートする。それまでは、裏方みたいな感じなので、俺達が活躍する時まで地下ドッグで生活してもらう。ここで1日過ごすと地上では一年経つ計算となっているので、月中基地支部でも同じ事だ。

なお機体については、さっき言った量産機はジンクスⅣにブレイヴだが、ワンオフ機は部隊長機にしたいと考えている。少佐は量産機で中佐はワンオフ機にする予定となり、今回俺は少将で副長は大佐となり、深雪は中佐なので残りの隊員全員少佐となる。

男性がMSを乗る事になるが、優秀な女性隊員五名だけはMSに乗る。名はクィーンアメリアス。赤と金を基調とした女性的なフォルムが特徴なので、この機体だけは優秀な女性隊員に乗せる事となった。

国連軍の制服とバッチに手帳を貰った後、記憶共有者の上層部の人達に会った。今回の事やオプションも言った事で、信頼は出来る存在達となった。他の上層部に悟られないようにしたので、これで国連軍はOKなので次は蒼い翼の所に向かった。

車で深雪と共に行き、地下駐車場に車を置いてから会社がある建物の中に入った。建物自体が蒼い翼のモノだが、受付に行くと静かに一礼をした受付嬢。静かに案内されたのは、俺がいつも仕事している社長室。俺の代わりをしている青木副社長が椅子に座って、仕事の最中だったが俺が入ってきた事により仕事を中断した。

「これは織斑社長。先程振りとでも言いましょうか」

「青木。いつも俺の代わりをしてくれた事、感謝する」

「いえいえ。これが私の仕事ですよ。それでそちらの御嬢さんが社長の娘さんですか?」

「そういえば拠点に帰還後、挨拶させてなかったな。紹介するが俺の娘で織斑深雪と言う。深雪、コイツはこの会社の副社長をしている青木雄一郎と言う」

「初めまして。副社長の青木ですが、織斑社長が表立つまで私がこの会社の代理社長をしています。よろしくお願いします」

「こちらこそ。私は父の娘で織斑深雪と申します。今回の父は兄という設定になっております」

「なるほど。立ち話も何ですからこちらへどうぞ。織斑社長に深雪御嬢さん」

ソファーに座った後、秘書とも再開を果たした。拠点と記憶はリンクしているから、さっきぶりという感覚だ。あと深雪には社長令嬢と言う感じだそうで、やはりと言うかそう思った。物語がスタートするのは半世紀後だと伝えたら、既に知っていると聞かされた。オプションとして、不老不死と念話または脳量子波が追加された事については知らなかったとな。

現在2014年は、時系列的に日本でエレメンツの開発が行われる所だ。1999年に、狂信者集団の核兵器テロをある一人の超能力者が未然に阻止し『超能力』の研究が始まるという事は知っている。その研究資金もこちらが出していると聞かされた。

この会社は持株会社で、傘下会社は沢山ある。親会社である本社は東京のとある所だが、子会社は沢山だという事。傘下会社は銀行・保険・証券・商品その他金融系、食品系、化学系、石油系、重工業系、新聞・出版・広告系、情報・通信・放送系、小売・外食系、エンタテインメント系、運輸・交通・旅行系、建設・不動産系、その他。それを全部纏めているのが、大企業蒼い翼で本丸という訳だ。

「なるほど。今回はかなり忙しくなりそうですな」

「ああ。今の内に食料を保存しといた方がいいかもしれんが、十年後か十五年後には地球の急激な寒冷化で、世界の食糧事情の大幅悪化すると聞いている」

「早速手配しましょうが大丈夫です。各部門の傘下は私達と同じ記憶共有者であり、今回のオプションも付いてると思います」

「なら安心だな。だが俺が社長をやっているというのは、伏せておいた方がいいな。それとお前もな。特に名前と年齢について」

「それについても問題はありません。名前については大丈夫ですし、年齢もかと。それにこの会社にいる者達と傘下会社の者達もですが、名前と年齢を変えると思われます。織斑社長はどこで生活する予定ですか?」

「俺と深雪は動く時が来るまで、月中基地支部にいる。あそこで生活するとあちらでは一日経つとこちらでは一年経つ事になるからだ」

「なるほど。そちらは時間は短くなりますが、こちらは長くなるという感じですか」

「それについても問題はないぞ。この会社内と各傘下会社内にいると、時間が早まる事になるから会社内で八時間仕事をすると、外では一週間経つ事になる。あくまで内職者限定になる」

「お父様は何でも出来るのですね」

「深雪も分かっていると思うが、それと俺の仕事場所は月中基地支部で行う。主に報告書とかだが、サインは筆記データを入れてあるから問題はない。あとはそちらで任せる事になる」

「分かりました。社長が表立つまで私がやっておきますので、お任せ下さい。深雪さんの存在は、社長令嬢という感じでよろしいですね?」

「はい。ちなみに今の姿はこの外史のあるキャラらしいのですが、本当の私はこのような姿です」

と言って深雪は本来の姿に戻った。黒髪で奏と瓜二つと言う感じだが、ついでに俺も本来の姿に戻ったけどな。記念として、本来の俺と深雪と青木と一緒に写真を撮った。もう一枚、この外史での姿になってからもう一度写真を撮った。

俺はメールで全社員に全傘下会社に先程話した事をメールで送信した。もちろんこれは個人でしか見れない様にした。約一時間が経った頃には、全社員に全傘下株式会社から委細承知したという返事が来たので、これで準備は完了。

という訳で俺と深雪は、ここを去り月中基地支部に戻った。今から備える為、鍛錬や深雪専用のISを開発する為にな。ちなみにMS開発は国連軍秘密地下ドッグで開発されるが、ISはこちらで開発を行う事にしたので、俺と深雪のMSとかの整備も月中基地支部でやる事になった。 
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