超次元ゲイム ネプテューヌ ~異世界へ行くことになった~
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第3話 運命なのか!?
俺は今、ギルドにいて、モンスターを狩った後の休憩をしているところだ。
「はい、真也ちゃん、これ報酬ね、カードに振り込んどいたわ。」
「ありがとうイワさん。」
このイワという人は、男であり女である。早い話オカマだ。
「なんか、今すっごい失礼こと言わなかった?」
「い、いってません!」
な、なんだ奴は!読心術でもできるのか!?
「それはそうと、真也ちゃん、女神候補生のネプギアちゃんがあんたのことを探してたけどなにかやったの?」
「あぁ、この前バーチャルフォレストで助けてやっただけだ。」
「まぁ!そうなの。」
「あぁ。そだよ。」
「あ!!!!!!!!」
俺とイワさんが話していると、ギルドの入口からネプギアさんが入ってきた。
「あ、ネプギアだ。」
「タイミングバッチグーね。」
「イワさんじゃないですか!それに真也さんも!探してたんですよ真也さん!」
「なんで俺を探してたんだ?」
「いや、だってとても強かったじゃないですか。それで旅に同行してもらおうかと。」
「まぁいいけど。俺の要求する対価を言うぜ。」
「ちょっと真也ちゃんそれはだめでしょ!」
「えぇ、私お金あまりなくて。」
「チッチッチ。金じゃねえよ、俺が要求するのは信頼できる仲間だ。」
「そ、それならもうそろってます!」
「そうか、じゃあ交渉成立だな!」
「はい!」
「て、ことでイワさん、ちょっと女神候補生さんのお手伝いでもしてくるわ。」
「でも、あの部屋はどうするの?」
「あぁ空き部屋にしといてくれてかまわないよ。」
「わかったわ。くれぐれもアナタたち死なないようにね。」
「不吉なこと言ってくれるねえ。じゃあいってきます。」
俺はその一声とともに、ギルドから出発した。
「んで、ネプギアこれからどうするんだ?」
「えぇとそうですね。まず教会についてきてください。」
「うい。」
「でかいな~教会。」
「こっちへついてきてください。」
「それにしても内装まですげえな。」
俺が内装や、外装に感嘆していると、奥から本に乗った小さな妖精みたいな子が飛んできた。
「ようこそいらっしゃいました真也さん。」
「ん?ネプギアこのちっちゃい妖精みたいな子、誰?」
「この人はここプラネテューヌの教会の史書です。」
「はじめまして、真也さん私はイストワールと申します。ネプギアさんたちを助けていただいてありがとうございました。」
「いえいえ。どういたしまして。」
「では、こちらへ。」
「と、いうことです分かりましたか?」
「はい、わかりました。」
俺は今、この世界の事情と、ゲイムキャラ、モンスターのことなどについて聞いていた。
ちなみに、あのスライ○のようなやつは、スライヌとか言うらしい。うん、スライムじゃなくてよかった!
「ところで、バーチャルフォレストで連れてきた、ゲイムキャラさんは今どちらに?」
「今は、シェアクリスタルの間にいます。そういえば、ゲイムキャラさんがあなたと話がしたいと・・・。」
「わかりました。では、話に行ってみます。」
シェアクリスタルの間は、中央の大座で、女神の力の源となる、シェアの多さを表している。この3年間女神たちが犯罪組織に敗れ、3年もとらわれているという、そのため、シェアクリスタルはすこし、小さくなってしまったらしい。でも、とても暖かくて、何か苦しい感じがする。
「真也さん、きましたか。」
「はい、はじめまして剣崎 真也と申します。」
「それにしてもゲイムキャラさんは、ディスクなんですね。」
「はい。この姿に理由があるなら、私たちはソフトで、女神たちがハードというところでしょうか。」
「女神がハード?」
「そうです。女神たちは私たちの力を吸収して強くなったりもできます。」
「じゃあネプギアも?」
「はい。」
このゲイムキャラさんたちは今の女神、つまり、ネプギアたち女神候補生の姉たちにより生み出されたらしい。ようするに、女神の代わりだろう。
「ところで真也さん、少し私に触れてみてください。」
「あ、はい。ええとこうですか?」
バチッ!!!!!
「ウガッ!!!イッテエエエエエエエエエエ!」
「やはり・・・。」
「ど、どういうことですかこれは・・・。」
「真也さんアナタこの部屋に入ってきたとき、苦しいと思いませんでしたか?」
「思いました・・・。」
「簡潔にいいましょう。あなたの魔力は犯罪神のそれと似ている。」
「え・・・・えええええええええええええ!」
俺は知らなかった。今こうしてる間にも、影で動く者がいたとは・・・
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