超次元ゲイム ネプテューヌ ~異世界へ行くことになった~
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第8話 やっとこさの宝玉探し
あのアホみたいな騒動の後、俺達は、宝玉を手に入れるためにバーチャルフォレストへ戻ってきた。そして、エンシェントドラゴンがいる最奥地に向かっている。
「いやぁ、それにしてもヤケにモンスターが少ない気がするのだが・・・」
「そうだな。何か悪いことの予兆じゃねければいいけど」
本当にモンスターが少ない、森に入ってから1時間がたち、もう少しで最奥地にたどり着くというのに、まだ5回しかモンスターと戦っていないのだ。
<<グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!>>
「おっと、考え事をしてる場合じゃないみたいだな。エンシェントドラゴンのお出ましだ」
「そうだな、エンシェントドラゴンが1体、2体、3・・・・って。ええええええええええええええええええええ!!!あれ50はいるぞ!!!!!!!??????」
どういうこっちゃあああああああああああああ!なんか最近はおかしなことばかり起こるぞ!ていうか、考え事をしている場合じゃなかった!
「みんな!とりあえず、逃げながら戦うぞ!流石に俺と零でも、あの数に正面突破は無理だ!」
「そうね。とりあえず逃げましょう!」
「で、でも戦うっていってもどうすればいいんですか!?」
「とりあえず、今使える一番強い範囲魔法をアイツらにぶつけろ!!」
「わかりました!パープルストーム!」
そうネプギアが唱えると、紫の風の斬撃がエンシェントドラゴンのうろこを切り裂く。
「俺もいくぜ!メテオファイア!」
今度は零がそう唱えると、零の掌から隕石のような炎の球が何発も発射され、エンシェントドラゴンの身を焼いていく。
「喰らえ!トドメだ!ウィンドカッターーー!!!!!」
最後に真也がそう唱え、緑色に光った腕を横になぎ払うと、その腕から、風の斬撃が飛んで行き、、すべてのエンシェントドラゴンを真っ二つにした。そして、エンシェントドラゴンは光となって消えた。
「ふー、終わったけどこれじゃあ宝玉が取れたか分からねえや。」
「そんなこともないみたいだぞ、ほら・・・」
零に言われたので上を見上げてみると、大量の宝玉が空から降ってきている。
「まぁ1個だけで十分だけどな。」
「そうだな。よしこれでおkだ。」
零が宝玉を手に取った瞬間、その他の全てが全部パリンと言う音とともに何者かによって、破壊された。
「フッハッハッハ。女神候補生よ、お前は、こんなところで、ノウノウとモンスター退治をしているのか?お笑い虫だな!」
「あ、あなたは!!マジック・ザ・ハード!?」
「なに!?マジックってこの前、お前が話してたお前らの姉ちゃん達を1撃で倒したって言う・・・」
「め、女神達をい、1撃で!?」
零が、驚くのも無理はない、女神と言えばこの世界で最強なのだ。その最強の4人を同時に相手し、しかも、1撃で倒してしまったというのだから。
「とりあえず、行くぞ!ネプギア!零!」
「う、うぅ怖い・・・・戦えないよぉ・・・」
「ネ、ネプギア!どうしたんだよ!おい!」
「ネプギアのことはコンパと私に任せて!」
「ッチ!行くぞ零!」
「おう!」
「うおおおおおおおお!紅蓮斬!」
炎の斬撃をマジックに叩き込むが、すぐに防がれてしまう。
「喰らえええええええええええええええええ!!裂傷鋼翼拳!」
零が鋼よりも硬い鋼に腕を変えマジックを殴ろうとするが、全て、片手だけでふさがれてしまう。
「クソ!」
「今度はこっちから行くぞ!ソレ!ソレ!ソレエエエエエエエ!」
マジックが大鎌で真也たちを切り裂いていく。
「グハ!ガハ!ゴファ!」
「グア!ウエ!ガハァ!」
真也と零の二人が大鎌でズタズタにされた揚句蹴り飛ばされ、気を失ってしまった。
「零!真也!」
「ギアちゃんしっかりするです~!零さんと真也さんがやられちゃったです~!」
「人間とは脆い!脆すぎる!!フハハハハハ!」
ここから、物語は最悪な展開へと進む。最後に残るのは、光か闇か。それはまだ誰にも分からない。
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